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ゴールドウインの「HEAT MAX POT」は、
東レが開発したPPS繊維( HOW
)をベースにして
その品質特性とゴールドウインの設計技術案の
融合によって開発された 断熱保温ウエアです。
PPS(ポリフェニレンサルファイド)は、
耐熱性・断熱性・耐薬品性・難燃性等の特徴があり、火力発電所や焼却炉の高温用バグフィルターに
使用されています。
産業用資材として使用されているほどPPS繊維は、
何百度にも耐え、他に熱を伝えない、
薬品に強いという高い機能をもっています。
その断熱特性を活かし、体温を逃さず蓄熱保温する、まさに魔法瓶方式の製品です。
また、熱伝導率が低いために、
この素材を混入して表生地や裏地として使用することによって、体温の放熱を抑えるとともに、
着用時のひんやりとした感触・不快感を和らげます。
さらに、体温が保温されるので重ね着の必要がなくなり、着膨れによる不快感もありません。
そして、洗濯にも強くイージーケアができます。
HEAT MAX POTの保温性は、ポリエステルに比べると1.3~1.4倍、ウールでは1.6倍です。
また熱の取り込みもウールより大きくなっています。
「HEAT MAX POT」は快適性を保つために、
このPPS繊維の混入率を比較検討し、
最低5%~最大10%の割合で混入して快適性を追求しています。