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2022.07.15
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斛珠夫人 Novoland:Pearl Eclipse
第5話「復讐の殺意」

皇帝から理不尽な罰を受けて倒れた方鑑明(ホウカンメイ)こと方諸(ホウショ)と方卓英(ホウタクエイ)。
その夜、方海市(ホウハイシー)は付き切りで師匠を介抱していたが、いつの間にかうたた寝していた。
翌朝、海市はふと目を覚ますと、師匠に拝礼してから自分の部屋に戻る。
…師父、あなたたちを守るため、暗君を殺します…
その手には故郷の網針があった。

海市が霽風(セイフウ)館の令牌で参内した頃、方諸はようやく目を覚ました。
方卓英が峠を越えたと知って安堵する方諸、しかし海市が自分たちの無事を知った後に去ったと知る。
…まずい、宮中へ行ったか…

一方、旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は淑容(シュクヨウ)妃・緹蘭(テイラン)の顔が忘れられず、朝議でも上の空だった。
大臣たちは万一に備えて兵の増員を上奏していたが、褚仲旭は急に退朝してしまう。
すると書房へ続く回廊で禁足を命じたはずの緹蘭が待っていた。
その手にはかつて紫簪(シサン)が作ってくれた懐かしい菓子・蓮花糕(レンカコウ)がある。
褚仲旭は突然、心の傷をえぐられたようで怒りが爆発、菓子の皿をひっくり返した。
「誰にこうしろと言われた?!誰にこの菓子を使えと吹き込まれたのだ?!
 言ったはずだ、愈安(ユアン)宮から勝手に出るなと!」
「…首飾りを返して欲しいのです」
首飾りと聞いた褚仲旭はさらに興奮し、いきなり緹蘭の首をつかんだ。
しかし悲しげな緹蘭の顔を見た褚仲旭はふと我にかえり、手を離して書房へ入ってしまう。



海市は目立たぬよう庭園を抜けて敬誠堂(ケイセイドウ)を目指した。
すると偶然、寝宮へ戻る淑容妃と出くわす。
「方大人(ダーレン)?!」
「拝謁いたします(ハッ)首にアザが…」

敬誠堂に戻ってようやく落ち着くかと思われた褚仲旭、しかし机の上にある龍尾神(リュウビシン)の首飾りを見て怒りが再燃した。
どうやら掃除をした者が拾って置いたようだが、褚仲旭は激怒して側仕えの穆徳慶(ボクトクケイ)に首飾りを投げつけてしまう。
「命が惜しければこれを2度と見せるな!」
:;(∩´﹏`∩);:<今すぐ捨てて参ります
そこへちょうど方諸がやって来た。
「ふん、まだ生きていたのか…穆徳慶!」
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3 <はいっ!
「先ほど渡したものは捨てるな…」
_:(´ཀ`」 ∠)_: <はい、びぃしゃ~

一方、海市は愈安宮いた。
淑容妃が冷遇されていると知った海市は憤慨、やはり暗君を殺すしかないと決意も新たにする。
しかし思いがけず皇帝の使いがやって来た。
淑容妃は直ちに参内するようにという。

褚仲旭は淑容妃を書房に呼び、方諸に会わせた。
確かに驚くほど亡き紫簪に似ている。
「どうだ、お前に下賜してやろうか?」
「陛下、なりませぬ、このお方は注輦(チュウレン)の公主、それに私は一生、誰も娶らぬと誓いました」
書房に潜入した海市はこっそり話を聞いていたが、うっかり物音を立てた。
「(ギシッ!)誰だ?…出てこい!」
皇帝に見つかった海市は仕方なく飛び出し、いきなり襲い掛かった。
しかし方諸が現れ阻止、取り押さえられてしまう。
「(はっ)方大人?」
緹蘭の侍女がうっかり口を滑らせ、褚仲旭はその刺客が公主を救った方海市だと分かった。

褚仲旭は方海市が愛する女のために戦ったと誤解し、今度は淑容妃を方海市に与えると言い出した。
これに海市は猛反発、何の罪もない淑容妃への辱めを非難し、師匠と師兄を罰したことへの不満をぶちまける。
「仁道を失った君主を民は認めぬ!…お前を殺すまで!」
退屈だった褚仲旭は威勢の良い海市を面白がり、方諸との手合わせを命じた。
しかし師匠に勝てるはずもなく、海市は結局、また取り押さえられてしまう。
「続けろ、勝った方に淑容妃を与える」
すると緹蘭は皇帝の暴挙に失望し、かんざしを抜いて自害しようとした。
褚仲旭は咄嗟に阻止したが、緹蘭は自分が憎いなら死なせて欲しいと嘆願する。
「わざとらしい芝居だ…出て行け」
穆徳慶は皇帝の気が変わらないうちに淑容妃を見送り、侍女にこっそり首飾りを返しておいた。

