お通夜

猛烈に忙しいセール初日でした
レジに入ったり
受付したりしながら
後輩の指導にあたりつつ

閉店間際
入院中の母から電話があり
コーコが亡くなったので来てほしいといわれました
（過去日記参照のこと）

親戚でもないのですが
親戚だっつーことにして
店長に交渉すると

「新入社員置いて帰るの？」

うーん
お局も休みだしさ
わかるけど

「世話になった人なんです」というと

「気持ちはわかるけどさあ
　○○さん（新人）に聞いてみて」

なんだかなあ
辞めるぎりぎりまで
楽したいんだなあ

無理に会社を出て
まず病院へ

病院なのに
総務や会社に電話して
仕事しつつ
文句も言われつつ

黒ストッキング買って
喪服だして
ご霊前かいて
葬儀場へ行きました

コーコの妹の二葉さんが
「かわらないね、かわらないね」といって
私達を出迎えてくれました
姉と私、顔がよく似ているのですが
間違うこともなく。
お年なのにすげえ。

コーコの遺影は去年の一月
着物を着ていてバックが合成されてましたが
弟のおじさんが
酔っ払っていい話をしてくれました。

「こないだ君達が来たときはホント元気で
　医者の言うことは当たらないなー
　夏まで持つかもしんないなと思ったんだけどなあ」

コーコは末期癌で
下半身の殆どが癌細胞だったそうです
なのに
会ったときには
「あらあら、ひさしぶりです」と
言えちゃうんだから。

なんか、昔のままではいられないのですね。
寂しいなあ。

コーコはすげえきれいな顔でした
苦しまずになくなったんだな
よかったなあ

明日はﾎﾝﾄは葬式と火葬ですが
会社へいきます。
母も姉も出れないしね

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