カシジャス
イケル･カシージャス
Iker Casillas
フルネーム イケル･カシージャス･フェルナンデス
Iker Casillas Fernández
ニックネーム サン･イケル
国籍 スペイン
生年月日 1981/5/20
出身地 サン･セバスチャン
ポジション GK
身長 185cm
体重 70kg
代表デビュー 2000/6/3
管理人評価 A
所属クラブ
1998- レアル･マドリード
主なタイトル
1999/00 UEFAチャンピオンズリーグ優勝
2001/02 UEFAチャンピオンズリーグ優勝
2002年 インターコンチネンタルカップ優勝
コメント
その若さからか、それとも天才肌の気質のせいか。GKというポジションにおいて重要とされる安定感という面では、やや不満が残る。それにも関わらず名門レアル･マドリードの守護神を務め上げ、その評価も極めて高いのはなぜか。それはひとえに調子に乗ったときのプレーがあまりに素晴らしいのに他ならない。抜群の判断力と驚異的な瞬発力を持ち合わせ、ゴールを華麗に死守する。将来的に世界一のGKになれるだけの資質を持ったプレーヤーであることは間違いない。
レアル･マドリードの下部組織で育ち、1999/00シーズンよりトップチームのレギュラーポジションの座に就く。同シーズンに欧州チャンピオンズリーグ優勝を果たし、10代にして早くもクラブレベル最高峰の戦いに勝利。翌シーズンにはリーグ優勝を経験し、栄光に包まれたエル･ブランコになくてはないらない存在として君臨する。
だが2001/02シーズンに始めての挫折が待っていた。カシージャスの能力からすると信じられないようなミスを連発しビセンテ･デル･ボスケ監督の信頼を失うと、リーグ戦後半にはベンチに座る機会が多くなっていた。その状況はグラスゴーで行なわれた2001/02シーズン欧州チャンピオンズリーグ決勝戦まで続く。だが幸か不幸か、グラスゴーで行なわれたこの試合中にレアル･マドリードのGKセサルが負傷退場。急きょカシージャスに出番が回ってくる。普通のプレーヤーならば、このような場合は浮き足立って目も当てられない状況なのだがやはり器が違うのか、カシージャスは途中出場ながら最高級の働きを見せ、レアル･マドリードを9度目の欧州王者へと導いた。
調子が上向いたままで迎えた2002年ワールドカップでは、サンチャゴ･カニサレスの負傷による出場辞退によってスペイン代表の守護神として活躍。決勝トーナメント1回戦のアイルランド戦はPK戦にまでもつれこむ接戦だったが、見事3本ものPKをストップし、スペインをベスト8に導いた。
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