このごろ思うこと

このごろ思うこと

起きている事は全てメッセージ 2004・12


 2004年最後の月になりましたね。一年が過ぎるのがとても早く感じます。それに反して1週間前の事がはるかに遠いことのように感じます。これは私だけの感覚でしょうか?

 11月中旬、孫の七五三の七つのお祝いに富士山の浅間神社へお参りに行きました。娘は富士山の神で浅間神社の祭神でもある、「コノハナサクヤ姫」と深い関わりがあると本人が感じていて、孫のお宮参りも、三歳のお祝いも浅間神社へ行きました。大きなご神木に囲まれた神社は懐かしい感じのする場所で、祭壇の奥が富士山という建て方です。小春日和の穏やかなお天気で、富士山はよくきたねと迎えてくれ、気持ちよくお参りすることができました。

 11月のはじめ頃、コンピューターの調子がおかしくなりました。作業をしていると、急に画面が真っ黒になってしまうのです。それで強制的に電源を切り、少し時間を置くとまた調子よく動き、10分から30分でまた真っ黒になるという状態が続いたので、このまま起動できなくなってしまうと大変だとあせり、サポートセンターに電話し、なかなか繋がらない電話を待って、相談を重ね、ハードの故障で液晶を取り替えないといけないと言われました。それですべてのデータをCDにとり、修理に出そうとしましたが、10日位かかると言われ、動揺している自分がいました。

 娘に相談の電話をかけると「コンピュータの具合が悪くなった事を何かのメッセージだと考えたらどう?」と言われました。人様にはえらそうにアドバイスしているのに、自分のこととなるとこんな些細なことで動揺している自分がいます。

 人間の目は外を見るようにデザインされているので、人様のことは本当によくわかります。その目線をぐるりと逆戻りさせ、自分の心の中を見てみました。

 HPを見ていただき、本やテープのご注文を頂いているわけですから、10日間もご注文に答えられなかったら申し訳ないとか、その間の収入がなくなってしまうとか「恐れ」がいっぱいありました。

 その「恐れ」の感情と共にいるというワークを色々な問題についてやり、自分の中の「恐れ」を気づかせてくれてありがとうとコンピューターに感謝できるようになりました。「もうこれでいつ修理に出してもいいわ、その間ゆっくりお休みしましょう」と心から思えたら、コンピューターの不調が全くなくなってしまいました。

 皆様も何か問題が起きたとき、これは何かに気づけという宇宙からのメッセージだという観点から、その問題に取り組んでみて下さい。外に対処するのではなく、自分の心の中を点検して下さい。すると今まで動揺していたり、あせっていた心が静かになり、自分が何を問題だと捕らえているかがよく解ります。

 私はご相談のメールにお返事を書くとき、これは私へのメッセージだと思って宇宙から答えをいただいています。一つ質疑応答を載せます。


お便り

こんにちは。まだ、津留さんの教えに関しては、初心者です。悩んでいることがありましてメールしました。

今私は52歳です。若い時から非常に、傷つきたくないという思いが強く、人とうちとけあうことがなかなかできません。また、どういうわけか他の人には何でもないことでも、私はひどく傷つき悲しみの気持がとても強いです。人前で恥をかきたくないという思いも強いです。

こんな自分を変えねばと思い、(変えたいという気持もあります)エネルギーセラピーを受けたり、瞑想を習ったりしていますが、先生から私にはとても厚いブロックがあるようで、顕在意識では自分を変えたいという気持があるが、潜在意識では変えたくないという思いがとても強く、まだその時期が来ていないと言われました。

津留さんの「このままでいい」には共感していますが、現実生活では何かと自分が劣っているように感じて、何とかしなければとあがいています。(比較しなければいいのでしょうが)「このままでいい」という自分と「このままではいけない」という自分がせめぎあっています。

「このままでいい」という立場に立つととても気持が楽になるのですが、この気持がらくになるというのは、もしかしたら自分と対決というか、イヤな部分を見なくてすむということから来ているのかもしれません。本当に自分が変わりたいと思うまで、このままほおっておいてもいいのでしょうか。それとも、いやな自分にがんばって対決して、自己成長をはかるべきなのでしょうか?

アドバイスいただけたらうれしいです。


返事

人は皆、大いなる一つであった意識体から分離し、それぞれの体験に基ずく感情を感じたくてわざわざ波動を下げ人間となって、地球に来ている旅人だと思ってみませんか?

だとしたら自分は人より劣っているという感情も、神さまであった時には感じることができなかったので、自分で選択して人より劣っているという感情を感じられるような両親、環境を選んで自ら望んできたのです。先ずその事をいつも思い出して下さい。全ては自分が求め、選んだ人生なんだと・・・。

だから今、人より劣っていると感じる事が多いのは神の視点からみると、とてもうまく行っているということなのです。ですから、そういう想いが沸いてくるたびに「ああ、うまく体験できているな、よかったな」と思えるようになるまで、「今までの固定的価値観=劣っているのは悪い事が起きている」をそうとも限らないに書き換えて下さい。
それが、津留が言っている「このままでいい」という意味です。自分の中の否定したくなるようなどんな思いも、「それが悪いこととは限らない」と意識を向けて行って下さい。こうして「いいも悪いもない」という新しい価値観を作って下さい。

人間とはありとあらゆる体験をしてあがりとなる、すごろくというゲームを楽しんでいるようなものだと思ってみてください。今世やってみようと思ったのは、その体験がまだ済んでいなかったからです。運が悪いわけでも、あなたに能力がないからでもありません。人より劣っているわけでもありません。劣っているとはどんな感じなのか体験したかっただけなのです

「このままでいい」と思えたとき、その上で、もう散々劣っている体験はしたのでもう卒業しようとお思いでしたら、イヤな思いをし、ストレスを感じたとき、そのストレス感と共にいるというエネルギーワークをして下さい。ただただそのストレスの感情の中に入り、じっと感じつくしてください。そのとき、頭では何も考えないで下さい。思考が沸いてきたら、「思考ストップ!」と命令し、またそのストレス感と共にいて下さい。長くて5分でそのストレス感はぬけていきます。

感情はエネルギーですから、感じてあげると抜けていきます。ストレスをためないで、感情が起きるたびにこのエネルギーワークをしてください。この浄化の詳しいやり方は「幸せテクニック」という本に書いてありますので、もしやってみようとお思いでしたらご読んでみて下さい

今まで常識だと信じてきた考え方を変えるには時間と体験が必要です。実際に今まで頑張ってこられた方ほど楽に生きる事を自分に許す事が難しいようです。でもひとつひとつ、本当にそうだなーと実生活の中で体感すると、一気に180度方向転換する事が出来ますので、あせらず、それぞれのペースでやっていってください。私もその一人です。

津留のように急いで解ってしまうと肉体を持つ必要がなくなりますので、のんびりいきましょう。そして心や体の不調はメッセージなので、心の声、体の声をいつも聞いてあげて下さい。


  ではまた来年お会いしましょう。


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