Anemaziro~アネマジロ的考察~

Anemaziro~アネマジロ的考察~

Sir Paul Mccartny



All my Lovingをハモり、Hey Judeを伴に歌い・・・ウィングス以降を知らない人でも、ビートルズ・ファンには嬉しいコンサートでした。もちろん、ウィングス全盛期が私の青春時代でしたので、JETやBand on the runも生で体感でき、このたなぼたは 最高のものになりました。やはり 音楽は心と体で感じるのが一番です!

ストリングス、ブラスセクションは やはり シンセサイザーが担当。Band on the run の転調時は ちと物足りない感がありましたが、全般に渡り、アレンジは期待を裏切らないものでした。
東京ドームも マイケル・ジャクソンがスリラーをやった時以来。その時は音の悪さ、映像にがっかりしたのですが、今回は 洗練された映像美、音質も良く、しっかり聴き取れ素晴らしいものでした。
スクリーンは大写しにする為だけに使われているのではありませんので、いらっしやる方は オペラ・グラス必須アイテムです。私の席は2階席の後ろの方でしたが、5倍のグラスでステージの様子が判るくらいでした。

ステージ上には ポールを含む5人。彼女はサイドギターの人がカッコイイと言い、私はシンセの人がタイプと言い。
しかし、ブッチャー似のドラムスの人は ノリの良さも去ることながら、どうしてそんなファルセットが出るの?というコーラスもこなし、その間合いに曲を聴きながら踊っている姿が何ともユニークでイイ!!この姿を見たい方は、やはりオペラ・グラスしかありません。

弟は私と違い、静かに聴くのが好きなようですが、色々あった方が人生楽しいと考える私は いいオバチャンでありながら こう言う場合は まだ20代のノリで楽しんでしまいます。もっとも今回は場所が後方なだけにスタンドはしませんでしたが・・・

ポール・マッカートニーというたった一人の人物のコンサートでありながら、その人の存在感の大きさをつくづく感じさせるコンサートでありました。

23歳の彼女は「この曲いいねぇ」 私「。。。知らないの?」 Can’t buy me love でした。それでも彼女は「楽しかった~~」と喜んでいましたよ。行く人は ビートルズの赤と青のアルバムを聴きましょう。ウィングスは前出の曲を聴いておきましょう。楽しみ所がわかるでしょう。
日本で生で聴ける事はもう無いかも。ハレー彗星のようなものかもしれません。


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