私が昨年の初めまで勤務していた会社は、社長一人、スタッフ一人の小さな会社でした。社長は、時々、友人と食事をしていました。そのときが、私の気分転換の時間。大急ぎで本屋へ。そこで『美しい着物』『着物サロン』を見るのです。
この本に出ている着物を買う気はありません。見て楽しむものとして読んでいました。その他の着物の本はさほどおいてありません。けっこう大きな本屋でしたが。
本当は休み時間は1時間とっていいのですけど、社長と一緒に食事をすると、帰ってきてすぐに仕事になってしまうのです。何度もはっきりいって休み時間をもらおうと思ったのですが、できませんでした。スタッフ仲間がいれば、一緒に食事をしたり、時には愚痴を言ったりできたんでしょうけれど・・・。
でも、趣味として着物があったのは本当に救いでした。着物の本を見ているだけで癒されました。
土曜日は着付け学院に通っていました。最初は毎週でしたが、上にあがると、月に2回くらいでした。夫の親の遠距離介護があったので、着付け教室がない日は夫の実家でした。この大きな学院のやり方(授業料のほかに、免許をとる代金、免許料)には反対でしたが、変えて1からやり直す勇気がなく、ずるずると続けました。
続いたのは、着物が好きだったこと、先生の着物姿をみるのが楽しかったこと、仕事と全然違う世界だったことです。
今は昨年入院して仕事をやめたので、着物を趣味としてきてよかったと思います。もちろん、この年から新しいものに挑戦できなくはないですが、着物を趣味として楽しみ、新しい友人にも恵まれ、人生を豊かにしてくれます。 着物を楽しんでいるのはほとんど私より若い方です。若い方の「気」をいただき、こちらまで若返りしそう・・・。
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