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昨夜はCS放送のスカイAにかじりついて、支配下から育成ドラフトの一部始終を拝見いたしました。支配下ドラフト1位指名では東西の大学の両巨塔(関大・金丸投手と明治大・宗山遊撃手)に都合9球団の入札が競合し、青学・西川外野手と合わせて11球団が抽選に参加し、ヤクルトのみが大学ビッグ5の一角の愛工大・中村投手の単独指名に成功しました。我が阪神タイガースは王道の入札を行ったことは非常に好感を持てました。惜しくも抽選を逃して意中の金丸投手を獲得できませんでしたが、同系統(左のコントロール重視派)のNTT西日本・伊原投手を指名しました(どこかのスポーツ紙のハズレ1位候補として予想されていました)。何でも村上の智弁学園での2年後輩のようですね。恐らく伊藤まーしの様なタイプ(もうちょっとスピードはあるかも)と思いますので、伊藤の不調や及川が育たなかった時の貴重先発左腕になるのではないかと思います。2位は地元の報徳・今朝丸投手を指名できました。あれだけの大柄ながら身体の柔軟性が非常に高いので、慎太郎くんのようなノーコン病に苛まれることはないと思いますが、ここのところの高校生投手の伸び悩み(西純矢、森木、門別)の原因が、本人の問題なのか育成方法の問題なのか問われる所になるかもしれません。3位は大学入学後に投手へ転向した最速156km/h右腕のKMGホールディングス・木下とチームの強みである投手力をより強化する目的の上位3位指名となりましたね。昨年の即戦力を期待した投手が結果的に一人も一軍に定着できなかった事(下村TJ手術、椎葉球速不足、松原育成止まり)もあり、そこを埋める指名となったとも考えられます。何れにせよ会議前にドラフト番付で50番以内に入っていそうな前評判の高かった3名を指名できたことは本当に良かったと思います。また、4位以下と育成で独立リーグやくふうはやて(ウエスタン・リーグ新規加入の新興チーム)から指名した意図も明確(社会人よりも独立リーグの試合数が多く、実戦での実力が確認しやすい、NPBに行きたいというモチベーションが高い)で、その戦略が、上手くいくかどうかは、入った後の育成次第と思います。ドラフトの成否はその後のチームの強さでしか計れませんので、10年、20年の長期スパンで見たいと思います(昨年のドラフトも同じです)。今いる選手を含めて、しっかり育成して下さい。
2024.10.25
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今週15日に藤川球児新監督の就任会見が開催されました。WEB記事(字面)たけで、理解しづらかった内容を補うため、YouTubeでの動画を確認しました。概ね好感を持てる受け答えだったことに加えて、岡田との大きな違いはマスコミをしっかり利用(持ちつ持たれつ)しようという姿勢があったことと、できる限り分かりやすい表現で選手、ファン、マスコミに伝えようという今日的アプローチが随所に見て取れたことでしょうか。もう一つ選手やコーチの自主性や自らの動きを尊重したい(この2年間はいい意味でも悪い意味でも独善的マネージメント)、これにより脱岡田というか、ポスト岡田のチーム運営を図り、2009年以降の阪神で認められたチーム弱体化を繰り返さないという意志の表れとも受け取れました。チームのビジョンや注目選手などは本当は言いたいのでしょうが、ここはぐっと我慢して大人の対応をしましたね。また、17-18にはフェニックスリーグの視察も行い、井上、前川、野口などアピールのための結果を残し、早速の新監督効果が出ましたね。コーチ陣に関してはマスコミ報道では内部昇格などが多くなりそうで、目玉となる外部からの大物コーチ招へいはなさそうです(オリックスを辞めた松坂世代の小谷野という声もあります)が、球児が困った時に相談できるようなメンバーは欲しいところです(藤本やカツノリでは難しそうな雰囲気だし、和田や平田ではそこまでの関係性がないような・・)。それが誰になるかは分かりませんが、その辺りがチームマネジメント上は必要なピースかと思います。さて、球児監督に期待することは安定の野球と言うよりは、面白みのある、ワクワクするような選手起用をお願いしたいことと、余り選手に規制をかけずに、ベンチパフォーマンスすることに制限はかけないで欲しいですね。22年に実施したメダルパフォーマンスなどはベンチもファンも盛り上がるので、グッズ販売のみを目当てにしている球団からも一定の距離を置けるように選手が自由にやれるように(もちろんそのパフォーマンスと成績が釣り合わないといけないのは言うまでもありません)、抑えつけないようにお願いしたいです。多分大丈夫だとは思いますが、念のための提言です!ドラフトも楽しみですね。金丸君を射止められるか、即戦力ピッチャーを取れるかどうか監督の右腕次第ですね!
