【こんな感じです】

【こんな感じです】

【産まれたよ!次男編】


次男・駿太が誕生しました。

2度目の出産だからなのか、思っていたよりも早い展開だったので
細かくメモなどとってませんでした。
(ていうか面倒だった、すまんよ駿太)

かなりだいたいですが、出産の経過を書いてみようと思います。


出産予定日よりも3日ほど過ぎたところでした。
産院の先生に『体質だから、一人目が遅れたんなら二人目も遅い
かもね。』と言われていたので、まだまだ出てこないだろうと
思っていたんです。

その日も普段どおり午前中も出掛けて、午後からはお友達を招いて
お家で遊んだりしていました。

一人目(巧翔)は9日遅れで生まれてきたし、まあ二人目は早く
なっても1週間くらいは遅いやろな~と勝手な推測で(笑)

ところが・・・
お風呂に入った時に出来心で行ったおっぱいマッサージがどうも
効いたらしく?
9時ころに定期的にお腹が張るようになってきました。
巧翔を寝かしつける時には、張りが痛みに変化してきました。
『もしかしてキタかも。』
と思いつつもなんとか寝かしつけ、パパさんにメール。

パパさんも、まだまだ生まれへんやろ~とばかりに飲みに行って
たんです(爆)

メールを見て、急いで戻ってきたパパさん
(友人に「何やってんねん!はよ帰れ!」と怒られたらしい)

病院に連絡を入れ、1時間ほど自宅で耐えてから荷物を持って
車で向かいました。

既に眠っていた巧翔は、パパさん実家の方へ寝たままお願い
しました。


11時過ぎるころには、結構な痛みが。
『あ~、陣痛ってこんなんやったな・・・でもまだまだやな』

巧翔の時は、丸2日かかって産んだので、今回も時間がかかる
だろうと勝手に長期戦のつもりでベッドに横になってました。

パパさんも余裕なのか、携帯でゲームしてたしね。おい。

0時を過ぎる頃には、アイタタタタタと言ってしまう位の
痛みがやってきました。

先生に診てもらおうと思って助産婦さんを呼んだら、その人が
私の顔を見るなり
「あら、まだ全然余裕っぽいけど?」
と言うんです。

自分的には、結構痛くて疲れた感が出てるかと思ってたんです
が、どうも余裕があるように見えたらしい。くっ

一応先生に診てもらいに台の上に乗りました。
先生、サッと見てサラッと「まだ5~6cm。」
すぐに部屋に戻されました(泣)

その時に、ある助産婦さんが「先生も、痛い時に診てくれたら
いいのにね。痛い時は8cmくらい開いてるから、もう少し
頑張ってね。」と声をかけてくれて、か~なり救われました。

そういう励ましって、めっちゃ嬉しいんですよね~。
言われたからって、子宮口が開くわけじゃないんだけど、
気分的に頑張れるんです。
まだまだ開いてないって言われたら、ガッカリするんです。
そんなもんなんです。


部屋に戻ってからも、順調にグングン痛みがやってきます。
色んな体制をとってみますが、痛いものは痛い。
巧翔の時ほど朦朧としてはいなくて、周りが見えているから
余計痛みが増すというか。

陣痛って、ず~っと痛いわけでは無くて、1分くらい痛みが
続いたら5~10分休憩(全く痛くない)、の繰り返しなの
ですが、私が思うに、この休憩が短い時は痛みがマシで、
ちょっと間隔が長くあいてしまうと痛みがきつくなる。
産んだ経験のある人、そうじゃなかったですか???

3分くらいで痛みが来たら、かなりマシな痛みなので少し
ホッとしたりするんです。
反対に、休憩が長くて7分くらいあいたら、おいおい次の
山が怖いじゃないか~早く陣痛きておくれって思ってました。


そんなこんなで2時をまわった頃でしょうか。
分娩台に行くことになり、あれ?もう行っていいの?と
ちょっと喜んでしまった私。

しか~し一人目の時には分娩台で4時間も出てこなくて
いきみたおした経験が。

また出てこないのかな・・・頑張るしかないな。と半ば長期戦を
覚悟して台に乗りました。
どこまでも長期戦で諦めている私。


台に乗って、いよいよ逃せない位の痛みがやってきました。
助産婦さんに「む、無理・・・きばっていいですか!?」って
何度か聞いたようです。
パパさんは、冷静に「きばる、じゃなくていきむ、やろ」と
思っていたらしいです。
その時に教えておくれYO!

