どうでもいいのが集まった

どうでもいいのが集まった

名付けられた花



這いつくばっている姿は哀れにも思えました

聞くところによるとシダは生き抜いていく過程で

物陰でしか日陰でしか

生きることが出来なくなったらしい

惨めなその姿に勝手に「俺」と名付けました

俺だって精一杯 こうやって生きてきた

頑張って生き抜いて その結果がこれさ

なんだか無性に笑えて

こっそり笑ってみて 横に

君がいないことを思い出した


長い裏道を抜けて大きな広いところに出ました

俺よりも背の高いヒマワリ 楽しそうに見えました

知る限りでヒマワリは生きてきたその知恵で

顔上げて 胸を張って

生きることを知ったらしい 

前向きなその花を勝手に「君」の名を付けました


君はずっと誇らしげにずっと生きてきたのに

頑張って 生きたくて その結果がこれさ

俺以上に大切で今まで愛してきた

君は今太陽になった 僕の行けない所で

なんだか無性に悲しくて

こっそり泣いてたら 君が

来てくれないかって思ってみた


聞くところによるとヒマワリは生きてる間ずっと

太陽に顔向けて ずっと生きて行くらしい

太陽の君を見るため

ヒマワリのようになろうと決めました


俺だって精一杯 ここまで生きてきた

頑張って終わりまで 笑ってそっちに行くから

できればそれまできっと

たよりないこの俺を

見守ってていてくれ


小さな庭の片隅に小さなヒマワリを植えました

これが俺の目標で 君を見ているヒマワリです





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