鷹匠

鷹匠

説明のつかない信州弁


その理由は明治初期、教科書選定にあたって、地元出身の井沢修二?が活躍したからだとどこかで聞いたことがある。

実際は信州弁はある。ふと出てきて発見するのである。

弊社のISOの審査で上司が「やだがる(嫌がる)」と表現して理解されなかったことがあった。
本人にはわからぬことがわからなかったようだ。

私も東京に行ったとき、「~かや(~かな)」といって笑われたことがある。
もっともこの語尾は伊那では~ずらとなる。

私の思いつくところでは、

せう=言う
おいはん=夕飯
おめったい=面倒くさい
ぼこ=子供
とんでこい=走って来い
 などがある。

笑い話で学校の先生が家庭訪問で、生徒の母親に

先生「オメノアナボコエエズラ」。
母親赤面。
ということがあったという。

これはあなたの子はいいお子さんですよという意味である。


さて信州弁の中でどうにも訳せない言葉がある。

「ずく」  である。

これはまめであるに似ている。
まめは形容詞であるのに、ずくは名詞形である。

寒い日、コタツから出ず、何もしないと

「ずくなし」と言われる。

あいつはずくなしだ。

これなど、きつい。人格否定みたいな意味になる。

しかしこれはどうにも標準語に訳せない。

訳せないが必要な言葉である。

これは全国に普及させるべきこと言葉であると思う。


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