2024.10.18
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今日の試合もコンタクト技術の違いが如実に表れた試合でした。高橋遥人は初見で打てない速球の持ち主でしたが、森下の芸術的なホームランで先制したことと、宮崎に見事に速球を打たれたことで、護りに入ってしまい(梅野のリードもあったのでしょうが)、弱い球筋に加えて急に自信ない投球となってしまい、あっという間に4点を奪われてしまいました(うち、3人は初球ないしは2球目までに打たれてしまいました)。梅野の配球を問題視するのであれば、スタートから坂本を出しても良かったのてすが、早々と梅野を交代させた理由も良くわかりませんでした。ある意味、岡田が昨年拘った普通通りの野球が全く出来なかった2戦となってしまいました。恐らく選手にも硬さと言うか勝たないといけないという重圧に見事に飲み込まれ、それらを感じることのない(ある意味図太い)森下のみが普段通りの野球を実践したという結果となりました。うーん、岡田最後の試合としては??と余りにも酷い試合となったことは本当に残念でした。シーズン最初より毎試合ブログを投稿してきましたが、本日にて今シーズンの試合感想投稿は終了します。(次期監督やドラフトなどのブログ投稿はあるかも知れません、時々はチェックしてみてください)コメントをいただきました方々、ご高覧頂いた方々、誠に有難うございました。来年はどのように継続するかは現在考えておりますので、また明らかになりましたらご紹介したいと思います。
2024.10.13
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うーん、どんな調整をしていたのか甚だ疑問が残る野手陣、全く打てる予感もなければ、工夫もない、ファンをがっかりさせる試合内容でした。4回以降7回までランナーも殆ど出せず、良いように相手投手に手玉に取られてしまいました。8回、9回はチャンスを作ったものの、やはり甘い球へのコンタクト技術の低さが目立ち、ヒット性の当たりおろか、まともにコンタクト出来ない状態では勝ち目はありません。9回のチャンスにも梅野に代打も出さないのは何故なのか?全く理解できませんでした。全く心が動かない試合で、岡田を胴上げしたいという気迫は微塵も感じられませんでした。うーん、この状態では明日も苦戦しますので、先に点をやらないことしか勝ち筋がない(点をやらないだけでは勝てないけどね)ように思います。レギュラーシーズンとは違う戦いとは言え、桐敷を2イニング行かせたこともよく分かりませんし、何もかもチグハグな感じでした。明日はマシな試合を見せてくれ。ファンをがっかりさせないでくれ!
2024.10.12
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7月23日のブログで、前半戦の総括とアレンパへの道のりの険しさ(星勘定と条件)を投稿しました。最終的な順位はTG90に及ばず、3.5ゲーム差の2位となり、岡田監督並びに阪神関係者(ファンやOB、球団はそうでもなかったかも)の悲願であった連覇と、TG90に競り勝った優勝(2リーグ分裂後は阪神優勝時のTG90成績は3位以下)とを、共に達成できませんでした。結局のところ、どのチームも80勝に到達することはなく、優勝ラインが下がったことで、オールスター前までで貯金が1しかなかった4位の阪神が、140試合目まで優勝の可能性を残せました。このようにファンに最後まで夢を見させることができたのは、今シーズンの行く末をまるで見通していたような慧眼を持って、いい意味でも悪い意味でも独善的なチームマネジメント能力発揮した岡田監督の手腕によるところが大きかったと言わざるを得ません。恐らく、そのような手腕、能力は一緒にベンチで戦っていても一朝一夕に身につくものでもないので、次の監督が藤川球児になったとしても、岡田と一緒にコーチとして戦っていなかったことが大きな懸念にはならないのではないかと思います(球児には球児の考えがあるので、それを活かせば良いと思います)。 オールスター後の成績と最終成績を以下に示します。チームオールスター前成績オールスター後成績最終成績TG9046勝38敗5分(.548)31勝21敗2分77勝59敗7分(.566)広島43勝37敗4分(.538)25勝33敗1分68勝70敗5分(.493)DeNA45勝42敗1分(.517)26勝27敗2分71勝69敗3分(.507)阪神43勝42敗5分(.506)31勝21敗1分74勝63敗6分(.540) 優勝したTG90と阪神はほぼ互角の成績で、前半の成績がそのまま持ち越した結果となっています。