このごろ思うこと

このごろ思うこと

津留さんの死 2000年11月



  10月17日津留が亡くなりました。最後のころの会話です。パートナーが「あちらへ戻ってもすぐに帰ってきてよ。そしてその人が津留さんだとわかるようにサインを決めておこうよ」といった時、「ウーン、それはできないな」・・・。

  うとうとしていてあちらとこちらを行ったり来たりしていたころ「すごいんだよ」、「何がすごいの?」、「ミラクルなんだ」、「どういうふうに?」、「こちらの言葉では表現できないよ」・・・。

  一連のことが終わったあと、心の整理ができないまま、精神世界と少し距離をおいて毎日毎日の日常生活に意識の焦点をあわせ、起きて来ることを人間として楽しむ生活をしています。

 孫は2才、来年から幼稚園です。娘はインターネットで幼稚園さがしをして、裸足で泥んこ遊びを奨励している幼稚園に決めたようです。幼子と一緒に生活していると本当に癒されます。虫や動物、お魚が大好きで、それらと人間に違いがないようです。美しいものをかってもらうと猫や犬に見せてお話しています。テレビで知らない虫や鳥をみると図鑑でしらべます。主人も孫の影響で少し角がとれたようです。

  「今、居るところがあなたの進化のための一番いいポジションなのです」という津留の言葉が聞こえます。「もう私の役目は終わったから、一足お先に帰ります。すべては自分の内側にあるのだから、自分のやり方で、速度で、一人で歩いていきなさい」と私には聞こえます。

 津留さん本当にありがとう。私の弟役、先生役を演じてくれて・・・。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: