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2004年12月16日
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カテゴリ: コラム
文部科学省は、昨今の児童・生徒の学力低下を受けて、標準授業時間の見直しを検討することになった。
『文科省「ゆとり」転換、授業時間増を検討』(読売新聞)→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000001-yom-soci

まあ、ある意味仕方のないことかもしれない。しかし、かといって、ただ授業時間を増やすだけで、単なる知識の詰め込みになってしまえば、また「落ちこぼれ」を生んでしまうことになりかねない。私たちが望む教育とはどのようなものであるべきか?

私は、それは「 心の ゆとり教育」であると思う。子供たち一人ひとりが、学校の勉強に対して心に余裕が持てるということ、つまり勉強が楽しいと思える教育にしていかなければだめだということだ。学力低下とみな騒いではいるが、学力というのは、学習意欲があってこそはじめて身につくものではないだろうか。 時間を増やすのはいいが、中身が濃いものにならないと意味がない。

今年の流行語である「NEET(ニート)」、学校に行かない、仕事しない、職業訓練もしない若者が増えている。その要因の一つに、自分自身に存在価値を見出せないというのがあると聞く。彼らは、自分のことを認めてくれたことがあまりないのではなかろうか。つまり、「褒められた」経験がないのではと思うのだ。私は、一人ひとりそれぞれ個性をもっていると信じて疑わない。だが、その個性を周りの人間が認めてくれなければ、どんなに素晴らしくても殺してしまうことになりかねない。それこそ学力低下よりも悲しい話ではないだろうか。

ましてや、今は能力主義の時代。今まで以上に「自分」というものを問われる時代になってしまった。教育もまた、それに合わせたものにしていかなくてはならないと思う。基礎学力をつけるのも必要だが、習熟度別授業などといった子供たちの個性を最大限発揮できるような教育環境を整えていくべ
きではなかろうか・・・。

みなさんはどうお思いでしょうか?

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最終更新日  2004年12月16日 10時26分41秒
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Re:「ゆとり」教育見直しについて思う(12/16)  
ポコタ さん
ライター講座同期のポコタです。
現役先生として一言。
今の現場にゆとりがありません。
授業以外にも行事が多く、活動的な授業を求められていますので。
教師も心のゆとりがあまりもてませんので、子どもたちもせかせかさせられているのだろうなと感じつつ反省させられる日々です。
そもそも、みんな「結果」を求めすぎています。
子どもたちも結局「答」を知りたがるし、成績を気にします。
そうではなく、その答にいたる考えや過程が重なかなか重視されません。
どれだけ、「なぜそうなの?考えよう」といったところで、面倒くさい、誰かが答えるだろう。
そんな風潮があります。
スポーツにしても試合の結果重視のところが多いですね。
練習の楽しさや動くことの面白さって忘れがちになっているように思います。
それぐらい保護者は入れ込んでいますよ。
結局、この結果主義が「見える学力」を重視していて、「100ます計算」が流行る原因なんだと思います。
そこには読解力といった文章とじっくりかかわることは求めらられていないのだと感じてしまいます。
ちなみに、習熟度別については疑問です。
どれだけ言葉を尽くしたところで、子どもたちは能力別だと思ってしまいます。
がんばりコースなんて「アホ」と思い、自尊心を低下させる結果になるという議論もありますよ。
子どもたちの個性を発揮する場の究極は教師がいないことだと考えてしまいます。 (2004年12月17日 01時30分19秒)

Re[1]:「ゆとり」教育見直しについて思う(12/16)  
ポコタさんへ

お返事ありがとうございます。
難しいものですね、教育問題というものは。正直、現場を知らない人間が、こんなこと書いてよかったのかどうか・・・。(第一、ブログにこんな雑感はあまり書かないもので・・・)

「結果」ばかりを求めて、「過程」を忘れていないかということ。一理あります。「過程」にこそ、勉強することの大切さ、楽しみがこめられているはずなのに・・。 (2004年12月17日 02時59分08秒)

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