Pumpkin Garden in the Sky

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ヨーロッパ旅行記20



少し遠出して、やはりガウディの建築物として有名な、
コロニア・グエル教会へ向かう。
少しややこしい交通機関だが、無事つく。

教会のくせに金を取られるが、国際学生証が威力を発揮。
イタリアではあまり威力を発揮しなかったが、
スペインでは結構威力を発揮してくれた!

いびつな曲線、というか、
昆虫の足の様な柱。
直線、という存在のない空間。
色とりどりの、花の模様のステンドグラスの窓。
人間工学を考えて作られたという、教会の椅子。

コロニア・グエル周辺は、とてものどかだった。

のどかだったのだ。

だが。


帰り道を歩き、このままモンセラットまで行ってみるか。
と考えていた時。
横を通った車が止まり、窓からおっさんが顔を出し、
「バルセロナ行くんだろ~!乗ってけよ!連れてってやる!」
と言ってきた。

やめときゃいいのに、乗ってみた。

おっさんは、バルセロナ郊外でトラックの運転手をしてるらしい。
辞書でめっちゃ調べながら、なんとか会話をする。
バルセロナは広いからね~。と言う。

確かに。

バルセロナ郊外で下ろされ、このバス停に来たバスに乗れよ~、と言われる。

そして、ヨーロッパ式挨拶をされつつも、なんとか脱出。
結構ヒッチハイクは寿命が縮む。

今回はいい人だったからいいけど、多分、二度とヒッチハイクはしないだろう。

言われたとおりのバスに乗られる。
しかし、全然わからない。どこだここは。
なんて言ってる間に、終点。

ど、どこだここは。
多分バルセロナ市内なんだが、郊外に近いところで、観光地的な場所ではない。

とりあえず、太い道を歩く。
ひたすら歩く。
バス停と地図でなんとなく位置を把握しつつ歩くが、やはり相当郊外に近い。
暇そうな兄ちゃんに話しかけてみる。

「迷子なんすよー」
「え!?地図みしてみ。どこいきたいの?」
みたいなやりとりをして、駅の場所を教えてもらう。

そしてなんとか無事に市内中心部へ。

どっと疲労が。
破滅的な豪快な気分、というのはこういう気分だ。
以前研究室の同期から聞いていた、美味しい店、という所に行ってみた。

一人で鍋いっぱいのarros negroを喰らい、サングリアを飲みまくる。
よく分からないが、とても強気になっていた。

ピカソ美術館へ行き、ピカソの絵にべったりくっついて観賞。
その私にべったりくっついてくる美術館の人。美術館の人とも交流。
バルセロナ人は、とても交流好きのようだ。




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