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バックパッカーの旅Ⅰ(東京~アテネ)
トルコ・ボーダー
とうとう、通過するだけのイランになってしまった。
本当はもっとゆっくりしたいのだが、ギリシャのアテネまで時間がない。
十月中旬までには到着しなければならないからだ。
東京を7月25日に出発して、三ヶ月でギリシャまで行かなければならない。
そう思うと、ゆっくりとはしていられない。
前半で・・・・のんびりし過ぎたかな。
イランという国をバスで横断したと言うのに、テヘランのセファー・Sqしか頭に残っていないと言う事態に陥ってしまった。
バスは、相変わらず80~90Kmで快調に走っている。
バスの中で、眠ってしまっていたようだ。
目を覚ますと、外は快晴。
青空が続いている。
運ちゃんも気持ちいいのか、からだを揺すりながらハンドルを握っている。
日本と違い、制服・制帽のきちんとした身なりと違い、ジーンズ姿の何処かのアルバイトのお兄さんかと見間違う若者が運転している。
力任せにアクセルを踏み込み、力任せにハンドルを大きくきりながら快走する。
ちょっとした暴走族に命を預けているのだ。
おかげでハプニングが待っていた。
今まで快調に突っ走っていたバスが、急に停まったのだ。
まさかこんな所で、休憩でもあるまいのにと思っていたら、若い運ちゃんがバスを道の路肩に停めると、バスを降り後方に停まった、トラックの運ちゃんと、なんと喧嘩を始めたではないか。
バスに乗っていた現地の人達も数人、大声で怒鳴ったり、バスを降りて運ちゃんに加勢をするのだ。
これには、眠りから目覚めたばかりの俺もビックリ。
日本でこんな事があったら、新聞やTVにデカデカとニュースになり、会社から怒られるのだろうが、この国ではこんな事が日常茶飯事な事だし、喧嘩だけで殺人にまでは発展しないとか。
(あ~~あ、勝手にやってくれ。)
俺達旅行者に取っては、こういうハプニングの時が、トイレタイムなのだ。
喧嘩を横目に、バスの横で数人が立ち小便。
何とも愉快な事ではないか。
バスは休憩の為に停まる必要がない。
こういうトラブルが、休憩時間なのだ。
*
30分ぐらい停まっていただろうか。
やっとの事で喧嘩が収まり、バスが走り出したのもつかの間、今度は運ちゃんの意思で止まったのではなく、停められてしまったのだ。
運ちゃん「何だよ!なんかようかい?」
ポリス 「免許証は?」
運ちゃんがバスを降り、ポリスに食って掛かっている。
運ちゃん「スピードの出し過ぎだって・・・?そんな事あるかよ!」
ポリス 「じゃあ、タコメーターを見せてみろ!」
運ちゃん「わかったよ!見せりゃあ・・いいんだろ。チェッ!」
このポリス、なかなか格好良い。
白い帽子に、白い制服。
そして、腰にはずっしり重そうな銃が、ホルダーに収められていて、外からゲキ徹が見えるのにはしびれてしまった。
何とも、強そうなポリスだ。
結局運ちゃん、違反チケットを切られて、頭が切れそうな雰囲気である。
バスのパンクで停まる事が無くなったと思ったら、運ちゃんの荒っぽい運転で、二度も止められる事になるとは・・・・?!
*
舗装された道は、左右に曲がりくねりながら、真っ直ぐ西に伸びている。
大きなトラックが、バスが唸りを上げながら走る様は、何とも豪快だ。
小さな町を出ると、なだらかな丘陵地が続いたかと思うと、ゴツゴツした岩肌、そして広大な平原が続く。
途中見ることのできる、小さな街並みは、アフガンで見た街並みと少しも変わらない。
何度か、「ハイウエイ・ポリス」と書かれた建物でチェックを受けながら又、ガソリンスタンドに立ち寄りながら、バスは快調に走る。
今何時なのか、全く気にならない。
いつ到着するのかも、全く気にならない。
とにかく、間違いなくトルコに向かってバスは走っている。
待ちどうしいのはただ一つ、イランとトルコにあるボーダー。
ボーダーの免税店だ。
(ボーダーに着いたら、タバコを買って、ウイスキーを買って・・・・。)
この夢が無残にも破られるとは知らずに・・・・。
*
バスは土の地肌が見える、高い山に向かって走っている。
あの山の向こうが国境なのかも知れない。
なだらかな山の斜面をバスが登り始めると、待ちに待ったボーダーらしき所に到着した。
建物の前には、何十台と言う車がひしめき合っている。
そして、その建物の周りには、国境越えの手続きを待っている人達だろうか、のんびりと歩き回っているのが見える。
ここから、さっき見えていた山頂を見ると、イランの国旗と建物が見えた。
もうすぐそこが、トルコとの国境なのだろう。
バスを広場に停めると、運転手が一人で建物の中に入っていった。
我々はバスの中から、何が始まるのか息を潜めてジッと周りを見渡した。
どうやら、ここがイラン・ボーダーで、山頂に見える建物がトルコ・ボーダーなのかも知れない。
建物の中に入っていた、バスの運転手が戻ってきて、何事もなかったかのように、バスは山頂に向かって走り始めた。
途中、バスの中で、助手がパスポートを集め出した。
バスはすぐ山頂に着いた。
荷物が降ろされ、乗客たちもバスから降ろされる。
本当に草木一本も生えていない、山の頂きに一軒の建物が、ポツンと建っているだけで、他には何もないが、ここから眺める景色は格別に美しい。
下を見ると、今までバスが登ってきた、一本の道筋が細く蛇行しながら延びているのが分る。
あの道を、我々を乗せたバスが駆け上がってきたのだと思うと、感無量だ。
(ここに、雪が積もれば、良いスキー場になるのになー!)
