2005.07.28
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テーマ: 在宅介護(1589)
カテゴリ: 帰国後、介護編
母が胃ろう手術(お腹に穴を開けて胃までの管を作り、点滴のような管を使って栄養を注入するための手術)を
することになり、やっと入院の日取りが決まりました。
8月9日。JJと私の300日目の記念日です。
多分忘れられない日になるんじゃないだろうかと思います。

JJと夜中に毎晩電話していることで
電話が終わったら母の足をマッサージをしたりするのですが

今日は電話がきて部屋に行こうとした途端
「ウー ウー ウアア!ウアアァ!!」

私の本名が「ウ」行なのでもしかするとと思い
「お母さん、呼んだ?」と聞くと
「ウー ウー イアァイイ イアァイイ!!」
「痛い?痛いって言った?お母さん?」

母はまだ舌は回らなくとも話すことができます。
でもベッドの上や寝起き状態だとやはり
アイウエオの会話になるのです。

人間寝返りを打つことができないということは
飛行機の中で長時間座っていて膝が痛くて起きるのと同じで
体の節々が痛くなるのです。

JJに待ってもらってマッサージして
母の体位を変えてから、電話が終わったら体位をまた変えるよと約束して
JJとの電話に戻る。

キッチンで話してる私
母のいびきとうなり声を聞きながら
JJと電話するのは居た堪れない。
そしてJJにそれを聞かれるんじゃないかという不安が募ります。

「いい子。いい子。ヨーコはJJのいい子です」
JJのそんな言葉に涙が出そうになる。

母の入院先は、ALSの神経内科ではなく
近所の救急病院の消化器科です。
果たして、マッサージをしてくれる看護婦はいるんでしょうか
体位を変えてくれるんだろうか
不安です。
ナースコールで呼んだらそんなことしてくれるんだろうか

姉に会社を休ませないで私が母を連れて行こうと思っているので
ちゃんと医者に聞いてみないとな。

胃ろうのボタン(胃から腹までの管の先)は
食事が食べられるようになった人はとることもできるそうです。
実際そういうご老人もいらっしゃるとか。
「いつかALSが治る病気になったらはずせばいいじゃん」と言いたい。






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Last updated  2005.07.29 01:33:29
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