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2021.09.11
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燕云台 The Legend of Xiao Chuo
第28話「新たなる戦い」

太平王・耶律罨撒葛(ヤリツエンサーグァ)は沙陀(サダ)にいても上京(ジョウケイ)の事情に通じていた。
「明扆(メイイ)はどんな条件を出して君を遣わした?」
そこで王妃・胡輦(コレン)は景宗(ケイソウ)・耶律賢(ヤリツケン)からの親書を渡した。
景宗は兵権を半分、差し出すことを要求し、その代わり罨撒葛が統べていた太宗皇帝の国阿輦(コクアレン)斡魯朶(オルド)を継承させるという。

一方、景宗が罨撒葛を呼び戻すと聞いた耶律喜隠(ヤリツキイン)は怒り心頭だった。
すると趙(チョウ)王妃・烏骨里(ウグリ)が気まずそうに書斎にやって来る。
先の射鬼箭(シャキセン)の件でわだかまりがある2人、しかし烏骨里は罨撒葛が戻っても喜隠に機会はあると助言した。
義父・耶律李胡(ヤリツリコ)が皇太弟や皇太叔に封じられながら結局、帝位に就けなかったように、景宗も兵権を持つ罨撒葛をなだめるため称号を与えるだけだろう。
「2人は再び争うはずよ、和解はうわべだけのもの」
「その通りだ!…さすが愛妃、私がズンドコ…いやどん底に落ちるといつも支えてくれる」
こうしてバ…ゲフンゲフン…夫婦は仲直りした。

太平王府に主が帰って来た。
「もう二度と我らは離れない」
「そうね…」
罨撒葛は胡輦の手を握りしめ、久しぶりの我が家へ足を踏み入れた。



罨撒葛が参内すると、景宗は病床にいた。
確かに明扆は明らかに弱って見える。
景宗は余命がわずかとなり、帝位を伯父に返したいと伝えた。
そこで罨撒葛を皇太叔に封じて国阿輦斡魯朶を返すと決め、その代わり皇后・燕燕(エンエン)と生まれて来る我が子を大切にして欲しいという。

太平王が朝議に堂々と姿を見せた。
朝堂が騒然となる中、罨撒葛は反逆したことを後悔していると伝え、その証拠に兵権の半分を朝廷に差し出し、今後は粉骨砕身して仕えると上奏する。
そこで景宗は太平王・耶律罨撒葛に皇太叔の称号を授け、国阿輦斡魯朶を与えて領地は従来のままとする旨の勅命を下した。

女里(ジョリ)は上機嫌で高勲(コウクン)を訪ねた。
実は以前くすぶっていた太平王にあえて文を送り、高勲の名も出しておいたという。
女里は早速、一緒に太平王を訪ねようと誘ったが、高勲は喜隠が目を光らせていると止めた。
「太平王は我らより焦っているはずだ…ニヤリ」

その頃、上京で暗躍していた粘木袞(デンボクコン)が太平王府へ駆けつけ、主に拝礼した。
「大王!よくぞお戻りに!」
「王府もお前も変わっておらぬ、当然、私も変わってはおらぬ…苦労をかけたな」
しかし粘木袞は肝心な時に失敗してしまったと肩を落とした。
罨撒葛は焦る必要ないとなだめ、秘密を知る者なら全て始末したという。
今の情勢なら自分たちに有利、そこで罨撒葛は景宗の望み通り喜隠に噛みついてみようと決めた。
景宗を安心させて油断した頃が好機となる。
すると粘木袞は喜隠なら女里、高勲と同盟を結んだようだと報告した。
「女里からの文が″刀″となる、その刀の切れ味を見る時が来た」
そこへ思わぬ来客の知らせが届いた。

耶律只没(ヤリツシボツ)に愛想を尽かした寧(ネイ)王妃・安只(アンシ)は罨撒葛を頼ることにした。
罨撒葛はまだ若く美しい安只が活路を求めて自分のところへ来たと見抜く。
「私の命には何でも従うか?」
「もちろんです、大王」
そこで罨撒葛は今後も自分に従うなら栄耀栄華を極めさせてやると約束した。
( ๑≧ꇴ≦)転んでもただは起きない安只!

