パンだふるワールド

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紀伊半島1周の旅 1



5:40に起床
ダーリンに見送られて今年の青春18切符の旅が始まる。

6:55発 快速 紀伊田辺行きの乗車。
こんな時間だから空いてるやろう・・・と思ったのは甘かった
通勤通学の人で結構こんでいた。
快速とは名ばかりで、和歌山から紀伊田辺までは各駅停車になった
いつのまにか乗客は少なくなりガランとしていた。

9:34 紀伊田辺着 ここで、1時間10分ほど待ち合わせがあった
名物の「ひとはめ寿司」をゲットしようとおすし屋さんに電話するが臨時休業らしくゲットできず・・・これが苦行の前ぶれか・・。

10:51 紀伊田辺発

13:01 太地 着
くじら浜公園に向う。暑い!台風など何処に来ているのか?

博物館では昔ながらの捕鯨の様子や道具が展示されていてあらためて、捕鯨は日本の文化なのだという事を考える。

入り江にの桟橋に向う。オルカ、イルカ、くじらが一緒に入り江を
泳いでいるのを観る。飼育員さんが名前を呼ぶと、水中からブワーッと出てきて餌をねだる。その姿の大きい事!かわいい事!
すごいまじかで観る事ができて大興奮!ほんとにすごい!
重ねていいのは、お客さんが非常に少ない事。
観るものも観られる側ものんびりムード・・・

15:07 太地 発

15:44 新宮 着
天然記念物 浮島の森 に向う。

底なし沼にぽっかりと浮いている小さな島。島の地表を足踏みするとボワンと揺れる。へんな感じ。
めずらしい植物がいっぱいだそうだ。おじさんが丁寧に案内してくださった。残念な事に周りが住宅地で、森というには広々とした感じがないことと、きちんと整備されていて見学という感じだったこと。森を分け入って・・・というコロ助の希望を砕け散った。
まあ、もっとも、分け入ったら、底なし沼に沈むんだけれどね。

名物の「めはりずし」「さんま寿司」をゲットして駅へ。

17:46 新宮 発
延々と各駅地獄が始まる・・・
雨が降り始める・・・どんどん雨脚が強くなる・・・窓の外は
山の中・・停まる駅もほとんどが無人・・・2両編成にたった10人の乗客・・私達は今いったい何処にいるのだろう・・・

20:59 多気 着   参宮線に乗り換え 

21:04 多気 発
ここまで来たら後少し・・・と安心していたら
大雨のため、鳥羽を目前にしていながら電車が止まる
あらあら・・・いつもニュースでみる風景がまさかわが身に起ころうとは・・・いつ走り出すのかは全くわからないと運転手さんは言う
どうしよう・・・さすがに呑気ものの私でも暗くなった。
ところが、コロ助は「こんなことはめったにない!」「すごい経験やー」とあくまでも前向き。とても我が子とは思えない。

実家の父から心配のあまり携帯がなる・・・・2分おきに。

かれこれ、通算して7時間は乗車だよー。ほんでここまできてこれはないやろ・・・と、残念に思うもののいつまでも電車の中で
優しい運転手さんと話し込んでいても仕方が無い。

青春18切符の旅は本日、ここ二見浦駅で終了とあいなった
不本意ながら、迎えにきたタクシーに乗りホテルへと向う。

長かった1日が終わろうとしていた・・・
後半へ続く・・・。


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