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蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~
「萌の朱雀」
淡々とした演出。登場人物の激しい感情の動きも、セリフもほとんど無い。
あるのは、清閑な空気。美しい風景。そして、切なさ。
登場人物の関係がわかりづらいのが、ストーリーを追う上で苦しい。ナレーションはもちろんないし、セリフもほとんどないので、表情などで想像するしかない。
しかし、感動した。
自然の美しさと、人間の生の営み、人を恋する痛み。饒舌に全てを語らず、映像で観客の感性に直接語りかけてくる。
夫役の國村 隼がかけるレコードの曲が、そのまま映画のBGMになる。とても美しく清楚な曲である。その曲の他は、自然の音だけがBGMである。ひぐらしの鳴き声が特に印象に残った。
饒舌になりすぎた現代人に、郷愁と共に捧げたい作品。
August 8, 2004
何年ぶりになるんでしょう?今年、カンヌ国際映画祭でグランプリを取った河瀬直美監督の10年前の作品「萌の朱雀」を見てきました。この「萌の朱雀」も、同じカンヌ国際映画祭で新人賞に当たるカメラ・ドール賞を受賞したんですよね。カメラ・ドール賞を取った直後ではなく、私が見たのはレンタルビデオで見たので、受賞してからしばらく経ってからだと思います。
以前、ビデオで見たときより、もっと胸がキュンとして、ますますこの作品が好きになりました。
ストーリー
舞台は林業で有名な奈良県西吉野村。孝三一家は代々林業で生計を立てていた。孝三の母・幸子、妻・泰代、幼稚園に通う娘・みちる、そして孝三の姉の置いていった小学生の息子・栄介の5人で、つつましいながらも、静かで安らかな生活を送っていた。子どもたちのはしゃぐ声、魚売りの行商人のほがらかな声、魚を買いに来るおかみさんたちの明るい笑顔。いつまでも続くと思われた平安な日も、村の過疎化によって、陰りを見せる。
そんな時、村に鉄道を通すためのトンネル工事の計画が持ち上がった。過疎を食い止めるため、村民たちはトンネル開通に希望を見出していた。しかし計画は挫折。後に残されたのは魂の抜けたような孝三と、闇を湛えたトンネルの残骸だけだった。
15年が過ぎた。孝三一家の生計は、成人した栄介が旅館で働く収入に頼っていた。高校に通うみちるは、幼いころからずっと優しかった栄介にほのかな想いをよせていた。
ある日、孝三が愛用の8ミリカメラを持って出かけ、無言の帰宅をする。トンネルの残骸の中に、8ミリカメラが遺されていた。気丈に振舞う泰代だが、心にムリが来ていた。
実家に帰ることを決断する泰代。みちるは栄介と離れたくない思いがあるが、母について行く決心をする。
住み慣れた家を離れる日、泰代とみちるは、栄介と握手をし、迎えのトラックに乗り込む。縁側で小さな声で、昔子どもたちが歌っていた童謡を口ずさむ幸子。歌い終わると静かに目を閉じた。栄介は庭でノートや手紙などを燃やしている。
山の緑は、変わりなく、人々を見守り続けていた。
物語は、とても淡々と進んでいきます。ドキュメンタリー映画を見ているようです。
朝の光の中で、朝餉を用意する嫁と姑。子どもたちは早起きで、すでに庭で遊んでいます。
大きく開け放たれた縁側から、心地よい風が入ってきます。物語の始まりは、こんな風です。
時間がゆったりと流れていき、見ている者も、深呼吸をしながら大きく伸びをしているような気分になってきます。
その中で、私は栄介の心の動きが気になってきます。幼稚園に娘のみちるを迎えに行く泰代の後姿が、栄介の心に刻まれた瞬間から、彼の恋が始まります。
15年後、大人になった栄介の、さりげない視線の先には、いつも泰代の姿があります。家計を助けるため、栄介の働く旅館で仲居の仕事をするという泰代。何気なく返事をする栄介ですが、泰代が去ってから、いとおしそうに振り返って、彼女の去った方を見つめます。
泰代が仲居の仕事をした初日、帰宅しようとする泰代を待ち伏せして、自分の乗っているスクーターの後ろに乗るよう、促します。躊躇する泰代を「乗れないの?」と挑発するように言う栄介。「乗れるよ」と言って、栄介の後ろに座る泰代の手を、しっかりと自分の腹に持ってくる栄介。彼の大きな手が、泰代の白い手を覆い、ぎゅっと握りしめた時、ドキドキしてしまいました。
泰代が働き始めてしばらくして、病気のために彼女が旅館で倒れた時の栄介の驚く顔にも、彼女への想いが溢れていました。
そして1番胸きゅ~んのシーンは、夫に死なれた泰代が、呆然と歩いていくのを、心配した栄介がついて行くところ。
「ねえちゃん?」と栄介が呼びかけても、全く反応せず、スタスタと歩いていく泰代。しばらく泰代の後を歩いていたのですが、急に雨が降り出し、寺?の門で2人は雨宿りをします。栄介は、泰代から少し離れたところで座ります。しばらくすると泰代は急に雨の中に飛び出していきます。あわてて追いかける栄介。場面が変わり、雨が止んでいます。軒下から姿を現せる栄介と泰代。無言のまま歩いて帰宅します。
この雨のシーンが、なんともエロティックで、ドキドキするシーンです。
栄介は、泰代に母を感じていたということもあると思いますが、女性としても好意を寄せていたと思うんです。雨の日、いつも寡黙な泰代が、初めて自分の感情を爆発させている姿に、彼も自分の気持ちを抑えきれなくなったのでしょうか。
映画では何も語られてはいませんが、私はこの雨の日に、栄介は泰代に自分の気持ちを伝えたのではないかと思います。だからこそ、みちるが激しく動揺し、栄介を困らせるのです。
でも栄介の気持ちは揺らぎません。みちるが栄介に自分の気持ちを伝えた後、みちるを誘って、自宅屋根の上で、星を眺めながら遊びます。まるで幼いころのように。これは、栄介の精一杯のみちるへの返答だと思うんですね。彼女のことは妹としか見ていないと。でもとても大切な存在だということは理解して欲しいと、みちるに伝えたかったのではないでしょうか。
泰代が姑の勧めで、実家に帰ることにし、いよいよこの家から去る日、栄介はまずみちると握手をします。そして次に泰代と。とうとう自分の想いは泰代に受け止めてもらえなかったけれど、それでもまだ彼女のことを好きだという、ありったけの想いをこめて。このシーンも、美しいシーンでした。
みちると泰代が去っていった後、栄介は庭でノートや手紙のようなものを燃やします。この家を出て、祖母と一緒に旅館で住み込みで働くことにしたのです。そのための荷物整理なのでしょう。もしかしたら恋の終わりに、自分の気持ちを綴っていたノートや手紙類を燃やしていたのかもしれません。
切なくも美しい初恋の物語。成就することはなかったけれど、奈良の自然とともに、一人の男性の成長を促した初恋物語でした。
June 11, 2007
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