65年のドン・ウン・ホマォンは幾多の重要名盤に名を連ねるドラマー。自らのリーダー作も多くありますが、腰に響くプレイは流石。フリーソウル2001で紹介のマイク・サムス・シンガーズは大所帯のコーラスグループのようです。能天気なスキャットも華やかに、聴いてて只幸せになる仕様。続く83年のPALMEIRA、85年のLAUREL MASSEも同じくフリーソウル2001。特に自由に跳ね切り込むヴォーカルと洒脱に粋なリズムアレンジは白眉。84年のナラ・レオンにはなんとあのCEU DA BOCAが参加、目眩めく濃厚なハーモニーアレンジが施され、圧高しです。そして日本が誇るミセス・トラットリア、かつての渋谷系を支えた名パーカッショニスト、YOSHIEさん。実はナラ・レオン版のイントロをぶっこ抜いてます。畳み掛ける舌っ足らずのロリ声が激しくキュート。所謂、萌え萌えです。個人的にはテレフォニを知った最初の曲ですので、その素晴らしさを刷り込まれています。最後に、03年ジャジーニョと呼ばれるクラブフロア対応の即死トラック。漲る溌剌としたヴォーカルがナイスです。
Os Cariocas / Telefone
「Mais Bossa Com Os Cariocas」(1963)
Wilson Simonal / telefone 「Tem "Algo Mais"」(1963)
Agostinho Dos Santos / Telefone
New!
「Vanguarda」(1964)
ムジカロコムンドには「イパネマの娘」を初めて録音した、とされるペリーリベイロ。確証がありませんが、ヴァガメンチもこの人がオリジナルかな??非常に深みのあるジェントリィな歌声が包容力に溢れています。この人のライヴ盤シリーズ、「GEMINI V (ジェミニシンコ)」がもう、本当に極上。個人的には今3枚確認してますが、どれだけ在るのでしょうか。続いて上質な爆発ラウンジを展開するQuarteto Arpoadorは凄腕の職業演奏家が集った風な、お手軽乍らも完成度は異様に高いテイク。イージーリスニング、侮る勿れ。
なお、オリジナルを探すよりマニアDJ各位がミックステープに沢山収録してくれているので、そちらの参照をオススメします。個人で分かる範囲での掲載になりますが、もしこの他に更なる情報ございましたら、ぜひとも教えて下さい。また今年のロシュフォールの恋人たち企画では後編に、もうひとつの人気劇歌「キャラバンの到着(Arrivee des Camionneurs)」しばりを予定しています。(請うご期待。)
まずはミッシェルルグラン自身が音楽を担当する、"自演もの"が多く存在します。須永辰緒さんのテープに収録の彼のオーケストラによるビッグバンド。熱のこもり様が文句のつけようのない完璧なアンサンブル。また本映画サントラのリマスター版には施行錯誤を重ねたと思われる断片集"デモ"とイングリッシュヴァージョンの"A Pair of Twins"が収録されています。後者にはまた『クロードパランによる歌唱やルグランとジネット・リノによるライブ録音など複数のカヴァー盤が存在する』との記述があります。同サントラのハイライトで"ハンブルグからロシュフォール"にて恋友の男の子2人と4重唱を奏でる箇所があり、双子姉妹の歌のテーマが鮮やかに組立てられる一遍がありますが、映画でも最高に目眩めく瞬間です。ところで多くのカヴァーはヴォーカル女子が殆どですが、男子が頑張る双子兄弟の歌は存在しないのでしょうか。
MICHEL REGRAND ET SON ORCHESTRE - CHANSON DES JUMELLES
須永辰緒(TATSUO SUNAGA) / Organ b. suite オルガンバースウィート No10
BUD SHANK - Chanson Des Jumelles 「WINDMILLS OF YOUR MIND」1967 小林径 Routine Jazz #03 B面 41分台から
Louis Corchia Et Son Ensemble Musette - LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT 「C'est Ma Chanson」196* 鈴木雅尭 PREMIUM CUTS presents ビストロジャズ -primo piatto- 鈴木雅尭 PREMIUM CUTS #05 "Jingles"に収録
CARAVELLI - LA CHANSON DES JUMELLES 「fille sauvage」196* MAKOTO MIURA BE BOP OR DO SOMETHING 収録
* Jean Claudric, Guy Boyer - La Chanson Des Jumelles 「Cine-Music」196*