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王様から仕事を承った、絵の依頼だ、これで私も王宮画家!って、そんなわけはない、ちぇっ絵の依頼をくれたのは「王様」ではなく「王さん」そう、単にコレクターさんの名前が「王」、キングさんなのだ「キング」のドイツ語をカタカナで表すると「ケーニッヒ」正確にスローモーションでカタカナにすると「キョェーニッヒ」しかし「キョェーニッヒ」というのはどうしても「王様」のイメージなかなか私の中で「王さん」にならない、、、というわけでこれは「王様」にもらった仕事、ばんざい!絵の依頼は時々受けるが、今回はちょっとワクワク王様の持つ別荘(マンション)のある町を描いてほしい、というもの。ザルツブルクの近くのリゾート地で、歴史的にもいろいろ重要な場所らしい王様の別荘に泊まって数日ウロウロスケッチしてくる。でもね、遠いんだわこれが、以前住んでいたアウグスブルクからは近いんだけどベルリンからだと電車とバスで9時間近く、、、がんばろう写真「ザ・キング」
2024/06/24
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マルクト(アート市)に出ると素敵な偶然がよくある、ベルリンマジック。目の前に立って唖然とする男性(!)「アキラじゃない?なんでベルリンに?」同じく唖然として「あなた知ってるけど名前が出ない」2005年に絵を買ってくれたMさんだ。その絵は今でも人気で、まだありますか?と度々質問を受ける自分でいうのもなんだがよい作品よい作品だっただけに買ってくれたこのMさんのことをよく覚えている奇跡的な再会、思いきりハグ!(!)ここで簡単に説明ベルリンでよく見かける同性愛者、同性愛者同士のカップル、もう一般的とりわけそれが芸術の分野であれば当たり前、作り手も買い手も私のお客さんにもとても多い、Mさんもその一人。話をもどす2005年、実は絵を買ったのはMさん本人ではなく、彼のパートナーそのパートナーが病気で外に出られなくなり、Mさんが代わりにアトリエへ来たのだ。その後、2006年に私はアウグスブルクへ引っ越した。絵を買ってくれた人にはカードを送り、展示会の知らせをしてコンタクトを取り続ける返事やリアクションが無くても続ける、25年前に買ってくれた人にもまだ送っているただそのMさんとは数年して連絡が取れなくなった。マルクトではゆっくり話が出来ないので一週間後のアトリエ展に来てもらった絵を買ったのは2005年の初秋、パートナーはその絵を本当に喜んでいたとのことただ病気が悪化してその冬に亡くなった、彼が絵を見れたのはたったの3ヶ月ずっと見ていたらしい、Mさん曰く「二人とも絵に助けられた」。Mさんは最近新たなパートナーと結婚、新婚さんというやつ「アキラの絵もちゃんと飾ってるわよ、今はすごく幸せ」めでたしめでたしなんか私のやってること素敵じゃない?うふふ写真【奇跡のサカナたち】
2024/06/11
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