このごろ思うこと

このごろ思うこと

人の宇宙はみな違う 1996年3月



  創生会レポートを発行し始めて1年がたちました。2月17日、雪の降る日、1周年記念パーティーを開催し、心暖かい人達に囲まれて楽しいひとときを過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。

  津留が受け取るメッセージーをひとりでも多くの人に発信して行きなさいと伝えられ、何の目算もないまま、津留の友人・知人を対象に講演会を始めました。そしてその会報として作り始めました。その後、どんどん輪が広がり、今では毎月1500通を郵送しています。講演会も北海道から四国、九州まで広がり、その地方の方に主催して頂いております。

 主人と別居中だった私は、弟(津留晃一)の会社の経理を手伝っていたのですが、津留が突然3次元の仕事を全くやめて、精神世界の考え方を発信していくと決め、実行し始めたのです。私はそれまで精神世界の事はほとんど知りませんでした。目に見えない世界が存在するという事にも懐疑的な人でした。こんな私が津留のそばで働き、進められる本を読み、講演会のお手伝いをしながら話を聞き、少しずつ自分の内側が変わって行きました。納得行かないことはとことん質問しました。

  結婚生活に絶望し、自分の人生は失敗だったと投げやりな気持ちで生活しながらも、長い間その場所から飛び出す勇気がなく苦しんでいた私が嘘のようです。まるで別人のようです。今は喜びと希望に生きています。とは言っても結構ブレることもあります。その時は自分の中心、自分の内側の大いなる我に問い続けます。するとだいたい2、3日遅くとも1週間位で答えが来ます。

  つい最近のことです。結構親しい友人とお酒を飲んでいる時、「津留さんの言っていることは本の受け売りで自分を特別な人だと勘違いしている。津留さんは野心満々で大嫌いだ」とその人が言いました。私はそれを聞いた瞬間、津留に対する私の認識とあまりに違うのにびっくりし、次に腹がたってきましたが、怒るのは悪い感情だという長い間の思考の癖がまだ取れてないので、怒っていることを隠してしまいました。でも心は傷ついて、落ち込んでいました。

  2、3日後、津留の講演会を聞いていると「私を批判する言葉を時々耳にしますが、私自身とその人の津留さんとは別の人なのです。全ての人がその人の宇宙の創造主なのですから、私を知っている一人一人の津留さんは全部違う津留さんなのです。だから私は何を言われても気にしません。」という言葉が飛び込んで来ました。心に引っかかっていたこだわりがスーと溶けていきました。問題なしとなりました。ああ私はこの感情を学びたくてその友人を私の近くにひきつけていたのだと。それ以来、私は私に様々な感情を味合わせて下さる方々を本当に有り難いと思えるようになりました。

 自分の世界(宇宙)は自分の心、認識が作りだしたものだと思います。自分の認識を変えるだけで全く違う世界が現れてきます。考え方を変えるだけで幸せになれるなんて・・・。

 最近、昔からの友人に「山口さんは明るく、健康的になった」と言われます。心が暗かった頃は身体も弱かったのに、わくわく生きていると病気もどこかへいってしまいました。持病も「ない」と自分で決めたから。というより私と一緒にいていいよと、持病と共に生きる事を自分に許したから健康になったといった方が近いかもしれません。

 様々な情報がやってきます。その情報を受けることが出来たこと事体が一種のチャネリングだと思います。そしてその情報の中から自分の心の芯が喜ぶものだけを選択して受け入れる。私に全ての決定権があるのだから・・・。

 心のささやきを良く聞いてあげる、そして喜びの方へ歩いていけば必ず光りの方向へ導かれると信じているこの頃です。


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