一方、蕭家の三姉妹は父の墓参りにやって来た。
3人は蕭家の後継として選んだ継先(ケイセン)に叩頭させ、これから胡輦が教育すると墓前に報告する。
(  ̄꒳ ̄)突然、現れたこの子は…誰?!
そしていよいよ燕燕のお産が始まった。

燕燕は無事に皇子を産んだ。
我が子を腕に抱いて幸せに包まれる景宗、2人の姉たちも甥の誕生を喜ぶ。

しかし燕燕は出産直後でありながら、虎に狼を食わせて均衡を保つしかない現状を嘆いた。
娘ならまだ良かったが、息子なら標的にされるのは必至、もし敵が目覚めれば共謀して自分たちに刃向かって来るだろう。
景宗はともかく今はゆっくり休むようなだめ、自分がいる限り誰にも勝手な真似はさせないと安心させた。

耶律只没は二兄の子を見て感激しながら一方で跡継ぎを残せない悲しみに打ちひしがれた。
自分が二兄のように冷静沈着だったら、遼の皇族の中に母の子孫もいたはずだろう。
位牌の前で泣き崩れる只没、その様子を偶然、回廊を通りかかった安只が見かけた。
…申し訳なく思うのは母親と父親にだけなの?じゃあ私は?
…子供は仕方ないとしても、権勢すら与えてくれないなんて

景宗は皇子の満ひと月の祝宴を開いた。
胡輦と烏骨里は燕燕と一緒に後宮で儀式を見守っていたが、早速、事件が起こる。
それは月里朵(ゲツリダ)が祈祷を終えて皇子を侍女に渡した時だった。
皇子を抱いた侍女はわざと椅子にぶつかってつまずき、皇子を放り投げてしまう。
しかし月里朵が飛び出し、身を挺して皇子を抱き止めた。
燕燕は皇子の無事を確認して安堵し、代わりに火傷を負った月里朵の手当てを命じる。
「どこから来た侍女なの?見ない顔だわ、誰の差金?」
すると捕らわれた侍女は奥歯に仕込んでいた毒を噛み、自害した。

宴席にいた耶律喜隠は婆児(ハジ)から手先がしくじったと聞いた。
またしても失敗した喜隠は憤慨、その様子を見ていた罨撒葛は黙って席を立つ。
その時、ちょうど楚補(ソホ)が現れ拝礼したが、罨撒葛は裏切り者に一瞥もしなかった。

景宗が急に退出し、祝宴はそこでお開きになった。
耶律休哥(ヤリツキュウカ)は何があったのか確認すると、楚補は皇子が狙われたと耳打ちする。
一方、一足先に開皇殿を出た罨撒葛は粘木袞と合流した。
「愚か者の喜隠は思った以上に気が短い…だが好都合だ、一石二鳥の機会を得た」
罨撒葛はこれで景宗が喜隠を除く決意を固めると確信し、女里に会いに行くよう命じた。

景宗は皇子が無事だと知って安堵した。
思えば射鬼箭の時から狙われていた燕燕、うかつだったと反省し腹をくくる。
「私には子供やあなたや遼を守る責任がある
 もう以前の無邪気な蕭燕燕ではいられない、強大な皇后にならなくては…」
景宗は燕燕の覚悟を知り、全面的に燕燕を支持し、後ろ盾となると誓った。

皇子を殺めようとした宮女の名は玉宛(ギョクエン)、下級の宮女だったがなぜか儀式に紛れ込んでいた。
恐らく黒幕の手引きで宮中の検査をすり抜けたのだろう。
景宗は韓徳譲に捜査を任せ、楚補から罨撒葛と喜隠の動向を聞いた。
すると罨撒葛は相変わらず王妃とのんびり過ごし、趙王は屋敷に兵馬を集め、よく高勲の屋敷へ行っているという。
「高勲を脅しているようです」
そこで景宗は2人に動きがあれば報告するよう命じた。

侍医・迪里姑(テキリコ)は国事に忙しい景宗を心配し、休みを取るよう諫言した。
景宗は出産後の皇后を休ませる間だけだと言ったが、無理がたたって倒れてしまう。
その頃、見舞いに訪れた罨撒葛は開皇門の前で弟・耶律敵烈(ヤリツテキレツ)と出くわしていた。
「敵烈よ、蛙哥(ワカ)をよく見守れ、蛙哥は我が太宗の系統で唯一の子孫だ
 我らの系統はこの先、蛙哥が頼りだぞ」

敵烈は兄たちが先に宮殿に入るのを見送った。
「先ほどの言葉は意味ありげだな…」
「罨撒葛はあなたを悪事に誘い込む気かも?」
冀(ギ)王妃・夷蘭(イラン)は罨撒葛に近づかず、平穏に暮らしたいと言った。

胡輦も罨撒葛の敵烈への言葉に他意があったと気づいた。
まさか景宗が倒れて我慢できなくなり、何か企んでいるのだろうか。
しかし罨撒葛はからかっただけだと笑い飛ばした。
「あなたの野心は知っているけれど、私たち3姉妹を巻き込まないでね、妹の子どもたちも」
すると罨撒葛は自分たちにも息子が欲しいと言った。

つづく


(^ꇴ^)罨撒葛の復帰でようやく引き締まりました
でも下ネタはなしでお願いします(笑





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最終更新日  2021.09.11 21:07:51
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