+スタンリーのアメリカンレポート

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Vol. 108  「冬が寒いところは・・・」




19日日曜日に家族4人、ダラスフォートワース空港から、10時ちょうどのアメリカン航空シカゴ行きで飛び立ちました。
いつになく、澄みきった空からは、これまで5年半住んだ街がとてもきれいに見えました。
森精機の上から住んでいたコペル上空、ジョージブッシュを追っていくとトールウエイやプレーノが見えました。
この空をもう一度見ることができるのかなあって思いながら…。
写真は会社への通勤路。
毎朝天気がよくて景色がきれいだった。

シカゴ上空でもダラス同様に快晴で、
「寒い日じゃなくてよかったな」など話してました。
それがなんと、タクシーを乗るのに一歩空港の外に出た瞬間、体験したことのない寒さに襲われました。
これまでの人生の95%をダラスで過ごした航希なんかは、耳が痛い、手が冷たいと半泣きでした。
運ちゃんに聞くと気温は-11℃らしい。気温以上に吹き付ける風が冷たい。
冬本番のシカゴをなめていました。

何もかもが新鮮なシカゴ初日。
まずは会社に行って、新しいカンパニーカーのカムリに乗ると、近くの和食レストランでランチ。
ダラスより安い値段でおいしい和食レストランがたくさんある街。
そのあと、いよいよこれから住む家へ。
今度は2階建てなので子供らもめずらしそうに階段で遊んでた。(日本の家にも階段はあるのに)
大人は引っ越しやら移動の疲れと寒さからちょっと休憩。
「さあ、MITSUWAに行こっか。」
「寒いで外に出たくない。」と言いながらも、MITSUWAに行きました。
まさに、シカゴでの家族が来たときの行動です。
MITSUWAは日本のスーパーのほかにも、本屋、ビデオレンタル、薬屋、酒屋、フードコートとすべて日本の店が入っています。
「もっとすごいと思ってた。」と言いながらも、よん様雑誌を見ていたあきよ。
夕ご飯も日本文化でと、子供らが大好きな回転すしに行きました。
まだ引っ越し荷物が届いてないのでその日はホテルで宿泊。

想像をはるかに超えた寒さにまずびっくりでしたが、ダラスを発つときにみんなから暖かい激励をいただき心はいつも暖かくいられます。
子供らは寒くても雪が降るのを楽しみにしています。
22日水曜日、天気予報では-19℃雪でしたが、雪は降りませんでした。
でもダラスは雪が降ったようです。
それを聞いて、
「寒いの我慢してるのに、なんでここより全然暖かいダラスで雪が降るの!」と子供はお怒り。

「冬が寒いところは、春がとてもきれい」ということばを期待して…
新しい街で頑張っていきます。


2004年12月23日

テーマ曲 「思いがかさなるその前に」 平井堅


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