2006.12.06
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カテゴリ: 働く介護人編
今日は、いわゆる人材バンクに行ってきましたよ。
なんか、まだ「若い」に該当するみたいで。
就職活動大好きなんで、結構はまってます。
今回の人材バンクの会社の紹介は、ケアマネージャーの友達さんが
派遣会社をやっていて、それでお話を聞きにいったら
派遣会社的には損なのに、こっちの会社を紹介してくれたのだ。
何事も人繋がり。
他の派遣会社からはやたらとタイピング業務の依頼が来ます。
どうやらテストで好成績(負けず嫌い)だったらしく
単発でパソコン入力だけで働ける人自体珍しいからだろうね。

たまたま担当の女性がお父さんが痴呆症で
すごく理解してくれた。
介護していたこのブランクで、私がしてきたことは
全部自己PRにしてしまえばいいって言ってくれた。
「あなたの売りは英語と可能性です」と言ってくれた。
ありがたいね。


ママンから「日記に書かれるから教えたくないんだけど」といいつつ
結局詳細メールが来たので、皆様にご報告(笑

ママン、車椅子のかたどりをしたんだけど
どうやら業者さん色々説明不足だったようで
仲介してくださった先生に「業者と話したい」というメールをしたら
主治医を巻き込んで大騒ぎになってるらしい。
(どう大騒ぎなのかは不明。)

ママンはもともとそういう人なんだよね。
・元職場で法事のお返しを買ったら熨斗が薄墨じゃないと(私に)クレーム。
・ボブが昔仙台に来てしゃべっていたら新幹線に乗り遅れ、緑の窓口10人抜き。
・家を買ったときも写真をとりまくっておかしなところはすぐ通報。
・色々値切り。
・判子屋の占いで私が死ぬって言われたので本社に電話してクビにした上、店がなくなった。
(今話題のあれだったのかもしれないんだけど・・・・)




呼吸器つけてからもうすぐ1年になるんだけど
ママンはママンに戻ってきてるのかもしれません。
いろんな掲示板で、ALSによって家族が色々変化して
精神的に、みんな参ってるのを見てると、
うちもそうだったって言いたくなるんだよね。
憎いのは病気で、家族じゃないのに、
「どうしたら明るくなるんだ」とか「どうしたら死ななくていいんだ」とか
誰かを責めたり、自分を責めたりした。
去年の私はとても必死だったなあ。
毎日、JJに電話しながら台所で泣いた。
風呂でも部屋でも家族の居ないところでぼろぼろ泣いた。
母の前では死んでも泣きたくなかった。
でも家族に本当は頼りたかった。誰でもいいから頼りたかった。
もっと明るい未来をそれこそ、子供の頃にやった宝釣りの屋台みたいに
先に飴がついてるか、
蛇のおもちゃがついてるか、先に何もついてないかもしれないけど
何かをなんでもいいから掴みたかった。

まだ紐をたどってる最中かもしれないけど
今日のALSのメーリングリストに載ってたちょっと嬉しいALSの研究結果も
母も一緒になって喜んでくれた。


・・・・・・あとは年女なんだからもっと年賀状、やる気になってほしいもんだ。
次回の病院は、プリンター持参です(笑





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Last updated  2006.12.07 00:04:30
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