思いつき日記

思いつき日記

お急ぎですか?



 15分に一回繰り返されるこのシーンを想像できますか?私は丁度階段を上がってきたところに止まっている列車の先頭に乗務しています。

 すると来ます来ます!必ずいるんです。時には手を振りながら、時には物凄い形相で、時には大きな声で「乗せて~!」と叫びながら走ってくる人達が・・・

 さて、私はどうすると思います?

 簡単ですね!閉めちゃいますドアを。そのまま発車させますよ 乗せませんよ当然ね。列車内にはきちんと時間前に来て待っている人が沢山いるんですよ。その人を大事にするのがサービスなんですよね?違いますか?

 じゃあ走ってきた人にはどうするのが良いんでしょうね? う~ん・・・とりあえず知らん顔してそのまま進行します。

 いつだか誰かがニコッっと笑ったんですよ。もちろん愛想笑いですよ。すると来たんです・・・苦情がです。「あの乗務員は私を乗せなくて喜んで発車していった!」と・・・お笑いですよね?困りましたねぇ・・ハイ・・!

 しかもその苦情は即日本社からうちの部署へ来て「今後は乗せてあげるように」と言うメチャクチャな指示を伴ってしまう事になるのです。

 とりあえず困ったクンは自分が発車時間に間に合わなかった事を逆恨みして苦情を言ってきた人ですよね。
 がっ!もっとも困った人(達)がいるんですよね。そーです!!!我が社の苦情処理システムに携わる人と、我が職場の上司の面々です。

 まぁこれ以上書く事は我が社の汚物をさらけ出すようでなんとも寂しいですが・・・

 だいたい時間が過ぎて駅(ホーム)に来た人が列車に乗れない事は小学生でも知っている事じゃないですか?すると目の前には愛想笑いをする乗務員がいるとなって、チンピラの因縁よりタチの悪い苦情を寄せてくることになるんですね。

 で、この苦情を受けた本社所属の人が「時間前に来てくださいね」と伝えれば終わりなんですよ 普通はね・・・ところが事情を調べるとか適当な事を言ってしまう。(ここでこの苦情処理システムのスタートから狂っている事を理解してもらえますよね?)

 そうなるとついに我が部署に来る訳ですよ。「これこれの客からこういう苦情が来ているんだけど、どういう対策をとるんだ?」と。対策???なに???この時点で来ちゃいましたね。ハイ!・・・タダの人の狂いからついに全体の狂いになっちゃいました。

 そうすると「上からの指示だから何か対策を!」となってしまうのが無能集団の宿命・・・

 悲しい結論は・・・

「走りこんで来る客は極力乗せるように」となってしまうんですよね。

 やばいですねぇ・・・

 これは傾いてきますよね。会社として膿んでしまっていますよね???

 どうする事が良いと思いますか???

 誰か教えてください。

 と、言いながらでもやはり対策が必要でしょう・・・個人としてのね。

ハ~・・・ほとんどは普通のお客さんなんですがね。
でも、企業としては末期症状ですかね???ヤバイ!!!と思う今日この頃です。


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