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A4変形 ハードカバー
定価:¥7,980(本体¥7,600+税)
2007年11月30日(金)発売
ドラゴンは、ダンジョンズ&ドラゴンズというゲームそのものの象徴である。いかなるクリーチャーもドラゴンにとって変わることはできない。粗野なるホワ イト・ドラゴンから、威厳溢れるゴールド・ドラゴンに至るまで、ドラゴンは冒険者達の経歴のそれぞれの段階で、つねに強大なる危難として前に立ちはだか り、同時に望む限り最上の見返りを与えるのである。冒険者らが最初のダンジョンで出会う、ごく小さなワームリング(雛)から、その武勲の極みで出会うだろ う超巨大なグレート・ワーム(大長虫)に至るまで、ドラゴンとの遭遇はクライマックスの頂点である――そして、その過酷で忘れがたい戦いは、そのドラゴン が溜め込んだ財宝の山で報われるのだ。
ドラゴンは神秘に包まれたクリーチャーであり、自我を持つものとしては最初に世界に現れた種族であり、その寿命は数百年の長きに渡ると説明されることも ある。彼らは世界そのものを象徴し、歴史を体現する存在だ。最古のドラゴンともなれば、膨大な太古の秘密、そして知識の宝庫でもある。これはつまり、ドラ ゴンとの遭遇は単なる歯ごたえのある戦闘以上のものであるということだ。ドラゴンは賢者にして神託をもたらす者。叡智の水鏡にして、来し方行く末をつげる 予言者なのである。その偉大な姿は幸運の前兆にも、凶運の兆しともなりうる。
なによりも重要なことはおそらく、ドラゴンという存在によって私達は、D&Dというゲームがファンタジーの世界、不思議と魔法にみちた、ありと あらゆる点で日常とは異なる世界で行なわれているのを思い知らされるということにある。ドラゴンを、単なる翼とブレス攻撃を備えたオオトカゲ程度のものと してしまうのは、ドラゴン自体のみならず、D&Dというファンタジー世界と、(このゲームの名前の一部として)ドラゴンが象徴している、伝説や神 話、英雄譚の価値そのものをないがしろにしてしまうような行ないといえよう。ドラゴンとは、その本質において、世界における叙事詩的な力だ。その行ない、 その企み、まどろむ夢ですら、世界のあらゆるところに影響を及ぼしている。羊の群れを襲うワームリング(雛)から、転生する前の魂をむさぼる強大なる竜ア シャーダロンに至るまで、ドラゴンというものは、それが狭い地域の規模であろうが、宇宙的な大計画であろうが、事の黒幕にいる。ドラゴンとは幻想そのもの の体現であるのだ。
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