体創り~コウノトリさんをお迎えしたくて

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精液検査

近所の婦人科に通い始めて、1ヶ月経った頃、通水検査を受けました。通気検査というところもあるようです。

通水検査とは 微量の炭酸ガス、や生理食塩水などを子宮、卵管に通してつまりがないかなど、通過性を調べるものです。
結果は問題なし、生理食塩水がきちんと通過しました。

通水検査後はゴールデン期間と言って、2~3周期は妊娠しやすくなると言われており
とても楽しみにしておりましたが妊娠出来ませんでした。
この時は、まだ男性不妊と知らなかったので、自然に赤ちゃんが出来るものと信じておりました。

タイミング療法を1年間くらいしても赤ちゃんを授からないので
人工授精(AIH)や内膜症の手術をすすめられるようになりました。

人工受精とは 配偶者の精液を女性の子宮膣に注入する方法です。
排卵日に夫の精液をカップに採ったものを病院へ持って行き注入して頂くのです。

女性の排卵前には、ビローンと伸びるおりもの(けいかん粘液)があります。
そのけいかん粘液は、精子が辿り着く為の大切な役割があるのですが、相性が悪く、
精子を殺してしまったりすることもあるそうです。そういう場合にも人工授精が効果的のようです。

内膜症は最初は4センチだったものが、1年間で7センチになっていました。
内膜症のせいで毎回の生理がどんどん重くなり、生理痛で苦しむ女性の気持ちが分かりました。
生理中は出血多量でフラフラ。塊のようなものが出ます。2日間くらいは這いずり回るくらいの痛さです。
また内膜症特有の排便通というものがあります。肛門が痛いのではなくて、便が移動する時の腸のある部分が、
物凄く痛いのです。1番楽なのは、机にうっぷした姿勢。生理痛の薬を処方してもらうようになりました。

また夫の精液検査をしてみようということになりました。
5日間禁欲をして、朝、精液を指定されたカップに採取し、病院へ持って行きます。

その場で顕微鏡で夫の精子を見せて頂きました。
でも何度覗き込んでも見えません。プレパラートを何度もずらして
やっと1匹見つけました。ニョロニョロとゆっくり動いていて、可愛いと思いました。

後日検査結果を伺いに病院へ行きました。
精液検査の結果は 精液量 6.3ml  (基準値2.0~4.5ml)
            精液PH 8.0   (基準値7.2~7.8ml)
            精子数 9200万/ml(基準値5000万以上)
            奇形率 9%   (基準値15%以下)
            運動率 10% (基準値70%)    

運動率がかなり下回っていましたが、これは採取してから
外注で検査に出しているので、検査をするまでに時間が経っている為で
問題ないと説明を受けました。

「旦那さんに問題なしとお伝え下さい」と先生から言われました。
夫に問題がないと分かり、ホッとしました。今は1匹でも精子がいれば
赤ちゃんは授かれる時代だから、精子が居てくれてよかったーと思ったのです。

しかし、ここの病院での問題なしは、問題ありだったということを後々知ることになるのです。
今考えると、顕微鏡で精子が探さないと居ない状態というのは問題ありだったのです


そうなるといよいよ、私の内膜症のせい??
手術をして妊娠しやすくなるのだったら手術を受けてみようか…
でも、腹腔鏡手術が失敗し赤ちゃんを産めない体になってしまったという例もある…

そんな時 「寺子屋お産塾」 に出会いました。




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