さりげなく、何かでつつかれて破水したようです。
これは初体験でしたが、痛くないのね。
いよいよ感が増しました。

後は、痛みの山が来たら思いっきりいきめばいい!
逃すのがツライのですよ。陣痛って。
いきんでいいなら、俄然やる気が出てきます。


張り切って、ウーンウーンといきんでいたのですが、ここで
問題が。

陣痛が来たなと思ったのが夜9時くらい。
いよいよ産もうとしているのが2時くらい。
長男を2日かけて産んだ私としては、展開が早過ぎました(汗)

一気に事が進んでいくので、もうヘトヘトだったんです。。。
ジワジワ産んだ一人目と違って、全力疾走の後に100本ノック
しま~すって言われたかのような。

痛みの山の間に、3回いきみたい所なのですが、体力が無くて
2回しかいきめません。
2回いきみ終わっても、まだ痛みが残っているのですが、もう
1回が出来ないんです。
痛いまま、しかし動けずに痛みが去るのを耐えていました。
なさけなや。
途中で、先生に「無理!無理!!!」って本気で訴えてました。
クールな先生なので、全く持って無視されてましたが。

頭が出てくるというのが雰囲気でわかったので、その時はもう
これで最後とばかりに頑張って力を入れました。
先生が、慌ててハサミを取りに入って、パチンパチンと切りま
した(会陰切開えいんせっかい)が、もう痛かろうが何だろう
がやってくれって感じです。
無事出てきてくれたらOKです。

あまりに力が入りすぎたからか、右手に握っていた持ち手が
バキっという音と共に外れ、それとほぼ同時に頭が出ました。

そんなすごいタイミングに漫画みたいに持ち手が!?
壊してしまった!?
新しい分娩台に改装したばかりって聞いてたのに、どうしよ
う!!!

などと頭がパニックの状態の中で、とにかく持ち手を元の
場所に取り付けようとして、力の加減がおかしくて震える
右手で持ち手をガチャンガチャンやってたんです。

たぶん、かなりおかしな図です。
赤ちゃんの頭が出た状態で、母親は右手で持ち手を取り付け
ようとガチャガチャやってるんです。
旦那さんは横で見てて、どう思ったんかしら?
後で聞いてみよう。

ふと我に返って、頭が出てからはどうしたらいいんだっけ?
なんだかわからなくなりました。
そういえば、頭が出たら自然と赤ちゃんの体が回転しながら
するっと出てくるのを待つんだっけ???
など、頭でぐるぐる考えていたんですが、そこで助産婦さんに
「頑張っていきんで!」と言われたような気がするので、
「ああ、いきまないといけないのか」と、気が付きました。

本当にパニック状態で、自分がどうしてるのか、何をしたら
いいのかさっぱりわからなくて、完全に動きが止まっていま
した。
持ち手だけは直そうとしてましたが。

状況を把握している助産婦さんが、私の頭をグッと起こすよう
に持ち上げて、先生が赤ちゃんの頭を持って、私に見せてくれ
たんです。
早く出してあげて、という事だったんでしょうけど、これもまた
すごい図ですよ。
頭だけ、出た赤ちゃんの顔を見たお母さんは、日本中探しても
私だけなんじゃないかしら。
しかも、片目を開けてシッカリと私の顔を見てました。
次男君と、繋がったまま目が合ったのです。

なんとかやる気を取り戻し、無事に取り上げてもらいました。
3時34分、3502gの次男誕生です。
持ち手を直すのは諦めて、その辺にポイと置きました。


一人目の時は、すぐに別室に運ばれてしまったのでカンガルー
ケアがあまり出来なかったのですが、とっても順調に生まれた
次男君はすぐにお腹の上に乗せてもらえました。

元気に泣くし、すぐにおっぱいを探して口を開けたりして、
本当に可愛い奴でした。

これは、本当に幸せな瞬間です。
なんとも言えない、幸福感に包まれた時間です。

この感動は、長男も次男も同じでした。
無事に生まれてきてくれてありがとう、って心から思いました。




夜中の出産でしたが、産後はテンションが高くて眠れないとよく
聞きますよね、、、

今回は、分娩台で寝てしまいました。はい。
出血量とかを測るために、しばらく分娩台で安静にしておく時間
があるのですが、自分のイビキで何度か起きました。
ああ、なんとハズカシ。

100本ノックしたんだもん。疲れてたのさ。

助産婦さんに後から聞きました。
「今回も、促進剤しましたよね?」
あまりにも痛かったので、分娩台で点滴したのが促進剤だったの
かなと思ってたのですが、どっこい
「いえいえ、自然の陣痛ですよ!今回は酸素だけよ」
と言われてビックリ。

一人目が微弱陣痛で、促進剤を使ったのに。
自然の陣痛で産めた事が誇らしい。うふふ。


本当に、展開が早くて痛かったけど、可愛いチビたちです。
適当で単細胞な母さんだけど、これからもよろしくね。







持ち手、やっぱり私が壊したのかしら・・・
外れただけでありますように。ブツブツ。


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