半年前に、相田みつをの言葉を、卒業記念に息子へ贈った。
やはり、あの“書”で読まないと気分が出ないなあと思っていたら、YouTubeで見つけたので、拝借する。
相田みつをは、書道家であり、詩人であり、仏教哲学者であった。
享年67歳で生涯を閉じて、今年でもう20年になる。
色紙や書の類で、一言を揮毫したものは数あるが、相田みつをほど心にしみる言葉で綴られたものは多くない。
平易な言葉の中に、西洋の合理主義と一線を画する、深い東洋思想が裏打ちされている。
日本人の根源にある、性善思考が共鳴するのではないか。
つまづいたり、壁に突き当たったり、自分を見失いそうになった時、真実の声で語ってくれる。
年齢を重ねて思うところ、吾が目指す地点は相田みつをなのだと痛感するこの頃である。
どじょうの詩を取り上げた野田佳彦に対し、海外では分かりづらいと批判するむきもあったが、日本人には確実に通じている。
どじょうと金魚は理屈ではない、イメージでよいのだ。
泥臭い、無骨な努力は認めるべきもので、ちやほやされる形ばかりの者は軽蔑される。
日本人ならそう思いたい。
支持率65%の底上げに役立ったことは間違いない。
安倍晋三が五年前首相になった時、同世代から宰相が出るようになったかと、少し嬉しかったが、今回はそうでもない。
政治自体に失望してしまったせいかも知れない。
いつから政治が無力になったのか、考えてみると安倍晋三からかもしれない。
彼は金魚だもんなぁ。
ちなみに半年前に書いたものはこちら。
追悼 むのたけじ 2016年09月08日
WALKING TOUR 2011年08月09日
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