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2007.05.19
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カテゴリ: 教育相談だより
手を上げる.gif
 教師のちょっとした言葉や、学校行事等の保護者の負担、学校の配布文書、施設利用など、教師の側からすると、「どうしてそんなことにまでいちいち文句をつけてくるんだろう」という保護者の方がいらっしゃいます。
 学校のやること、というよりは学校というものに反感を持っているという感じの方もいらっしゃるようです。
 こういう方をどう理解したらいいのでしょうか。


ある児童館のボランティアで、子ども達を集めてのキャンプを企画したときがありました。その中の大学生の人が、参加する子ども達に、好きなときにお菓子を自由に食べさせたいということを強く主張していました。プログラム上の不都合や後始末、その他キャンプの意義まで考え合わせて、食べる場を制限した方がいいのではないかとの意見が出ました。その時、その大学生は、学校の修学旅行や林間学校はいかに自由がなく、押しつけられたものであるか、そして、自分たちは学校ができない自由で楽しいキャンプを企画するのだと激しい調子で主張し、お菓子自由を断固譲りませんでした。その、あまりに攻撃的な口調にみんな口をつぐんでしまいました。
 「ははあ、この人は学校生活への適応で傷ついたんだな。それを今も引きずっているんだろうな」と思いました。

 学校に対してやたら攻撃的になる親御さんと、このボランティアの大学生と、共通したものがあるように思います。
「学校」というものに対するやや特殊な「思い」です。

 反抗期の子ども達は、学校への反発、校則への反発、押さえつける教師への反抗など、誰でも多かれ少なかれ経験するものです。これは思春期ほとんど避けて通れないプロセスですが、ほとんどの人は、やがて乗り越えるものです。あとになって思えば、あの頃なんであんなに反抗したんだろうかとか、こわかったけど叱ってくれた先生を懐かしく思い出したりとかするものです。
 ところが、中にはその反抗期をすんなり乗り越えられないまま大人になってしまった人もいます。 あまりにも強く抑え込まれたりして、思いっきり反抗できなかったり、学校に抑えつけられたという思いを持ったまま、そのままの気持ちで大人になってしまった場合は、学校に反抗したり、なんでも学校にケチをつけたくなってしまう方もいるようです。

 いかにも元ヤンキーで、学校を小馬鹿にしたような態度を露骨にする保護者の方もたまに見られますが、もしかしたら、かつて、ぐれて、非行に走って学校に逆らったけど、結局は学校の強い力の前に歯が立たなかったという思いをお持ちなのかもしれません。または、学校で授業について行けなかった、どうしようもない劣等感、自己否定の日々が、心に残した傷を未だに消せずにいるのかもしれません。

 じゃあ、こういう人にはどう対応したらいいのか?
 実は、誰か知っていたら教えてほしいというのが実際のところです。
 まあ、カウンセリング的な発想ならば、その親御さんの思いをていねいに聞いてあげればいいのかもしれませんね。きっと効果はあると思うのです。でも、このタイプの親御さんの話をがまんづよく聞くのは、相当しんどいと思います。自分が過去に傷ついたということを素直に語るよりは、学校そのものの批判に「カモフラージュ」されて語られることが多いでしょうから。
 こういう風に対応するとうまくいくというのはないですが、「特性」として知っておくと、精神的に、少しは楽かもしれません。また、頭に来ることも少しは少なくなるかもしれません。





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Last updated  2007.05.19 11:26:19
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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


1つの考え…  
18代目 天影 さん
「小馬鹿にしている。」って言うタイプの人は
本当、どこの世界にもいます。
自分が今働いている環境でもいます。
そこでいつも思うのは、そういった方がなんで小馬鹿にするのか?という所です。
確かに「話しを聞いてあげる。」と言うのは必須だと思います。
それともう1つはなぜ小馬鹿にするのか?という点です。
会社で言えば上司や会社の運営方針などを小馬鹿にするタイプの人ははっきり言って「自分よりも上にいるの事がしゃく。」という方が多いです。
つまり、話しを聞く際も「限界で同等」で無くてはなりません。
正直、役職としては凄く難しいトコではあります。パワーバランスを考えるとそれをするとひっくり返ってしまう恐れさえ含んでいますから、
殊更に慎重に話しを聞かないとなめられます。
では何を聞き出すのか?それは身の上よりも、
提案に対する意見を聞き、その意見を採用していく。
つまり考えるベクトルを同調させて、理解者だと認識をさせる。という事です。
小馬鹿にしているタイプは「同じ考え」に凄く弱い部分があります。と、言うのは理解者が得られないので、自分より上からの目線で言われ、権力などの力に反発しているからです。
ただ、最近は「クレーマー」なる新種もいるので、
一概には言えませんけど…
自分は職場で自分の意見を通すより、そういった小馬鹿にするタイプの意見を良く聞くようにしています。
そうすると向かっていくベクトルも自然と同じになり、話しかけてくるケースも多くなります。
良かったら試してみてください。 (2007.05.21 17:52:13)

Re:1つの考え…(05/19)  
18代目 天影さん

こんにちは
会社組織の中でも、自分より上の人にむやみにたてついたり小馬鹿にしたような態度を取る人がいるということですね。
いろいろに考えられますが
もしかしたら、こういう人も、まだ反抗期のレベルにいるのかもしれませんね。反抗対象が学校に限られず、自分の上にいる存在に向かっているのかもしれません。中には父親との関係を引きずっている人もいるのでしょうね。
やたら反抗したくなる性格の人っていますが、必ずしもすべて反抗期や親子関係、学校との関係ですべて説明できないのではないかなという感じもしています。
前世でなにか・・・(笑)
いや、まじめにそう思いたくなるケースもありますね。 (2007.05.22 21:41:02)

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