2006.01.25
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テーマ: 在宅介護(1589)
カテゴリ: ALSの国編
ボンドガールサクライです。

今日は役所と病院と・・
やっと役所にいけた~。
しかし、オムツの支援みたいなの、説明聞いても良く分からないんだけど
結局レシートをとっておいて確定申告のときに申請するらしいけど
医者の意見書がないと駄目みたいだし
使いにくく作ってあるのかな・・・。謎。
レシートはこれからしっかりとっておくことにしよう。
今まではオムツ殆どつかってなかったもんねえ。
あたしも、出来ればオムツさせたくなかったし。


母もちょこちょこ来るとやっぱりうれしいみたいだし
何より自分も癒されます。
「お姉ちゃんの彼がね・・」とか
「JJがね・・」とか
「プレゼンがね・・」とかニュースの話題とか
ありきたりの会話をするだけでALSが何ぼのもんじゃ!って思う。
3日連続で母の元へ行っていますが、母にも変化が出てきました。
だんだんお母さん度が上がってきています。
気持ちがしっかりしてきたのだと思う。
これが家族ってやつのすごいところなんだろうな。

プレゼン、一般投票一位がよっぽどうれしかったらしく
日記にも書いてありました(笑
授業参観並みの親バカっぷり。
「ヨーコちゃんは立派でした」なんて
母の友人のボランティアコーディネーターさんがメールしたもんだから
親子で調子に乗っているわけです(爆



はてさて、
診察じゃないときに個人的に医者に会うってどうしたらいいんだろうと
考えていたんだけど、どれもこれも「 要は行動すればいい 」が答えで
電話して病院で診察の空いてる時間にリザーブするだけでした。

何事も、やる前に悩むより、やってみるほうが簡単だったりするんだな。
留学もやる前に悩むよりやってしまったほうが簡単だったし・・。

プレゼンのコンペで勝たなきゃいけないってことは
誰もが説得されるようなプレゼンにしなきゃいけないわけです。

どうやら仙台で吸引講習会をやれる医者はたったの2名。
ヘルパーの吸引って医師や看護師の指導の下・・・とか書いてあるのに
他のお医者様は教えてはくれないのかしら・・
それとも第一人者といわれる先生が2名もいるから
でしゃばったことができないのかしら・・・

ALSの世界は、
私が気にしすぎなのかもしれないけど
結構複雑な構成になっているみたい。
いろんな考え方が存在しているみたいだけど、
「患者さん」自体はまだ霧の中に隠れているようで
どこにいるのか、どんな風に考えているのか、どう生きてきたのかは
ベールに包まれています。

吸引ひとつとっても、
東京では「小学生でもできる簡単な介護」
仙台では「とても危ないし、難しく、1年以上の訓練が必要。」というのが通説。
誰に聞いてもそうだった。
要するに、危ないのか、簡単なのかは患者本人が一番良く知っているけど
介護するのは本人ではないからなのではないかな。

うちは実際入れすぎて血痰出たけど(笑
でも今はもっと吸引怖くないな。
大体どうしたらいいか分かって来た。
他人と、身内ではそりゃ恐怖度は違うんだろうけど。

人工呼吸器をつけてるから
チューブの先についた蓋を開けて吸引してるんだけど
母が自発呼吸できなくなったときのために 息を止めて吸引します。
私のほうが先に苦しくなるので、母は差し歯の無い歯をむき出しにして笑います。
そして人工呼吸器が「息できてねーぞ」とピーピー鳴るんですが
ついつい「はい。はい。わかってます。」と返事をしてしまうので
ますます母の笑いのつぼを刺激するらしい・・・。


・・・話がそれたけど
明日、先生に会って吸引講習会をやりたいので協力をお願いしに直談判してきます。

一人を説得できなかったら審査員も然りなので
今から正規のものではないけど企画書書いて先生を説得してみます。


明日も病院へ行く予定が出来たので母も大喜び。
「絶対、紙に書いていきなさいよ!」
「あの先生が味方についたら百人力よ」と応援体制です。


大事なことは、一生懸命生き生きやってる自分を
母にいつも見せることなんだと思います。ただ一生懸命やることじゃないんだな。
お母さんがALSになってよかったと思うことはないだろうけど
自分がやってることで、お母さんが喜ぶとうれしいから。
やっぱり、親子はそういう構造なんだな。

では!がんばって企画書を作るであります!
北島マヤの仮面をかぶるのよ!サクライ!





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Last updated  2006.01.25 20:49:50
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