褚仲旭は堂々と自分への殺意を認めた海市を気に入り、師匠の下で腕を磨いて出直せと命じた。
「方諸と弟子の手合わせは実に見事だった、方諸に鎧と馬を、方海市には槍を授ける」



方諸が海市を連れて霽風館に戻る頃には激しい雨になっていた。
「お前は破門だ、もう弟子ではない」
しかし海市は食い下がった。
皇帝からの長きにわたる嫌がらせ、それでも師匠は黙って任務に励んでいる。
2人の間に一体、何があったというのか。
すると方諸は海市の胸に剣を突きつけた。
実はずっと出仕を認めなかったのは海市が頑なに皇帝への恨みを捨てられなかったからだという。
「陛下は命より大切な友だ、忠誠を尽くすと誓った」
「私も師父に忠誠を誓いました」
海市は自ら胸に剣先を突き刺し、殺すなら早く殺して欲しいと訴えた。
海市のまっすぐな瞳、方諸は急に居たたまれなくなり、剣を捨てて部屋に戻ってしまう。

その夜、海市はびしょ濡れになりながらひざまずき、師匠の許しを待った。
すると夜も更けたと言うのに穆徳慶が皇帝の聖旨を届けにやって来る。
皇帝の勅命とは方海市に科挙の武挙部門への参加を命じるものだった。
そこで方諸は海市の元へ向かい、皇帝が許したと教えて密書を渡す。
「10日以内に任務をこなせ、さもなくば追放だ」

綾錦司(リョウキンシ)では典衣・鞠七七(キクシツシツ)が姪・鞠柘榴(キクシャリュウ)の上達ぶりに目を細めていた。
そこで新任射声校尉(シャセイコウイ)の官服の刺繍を任せることにする。
鞠柘榴は校尉なら杖刑に処されたと噂で聞いていたが、七七は叱責だけで任務は解かれていないと教えた。
「淑容妃の衣の仕立てもあるけど官服も急いでね」
すると鞠柘榴は校尉の外見の特徴を聞き、どんな刺繍を選ぶか想像を膨らませた。
「目力が鋭く、鼻筋が通っていて彫りが深い…方卓英…」

あれから数日後、卓英は無事に回復した。
すると思いがけず海市が任務に向かったと知る。
海市を心配する卓英だったが、任務の内容を知ることは御法度だった。

海市は竹林の奥深くで標的を見つけた。
しかしそれが趙(チョウ)叔だと知って愕然となる。
海市は何かの誤解だと思ったが、趙叔は確かに大罪を犯したと認め、小公子が見送ってくれることを感謝した。
すると趙叔は突然、短剣を取り出し、海市に襲い掛かる。
驚いた海市は咄嗟に趙叔の腕をつかんだが、趙叔はその手を握って自ら腹を刺した。

海市は任務を終えて戻った。
「師父、今日でちょうど10日です」
「…よくやった」
方諸はそれ以上、何も言わなかったが、海市は納得がいかない。
あの時、趙叔は任務の詳細を知らず、緹蘭公主が乗る馬車も当日に知ったはず、間者に情報を売る隙などなかったという。
しかし方諸は任務に疑念を抱くなら出て行けと厳しかった。
「…残してくれて感謝しています」
「陛下がお許しくださったのだ」
「師父…今日の師父の言葉にはとても失望しました」
「お前は情にもろい、任務には向いていない
 …ここに残ったのはお前の意思だ、残るなら覚えておけ
 2度と陛下を狙うな、余計な口は挟まず、命に従うことだけを考えろ
 私はお前よりも多くの苦い経験をしてきたのだ」

方諸は回廊で風に舞う花びらを見かけ、ふと海市との稽古を懐かしんだ。

『師父、霽風花はきれいですね!なぜ植えたのですか?』
『″東欄(トウラン)の一株(イッシュ)の雪 人生 看得るは幾清明″…』※蘇軾:東欄の梨花
『師父?どう言う意味ですか?』

つづく


( ๑≧ꇴ≦)穆徳慶が不憫すぎるw





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最終更新日  2022.07.15 20:50:47
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