3位のDeNAは7-8月に喫した9連敗(オールスター前の2連敗を含む)、4位の広島は9月の大失速(5勝20敗)により、後半戦は5割以下であり、これでは優勝など程遠い結果となっています。オールスター以降各月戦績チーム7月戦績(オールスター後)8月戦績9月戦績TG903勝2敗13勝10敗1分14勝9敗1分阪神5勝0敗11勝13敗1分14勝8敗 TG90と阪神の成績比較でもほとんど互角でしたので、阪神は昨年調子の良かった8月を負け越した(昨年18勝7敗)ことが、アレンパに繋がらなかった大きな要因と考えられます。特に、夏のロードゲームにおいて9勝13敗1分(昨年18勝5敗)と9月以降の戦いへの拍車がかけられなかったことが最後まで響いたと考えてよいでしょう。オールスター後の甲子園100周年記念TG90との3連戦をスイープしたまでは良かったのですが、それ以降のロードで躓いてしまいました。今年は甲子園で強すぎたことの反動だったのかもしれません。攻守の面で両チームの比較をしてみましょう。チーム投手成績の比較チーム防御率与四死球被本塁打被安打数奪三振数TG902.49(1位)396(2位)78(4位)1058(1位)1057(1位)阪神2.50(1位)356(1位)51(1位)1144(3位)950(4位) 前半戦の総括でも記載の通り、投手陣は後半戦も引き続き、チームの強みとなり、チーム防御率はTG90に次ぐ2位(2.50)、与四死球数と被本塁打数は圧倒的1位で、無駄な走者を出さず、ホームランによるビッグイニングを作らせない野球を昨年に引き続き遂行した結果が如実に表れています。TG90との差でいうと、被安打数と奪三振数で大きく差をあけられています。主に技巧派先発陣が多い阪神(大竹、西勇、伊藤将、村上)に対して、剛球派先発陣が多かったTG90の差が表れ、阪神のチャンスで、戸郷や菅野に捻じ伏せられた印象は強かったように感じました。 チーム打撃成績の比較チーム打率得点四死球本塁打盗塁TG90.247(2位)462(4位)445(3位)81(3位)59(1位)阪神.242(5位)485(3位)500(1位)67(5位)41(5位) 後半戦の特徴としては打撃陣が奮起したことは言うまでもありませんが、前半戦が悪すぎたため、得点力は大きく減少し、555点から485点となり、全体でも3位に留まりました。得点力の低さは本塁打数(昨年84本)の少なさと盗塁数の少なさ(昨年79)もあったのですが、高い出塁を併殺でチャンスを潰す(出塁率リーグ1位、併殺数リーグ1位)ことと、長打率の低さ(リーグ5位)により、なかなかビッグイニングが作れなかったことが、来シーズンへの課題と考えて良いでしょう。それにしても、「足にはスランプはない」と言われていたのですが、今年は盗塁企図数も成功数も昨年に比較して少なすぎたことはどのように考えたら良いのか解釈に困ります(1年で牽制などの投球技術が上がったとは思えませんし、サインを出しても走れなかった理由は知りたいところですね)。個人成績としては、ほとんどの選手が昨年成績を下回っている(上がったのは森下のみ?)ので、戦犯はいないと思いますが、個人的に気になる選手としては中野と捕手陣(梅野、坂本)です。今年は巻き返すことは難しいと思いますので、攻守両面で来年は奮起してほしいと思います。
2024.10.09
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今日の午前中にネットを含めたメディアでどんでん岡田監督の今年限りの退任報道(藤川球児の次期監督就任)が駆け巡りました。恐らくそうなるのでしょうが、このタイミングで報道された意図は何なのでしょうか?FAを取得した大山、坂本、糸原、原口などの引き止めのためなのか、ドラフト戦略をフロントに引き戻すための方策なのか、全くもって分かりませんが、内部が何かの意図でリークしたのでしょうね(球団オーナーや代表からは一切ノーコメントだったのに・・・)。ゲーム内容はあまり作戦を取らず、自由に打たせる内容でしたが、中々適時打がでませんてした。何とかノーアウト満塁からの大山の2塁打、輝の犠牲フライで、3点取りました。この得点を大竹が丁寧な投球で0封し、CSファーストステージでの先発の候補に名乗りを上げました。個人的には青柳と大竹で連勝するくらいでないとTG90とのセカンドステージは勝てないと思います。それにしても、前川の守備は頂けなかったことと、またまた2名に死球を与えたベイスターズベンチの無指示にはほとほと呆れましたね。さあ、日本一への道を引き続き楽しみましょう!
2024.10.03
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