佐土原人形(宮崎)



 共に代表的なものは、饅頭喰いと呼ばれる童子の立ち人形で、各地で見られる形です。両家の作風は色彩などに違いがあるようですが、招き猫の形は無い様で、私にもよくわかりません。

 写真のものは土鈴になっているもので、干支のシリーズに猫がおじゃましているという感じでしょうか。

 高さ約7cm、猫だけだと2cmの小さな物で、彩色も少なく、資料を見ても両家のどちらで制作されたもの分かりません。

佐土原人形(宮崎)


 正確な表現からするとねずみに猫が乗るというのは、まずありえないことですが、妙にマッチしているもの面白いものです。
 以前紹介した中湯川土人形のすずめ乗り同様、自由な発想といえるでしょう。
 大阪にある宮崎県の観光事務所で数年前に手に入れたもので、いわゆる招き猫の玩具としては紹介されていない物ですので、招き猫収集家でも知らない方がおられると思います。



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