+スタンリーのアメリカンレポート

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Vol. 113 「レンタルビデオ屋斬り!」




シカゴには、今のところ知ってるだけで、3軒の日本のビデオレンタルがある。
もっとも日本人が集まりやすい、ミツワマーケットプレイスの中に1軒。
その半径ハーフマイル内に2軒がある。
ミツワ内の店は1本1泊1ドル。
北風が強いシカゴでは、何度も車から降りることは避けたい。
そうなると買い物のついでに行けるミツワ内が断然優勢。
でも、2軒目の店は1本1泊75セントなのだ。7泊8日ならさらにお得。
やっぱり日本のドラマやバラエティはみたいもの。
ここは、最新の(?)バーコード管理システム。
さらに、となりには日本のパン屋があってスタンプをためてパンがもらえる。
3軒目は1本借りると1本フリーというチケットを配ってる。
どこのビデオ屋がいいか決めかねていた。
そして今日、決めてとなる事件が起きた!!!
2軒目で6本借りたのだが、パンがもらえるスタンプカードを持っていなかった。
そして返却のときに、
「この前スタンプカードを持ってなかったので、今日捺してもらえますか。」
「すみません。それはちょっとできません。」と丁寧に冷たく言われた。
スタンプカードの詳細は、初回にたくさん借りたときの8ドルの印のみ。
返却した4ドル分ではないことは明らか。
こんなことでこれ以上は言わないでおこうと、その場を去った。
しょうもないけど大事なこと。ってあるよね。
その点、ミツワは良心的だった。
延滞してたビデオを返しにいったとき、延滞料の50セントをまけてくれた。
(閉店前やったけど)
「愛の群像」と「愛の挨拶」をまちがえてレンタルしてしまったとき、
訳を言うと、正しいほうをまた貸してくれた。
どうも家族経営チックで、システムもいまどき個人別の紙に何を借りたのかを手書きするシステム。
さらに、あるとき、店のおねえちゃん(年齢不詳)が
「これ、おもしろい?私見ようとも思わない。」とこれから借りるビデオについて語ってはった。
もう2軒目では借りない。
極めつけは、「ジャーナル」というシカゴの情報誌?新聞に2軒目の広告があった。
「新規入会されたかたは5ドルOFF」
当然、そんなことは言ってもくれなかった。

スタンプ捺してくれへんだで怒ってるせこい話みたいやけど、これは顧客満足の原点です。
ルールだけで、1人のお客さんを失うより、もう少し融通の利くサービスが欲しかった。

でも~、これを書いてる横で、私ヨン様大好きよ♪の妻は、
2軒目で借りた「愛の群像」に入り込んでましたから~残念!!
彼女は、ヨン様が見れれば、店なんてどっちでも関係ありませんから~切腹!!

2005年1月24日

テーマ曲 「愛しさとせつなさと心強さと」 篠原涼子 1993年


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