【11月】
45)米中間選挙でオバマ政権与党の民主党が大敗
アメリカの議会が共和党になろうが民主党になろうが、対外的にはそれほど大きな政策転換はありません。
ただ、日本にとっては共和党が強い時の方が、自民党政府にはよかったようです(レーガンand中曽根、ブッシュand小泉時代)。
振り返って比較すると、民主党の方が日本に対して厳しい態度で、中国寄りの方針でした(ジミー・カーターの中華人民共和国承認と中華民国との断交。ビル・クリントンの日米貿易摩擦からの円高誘導不況)。
でも、記憶にあるのは大統領がどちらの党だったかであって、議会はどちらが強かったかまでは覚えていません。
結論から言うと、どっちでも変わりません。
それは日本にとってだけでなく、アメリカ国民にとってもそんなもんです。
アメリカ国民は、基本的に自由主義を信奉していて、社会主義的な政策は”独立自存精神”に反すると考えています(信仰してます)。
比較的に社会福祉的な政策を進める民主党にしても、独立自存精神は根強く、日本のように「福祉のため」というお題目で、予算も増税も通ってしまう国会とは違います。
そして、国益にかなうかという”損得勘定”がすべての基準ですので、党の主義主張はあまり影響しません。
今回、共和党が勝ったと言っても、政策的に共和党が支持されたわけではなく、オバマ大統領が就任当時の爆発的な期待に、全く応えられなかったことに対しての批判票だったと言えます。
オバマ”がっかりだったぜ”の声だったのです。
だからと言って、次期大統領選が民主党苦戦かというと、そうでもありません。
民主党候補選では、たぶんヒラリー・クリントンが勝つでしょう。
それに対し、共和党にはめぼしい候補がいません。
共和党は極右勢力が肥大して、内部で分裂している状態です。
どちらサイドの候補者が立ったとしても、党として全幅の支援が得られないということです。
一方、民主党は中間選挙で敗れたことが、逆に危機意識が生まれ、団結力が増すことになるでしょう。
大統領選挙中に、何が起こるかで浮動票は大きく動きます(テロとか災害とかスキャンダルとか)。
なんだかんだ言っても、アメリカにおける大統領の権限は強大なので、トップを取った方が勝ち。
議会はその他大勢なのです。
46)「ベルリンの壁」崩壊から25年
忘れていましたけど、ドイツは第2次大戦後、西側自由主義の国と東側社会主義の国に分断されていました。
ドイツの国を中央で分ける壁と、東ドイツの中にある都市ベルリンの中にも西ドイツの領地があり、そこを囲む壁がありました。
ベルリンの壁というのはそっちの方で、冷戦終結の歓びで壊されたときの映像を見て、こんな壁があったんだと初めて知りました。
以後東西ドイツは一つとなり、敗戦のどん底から見事に立ち直りました(日本同様)。
東ドイツ出身のサッカー選手と言えば、ミヒャエル・バラックです。
2002年日韓W杯でドイツを決勝まで導いた選手です。
2002年日韓W杯は日本も予選リーグを突破の躍進をしましたが、同じ開催国の韓国も準決勝まで大躍進しました。
日本人の僕としては、嫉妬とともに驚嘆せざるを得ませんでした。
韓国は、ポルトガル、イタリア、スペインという世界のトップクラスの強豪を撃破しての進出だったからです。
しかし、その驚きは、試合を見直してみて別の驚きに変わりました。
明らかに、審判の笛が偏っている。
ホームタウンデシジョンや判官びいきを超越した、かなり解りやすい八百長。
韓国はこの大会で、審判を買収、何とかインチキで準決勝までコマを進めましたが、ドイツ皇帝に葬り去られました。
47)APEC首脳会議、北京で開催
APECの記事を調べていたら、2010年は横浜で開催されていました。
そこで、「2010年を振り返って」をひっくり返して、何を書いたか見てみると、「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース日本編ノミネート」に入っていませんでした。
自国で開催されたときは無視しといて、中国で開催されたときは10大ニュース候補に入れるって、読売新聞の判断基準は何なんでしょう。
環太平洋の首脳が顔を合わせるだけの会合でしたが、ホスト国中国の張り切り方は異常でした。
もちろんすべて国内向けのパフォーマンスで、海外の反応は冷ややかでした。
その中で日本と韓国はちょっと報道量が多かったかもしれません。
どっちみち、発展途上国の張り切るレベルのイベントでした。
これで今年の振り返っては終わりです。
読売新聞が選んだノミネート事件・日本編で「偽ベートーベン佐村河内事件」や「都議会セクハラヤジ」や「3Dプリンター銃」や「パソコン遠隔操作事件・片山被告自白」や「ベビーシッター男児殺害事件」や「籾井NHK会長全理事に日付なし辞表強要」や「ビットコイン破たん」やらが入ってなくて、意外でした。
これらは、時代の流れとか歪みとかに現れた出来事だったので、押さえておきたいと思いますが。
まあ僕はそう思っても、人の興味はそれぞれで、ことの重大性も環境で変わります。
世の中の出来事に、意見や賛否を述べるのは、改めて自分と向き合う鏡の役割もあります。
読み直してみて、僕自身の考えていることを知ることが出来ました。
当たり前のことを知ったかぶって偉そうに語るようだと、頭がすかすかになっている危険があります。
気を付けましょう。
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