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北京は5月というのに7時半頃まで明るく、
仕事が終わって会社の人と街に繰り出してもまだ外は明るかったです。
向かった先は天安門広場のすぐそば、
観光客の間でも有名な 『王府井』。
元の由来は明の時代に皇族の屋敷と井戸があったことによるそうで、
今も井戸のあった場所にはマンホールの記念碑があります。
ただ今はそんな由来よりも、
ショッピング、食事を楽しむ場所といったところでしょうか。
同僚と向かった先は、
王府井の歩行者天国内の一角にある屋台街です。
屋台街といっても、
多くの大都市の屋台街同様に、
綺麗に管理・監督・整備された屋台街です。
もちろん屋台では外国人も安心して、
注文・買い物ができるわけですが、
何とも味気ない印象を持つ人も少なくないのではないでしょうか・・・
それでも、蘇州ではなかなか見られないものが並んでいると、
やはり管理・監督された屋台街でも目は楽しめるもの。
他の同僚と一緒だったので自分のペースでは見られませんでしたが、
この屋台街は初めての場所だったので、
首は一生懸命右へ左へ大忙しです。
最初に目に入ったのが・・・
果物を水飴でコーティング
した、
中国ではかなりポピュラーなおやつです。
蘇州でもよく見かけますが、
元は北京の特産品だとのこと、初めて知りました。
一番オーソドックスなのはサンザシ、
それから人気どころではイチゴやブドウ、
なかにはキウイやミニトマトなどのミックスも。
1本5RMB(70円)
ですから、
若干高めの観光地値段でしょうか。
個人的にはイチゴが好きですが、
購入するときにはよく注意して買う必要があるかなと。
ホコリまみれだったり、果物が傷んでいたりすることもありますので・・・
続いて目に入ったのが、串焼き屋さん。
何店もあって、競争がかなり激しそうです。
羊肉串が1本5RMB(70円)
ですから、
やはり高めのお値段。
それでも、雰囲気を楽しみながら食べ歩きができるわけですから、
話の種には良いかもしれません。
そして、数ある串焼き屋さんのどの店でも一番目に付いたのが…
『サソリ』
です・・・
それも、このサソリ、 まだご健在。
振動を与えると、
串に整然と並んだサソリ達が一斉に足をばたつかせ始めます
それはそれで、結構えぐいです。
サソリは 1本20RMB(300円)
ということですから、
結構なお値段です。
今回は日本からの同僚が「話の種に・・・」と食べていました。
自分も一度蘇州で食べたことがありますが、
カラッと揚がっているので、
要はサクサク・カリカリなわけでして、
見た目の割りに意外と普通です。
むしろ自分が無理だなぁ、と思うのは・・・
この芋虫のような物体。
よくゲテモノ屋台で見かけますが、
「幼虫→噛む→プニュ」
ってなりそうで・・・
さすがに無理です。
今回初めて知ったのですが、
この芋虫のような・・・
蝉の幼虫のような・・・
この物体、『蚕』だそうです。
他にも、
タツノオトシゴ、バッタ、ヒトデなど、
ある意味では、ゲテモノ屋台では定番のメニューが店頭で、
羊肉などよりも幅を利かせて陳列されています。
そんな中で、初めて見たのが、上の写真の物体。
トカゲ(?)
でしょうか。
日本料理屋で出される『ホッケの一夜干し』のように、
綺麗に身は開かれ、干上がってます・・・
こちらはどのように食べるのか・・・
揚げるのでしょうか?
いずれにせよ、言うほど肉は無いのに見事に干上がってますから、
「噛めば噛むほど・・・」というタイプの珍味なのでしょうか。
他にも、初めて見かけたのが、雀。
高校の修学旅行時に京都で雀を食しましたが、
こちらは見事に身ぐるみ剥がされてまして・・・
それはそれは嘆かわしい格好でした。
というわけで、ゲテモノがいっぱいの北京は王府井の屋台街。
結局自分は何も買いませんでしたが、
通り過ぎるだけでも、
「話の種に・・・」楽しめるかもしれません。
今日は中国では『児童節』だそうです。
といっても、我が家では特に何も無いのですが・・・
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