我々は、荷物を受け取ると、カスタムの事務所らしき建物の中に誘導された。
実に汚い、何もない倉庫のような建物だ。
30分ほど待ったところで、渡しておいたパスポートが戻されてきた。
荷物の検査もなく、出国手続き及び入国手続きの済んだことを示す、スタンプが押されているにもかかわらず、同じバスに乗って来た連中達が、何かをジッと待っているようだ。
警備兵らしい制服を着た、トルコ人が三四人、歩き回っているのが見える。
俺達を完全に無視している。
(どうなってるんだろうな・・・。)
部屋の中は、暗くて狭い。
何か匂って来るような、汚い所だ。
隣の部屋へ呼ばれて、イエローカードを見せてから、部屋へ入った。
部屋の真ん中に、大きな机が二列に並べられている。
床を見ると、タイルがほとんど剥がれてしまっていて、剥がされたタイルの残骸が、そのまま放置されている。
部屋の中を歩く度に、タイルの残骸を踏みつけた音が、ガシャ!ガシャ!と音を立てるのだ。
窓ガラスは、派手に割られていて、壁は壊れたまま。
まるで、ここは廃墟だ。
こんな部屋で、長いこと待たされることになった。
どれほどの時間が流れただろう。
実に長い時間が過ぎていったように思う。
机の上に、荷物を放り出し、壁に背を持たせかけて、何かが始まるのをジッと待っている。
だんだん、イライラしてきた。
黒の皮ジヤンに黒のブーツを履いた男が、目の前を通った。
ドイツ人か。
カスタムの係官に何かを言われたのか。
若い毛唐の若い女が、涙を浮かべながら、悔しそうに連れの男の胸を何度も叩いている。
髭をたくわえた係官が、イスに座り後からやってきた、ターバンを巻いた、貧しい身なりをした現地の人の荷物を調べ始めた。
行商の人のようだ。
我々は完全に無視されたように、いつまでも待たされたまま。
二時間はたっただろうか。
時計が壊れたまま、動こうとしない。
まるで、ブラックホールに入ったようだ。
そんな時、横にいた一人の毛唐が、何気なく係官の一人に話し掛けた。
そうすると、”あんた達、何でここにいるの!”って言うように、口が開いた。
係官「出ても良いよ!」
そう、たった一言。
そう言った。
我々は一体、何を待っていたのだろうか。
なんで、待っていたのか。
何を待っていたのか。
わからないまま、呆然としている自分がいる。
*
落ち着きを取り戻し、やっとの思いで建物の外へ出る。
気を取り戻して、早速免税店を覗くが、閉まっている。
「FREE TAX」と書かれているが、閉まっている。
残念がっていると、キャンピング・カーが現れたかと思うと、免税品を売り始めたではないか。
早速、建物の中に戻り、粗末なBank(両替所と言った方が良いのかな)で、50ドルをトルコ・リラに両替する事にした。
<レート>
一㌦≒16TL
大金持ちになった所で、早速喜び勇んで、キャンピング・カーの前へ並んだ。
(ビールが飲める。タバコが吸える。スリーファイブは、イスタンブールでいくらに売れるのかな。)
そんなことを考えながら、自分の順番が来るのをジッと待っている。
やっと、自分の順番が来た。
俺「アー、スリーファイブ、ワンカートン&ジョニ-ウオ-カー、ツウ。プリーズOK?」
パスポートを見せて、領収書も出来て、金をトルコ・リラで支払った。
金を見た免税店の親父が、ニコッと笑って一言。
親父「NO!」
俺 「何?売ってくれないの?」
親父「そうだ。」
俺 「WHY?」
親父「NO!OnlyD.M!」
なんと、ドイツ・マルクでないと、売れないと言うではないか。
俺 「US㌦、OK?」
親父「NO!」
なんと言う事か。
いくら、トルコではドイツマルクが強いと言っても、US㌦が通用しない店があるなんて・・・・初めての出来事だ。
(ショック・・・ショック!)
天を仰ぐ・・・・・っていう事は・・・このことか。
”テヘランのアミール・カビールホテルで、日本人旅行者から仕入れた情報には、そんな事一言も言ってなかったもんな。あいつら、本当にここのカスタムを通ったの?誰かの受け売りを、自分の情報のように喋りやがったのかな。”
そう嘆いても、もう遅い。
他の毛唐共は知っていたのか、免税品をごっそり買い込んでいるではないか。
俺は、指を咥えてみているしかなかった。
ここで初めて、トルコとドイツの関係(ドイツに出稼ぎに行く、トルコ人が非常に多く、ドイツとトルコは緊密な状態にある)、ヨーロッパにおけるドイツ・マルクの強さを思い知らされる結果となった。
免税店で買った、ビールを美味そうに飲んでいる毛唐たちを見ると、何ともやりきれない思いだ。
ビールの代わりに、水筒の水で乾いた喉を潤す。
惨めだ。
俺「あんたに分る!この俺の気持ちが!!!!」
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