炎夢様ょりvv


夏のおわりに

「あち・・・」
9月に入ったというのに、まだまだ暑い。
じりじりとした太陽は、容赦なく照り付けてきて宍戸はげんなりと空を見上げた。

あまり夏は好きじゃない。

テニスをしていても、汗を掻きすぎるため疲れが早かったり。
汗でグリップが滑りやすくなったり。

早く涼しくなんねぇかな。

そんなことを思いながら、テニスシューズから履き替えた靴の紐を結んでいた宍戸の背中に、何者かが突然抱きついてきた。

「し・し・ど・さんv」
「・・・長太郎・・・」

自分にこんな態度を取ってくるのは、ココでは一人しかいない。
振り返りもせずに呟いた名前の主、氷帝テニス部の後輩、鳳長太郎は宍戸の顔を覗き込んできた。

「暑いのに纏わりつくんじゃねーよ」

うぜぇ、と冷たく言っても動じる気配はない。
まぁそんなことでいちいち傷つくような奴だったら、自分の傍にいることなんて出来ないだろう。

「はい、これ」

差し出されたのは冷たいコカ・コーラ。

「気が効くじゃねーか」
「そりゃいっつも宍戸さんのことばっか考えてますからねvv」

ニコニコと笑って言う長太郎に、宍戸は頭をかきむしった。

なんでこいつはこう直球なんだかな!!

言われてるこっちの方が恥ずかしくなるなんて、こいつは考えてないんだろう。
爽やかな笑顔が、なんだかムカつく。

なのに。

恥ずかしいのに嫌じゃないなんて、激ダサい。

「・・・お前って夏みてぇな奴・・・」
「どういうことですか?」
「・・・・暑苦しくってウゼェ。」
「うわ、ヒドイっすよそれ。」

にこやかな顔をしかめる後輩の、アッシュ色の頭を軽く小突いて宍戸は笑った。
「ほら、帰るぞ、長太郎」
「待ってください、ししどさ~~ん」

犬のように追いかけてくる長太郎に小さく。
小さく、呟いた。
「・・・まぁ前ほど夏は嫌いじゃねぇけどよ」
「え?なんか言いました?」

それは、後輩の耳には届かなかったらしい。

聞かせるつもりなんて更々ないのだけれど。
「なんでもねぇよ。ってかこれ開けろ」
「はいはい・・・ってうわっ!!」
コーラのプルトックを開けた瞬間、吹き出した液体に長太郎が叫ぶ。
「ヒッデ~、宍戸さん!!振ったでしょ!!」
「激ダッセ。」

笑いながら、学校を後にした。
まだまだ暑い日が続いている。
それでも太陽はだんだんと優しくなってきていて。

夏はもう、終わろうとしていた。

おわり

書いちゃいました!!炎夢初のトリシシです!!(笑)
実際この話が頭の中にあったのは8月下旬のまだまだ暑い暑い日だったんですが、あまりの忙しさにズルズル~~ともう9月中旬。やべぇ!!季節感ねぇじゃん!!って感じで申し訳ありません~~。
氷帝・・・初めからそんなに興味があったわけではなくって(笑)とあるサークルさんの鳳宍の同人誌を絵だけに惚れて買ったところからはまりました(爆)
チョタいいよ!!へたれ攻め万歳!!
変なトリシシですが、シンタン☆様に捧げますvv



きゃぁ~~vv 炎夢ちゃん!ありがとうっっ☆vv(激嬉)
すっごぃウレC→なりっ!!!vv
だってさ!ねぇ!!?初めてなのっ?!コレで!!?初めてなのかっっ!!?(をぃ)
後輩攻めってイィよね☆vvってか宍戸さんってかっこよくてカワE~よね☆vv(黙れ)
そんなチョタが好きなのさっvv(ぇ)
ステキなチョタシシをぁりがとうっっ!!!vv



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