このごろ思うこと

このごろ思うこと

(幸せテクニック)という本完成 2003年8月



  津留が「アネモネ」という月刊誌に、1998年から15回掲載させて頂いた「実践!幸せレインボー講座」を推敲し、プリントアウトしたものを綴じて表紙をつけた手作り本をこのHPで販売したところ反響がいいので、本を作ろうと決心しました。

 A5版にする事に決め、コストを削減するために私一人で編集しレイアウトを考えました。「幸せテクニック講座(4)」の講演会テープを起こし、実践編として付け加えることにしようとアイデアがわいたのはいいのですが、やってみると結構たいへんな作業で、この夏はほとんどコンピューターの前で過ごしました。

 私は暑いのが苦手なので、いつも夏休み前にバカンスに行く事にしていて、今年も娘や孫と4泊5日で沖縄に行きました。沖縄が好きなのでもう何度も行っているのですが、レンタカーとホテルだけ予約してリゾートホテルに連泊します。沖縄の海の色だけで癒されます。ホテルだけは毎回変えて雰囲気を楽しんでいますが、今回泊まったホテルにはプライベートビーチの一角のラグーンにイルカがいて、イルカとふれあう色々なメニューがあります。今回は孫と一緒なので「タッチング&えさやり」のメニューにしました。イルカはプレゼントに海藻をくれると本で読んだことがありましたが、メニューが終わって帰りかけたとき、孫に一頭のイルカが口の先に海藻を引っ掛けて持ってきてくれました。ハッピーな瞬間でした。

 主人はやっと立ち直りましたが、全く趣味がない人なのでする事がなく、夜8時には寝てしまいます。そして朝は4・5時頃には起きるので、ゴミ出しから庭掃除、簡単な掃除、洗濯と私が起きるころには全て終わっています。本当に助かります。

 感謝、感謝と思っていたのですが、今回の本作りで、私は夜中の2時くらいまでコンピューターの前に座っているので、朝が弱いのです。起きて朝食を作らなければと気はあせるのですが、起きられないというジレンマが続きました。朝食だけ作って、また寝るということもよくありました。

 朝食の時間が違うため、私が起きて朝食が終わり、掃除が終わった頃にはもうお昼になっていて、「今日の昼食は何ですか?」と言われ、私は今、食べたばかりなのに昼食の事など何も考えていないと「ストレス」を溜め込んでしまいます。主人は食に対するこだわりがとても強く、どこの店の肉しか食べないとか、家でつくるラーメンでさえどこの店の焼き豚とメンマが入っていないと気に入らないなど簡単に「じゃあ」と、ありあわせのもので何か作るわけにいかないのでなおさらなのです。

 定年退職した夫が、ぬれ落ち葉のようにまといついてうっとうしいと友人から聞かされてはいましたが、本当だなと実感しました。それで今、作っている本のストレス開放のテクニックの実験が開始されました。想念に言葉がくっついている場合のM2でやってみました。両手の指を胸につけ、「私にまとわりつかないでよ!」でやり、次に「冷蔵庫にあるもので食べればいいでしょ」、つぎに「それぞれ自分の好きなことをやっていきましょうよ」など、思いつく限りの言葉で感情を自分と切り離しました。

 そして、自分を責めなくなって2・3日後、主人は主人でストレスを溜め込んでいたのが爆発したのでしょう、鬼のような形相で「いつまで寝てるんだ、飯を作れよ!」と言って来た時、主人の顔をただテレビの画面を見るように冷静に見ている自分に気づいて今だと思い、「夕食は家族で一緒に食べましょ。でも朝食と昼食は自分の好きなものを食べて下さい。あなたの食事のことを考えるだけで私はすごくストレスを感じるの。今後も一緒に生活していくのなら、お互いに自分の好きなことをやっていきましょうよ」と言いました。

 それから今日までこのスタイルは続いています。私はものすごく気が楽になりました。どれほどその事がストレスだったか思い知りました。晴れ晴れとした気持ちです。主人はその事について全く怒っていません。不思議ですね。自分でも不思議です。何であんなに悩んでいたのか・・・。

 主人は食事を作らないことを怒っていたわけではなく、待っていることにイライラしていただけなのですね。作ってもらえないとわかると、自分の好きなものを買ってきたり外食へ行ったり、結構楽しんでいます。

 昨日、本の原稿が全て出来上がり、インターネットで探した、お手軽に本を製作してくれる会社へ原稿のCDを送りました。どんな本になるか楽しみです。


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