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妊婦のカフェイン摂取は流産リスク高める 米研究妊娠初期に毎日大量のカフェインを摂取すると流産の危険性が高まるとの研究成果が米の産科学と婦人科学の専門誌に発表された。完全に流産の危険性を避けるためには、妊婦はいかなるカフェイン入りの飲料も妊娠5か月が過ぎるまでは摂取すべきではないという。妊婦が日常的に大量のカフェインを摂取することが胎児を危険にさらすという考えは新しいものではない。従来の研究でも、1日3杯のコーヒー(カフェイン300ミリグラム分に相当)を飲むと、全くカフェインを取らない場合に比べて流産の危険性が高まることが示されている。一方で、健康な妊娠をしている女性はつわりのためコーヒーやカフェインを避ける傾向があることから、これらの研究結果はゆがめられているとの批判もある。この問題の真相を探るため、米健康保険会社カイザー・パーマネンテの研究チームは1996年10月から1998年10月まで、妊娠前と同量のカフェイン入り飲料を妊娠後も飲み続けた1063人の女性を追跡調査した。結果は、流産の危険性は毎日のカフェイン摂取量に比例することが明白に示された。1日に200ミリグラム以上のカフェインを摂取する女性は、全くカフェインを取らない女性に比べ、流産の確率が2倍になることが分かった。200ミリグラムのカフェインは、約220ミリリットルのカップで2杯分のコーヒー、または350ミリリットル缶入り炭酸飲料5本分に含まれる量に相当する。研究では妊婦が安全に摂取できるカフェインの量は示されていないが、著者の1人はカフェイン摂取量は、流産を防ぐために妊婦が自分の意志でコントロールできる数少ないリスク要因であることから、安全策をとることを勧めている。カフェインはたやすく胎盤を通過できる一方で、発達下にある胎児の代謝機能では容易に代謝できないことから、科学者らの間ではカフェインは胎児に有害だと考えられている。また、血管を収縮させ、胎盤への血流を減少させるという悪影響もあるという。妊娠中のカフェイン摂取が出生時体重に影響を ノルウェー研究妊娠中のカフェイン摂取が新生児の出生時体重に影響を与えることが判明した。妊娠中に定期的にカフェインを摂取すると、低体重児の出産リスクが高まるとノルウェー公衆衛生研究所の研究チームが医学専門誌に発表した。研究チームは、妊娠中のカフェインの摂取量と自然早産、出生時体重などの関係を調査。5万9123人の妊婦を対象に長期研究が行われた。被験者は、17、22、30妊娠週にカフェイン摂取量を自己報告、また、出産後の新生児の情報や妊娠期間などを記録した。 カフェインを含む食品には、コーヒーや紅茶、炭酸飲料、ココア、チョコレートなどがある。調査の結果、一日あたり0~50ミリグラムのカフェインを摂取した妊婦よりも、一日あたり200~300ミリグラムを摂取した妊婦のほうが、低体重児の出産リスクが増加した。同時に、妊娠期間が影響を受けることも示された。カフェイン摂取により、妊娠期間が平均8時間延びたという。研究チームは、この妊娠期間が延長される効果はカフェインによるものだけではなく、コーヒーに含まれる他の成分が影響を与えているのではないかと推測している。出生時の体重(平均体重3.6kg)については、一日あたりのカフェイン摂取量100ミリグラムで21~28グラムの体重が失われるという結果が出た。自然早産のリスクとの関連はみられなかった。コーヒー1杯(約150ml)に含まれるカフェインの量は、約80~85ミリグラム。世界保健機関(WHO)が推奨する妊娠中のカフェインの摂取限度量は一日300ミリグラム。北欧諸国や米国などでは200ミリグラムとなっている。妊婦のカフェイン摂取制限量の見直しが必要なのでは?日本ブログ村のランキングに参加しています(=゚ω゚)ノにほんブログ村クリックしてくださった方、お手間をとらせてごめんなさい。いつもありがとうございます(*^^*)
2013.05.07
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別のサイトでも見つけました(*^_^*)こちらの方が詳しく書かれています。興味のある方はぜひ☆◎流産した女性は、次の妊娠を遅らせる必要はありません。赤ちゃんが欲しいならすぐに、妊娠を試みるべきです。◎2005年以降の世界保健機構(WHO)のガイドラインには、流産をした女性は、次の妊娠まで6カ月間以上の間隔をあけるべきであると示されています。◎しかし、3万人の女性を対象とした新しい研究は、流産後の6カ月間は健康な妊娠のための絶好のチャンスであることを発見しました。◎事実上、流産後の6カ月以内に妊娠した女性は、6カ月以上待った女性より、次の妊娠で無事に出産までこぎつけることが多いようです。◎広く使用されている現在のWHOのガイドラインには、生理的な理由またはエビデンス(科学的根拠)がほとんどないと、この研究者は言います。◎イギリスのアバディーン大学の産科疫学の講師のソヒニー・バッタチャリヤ(Sohinee Bhattacharya)氏らが、British Medical Journal誌に5日付で発表しました。◎「妊娠をしたい女性は、流産の後に落胆していてはいけない」とバッタチャリヤ氏は語っています。◎特に「流産のリスクが高い高齢出産の女性にとって、次の妊娠を遅らすことは、実際に、上手くいく妊娠の好機を妨げることになる」と言います。◎「あなたが既に35歳を超えているなら、私は、確実に妊娠の間隔より、年齢の方がリスク要因であるので、6カ月以内に再び妊娠を試みるようにアドバイスします」。◎この研究は、 1981~2000年の間に、最初の妊娠で流産した3万937人の女性のデータを分析しました。まず、流産後の6カ月以内に妊娠をした場合と、6カ月後から12カ月後までに妊娠をした場合を比較しました。最初の妊娠の年齢、経済状況で調整されました。◎この結果、流産後の6カ月以内に妊娠をした女性の方が、流産や死産、子宮外妊娠が少ないことが分かりました。◎6カ月以内に妊娠をした女性は、流産のリスクが34パーセント低く、死産のリスクが57パーセント低く、子宮外妊娠のリスクが52パーセント低くなりました。◎また、無事に出産にこぎつけた中でも、6カ月以内に妊娠をした女性は、6カ月後から1年以内に妊娠をした女性より、帝王切開や早産、低体重児出産が少なくなりました。◎6カ月以内に妊娠をした女性は、帝王切開のリスクが10パーセント低く、早産のリスクが11パーセント低く、低体重児出産のリスクが16パーセント低くなりました。◎次の妊娠まで24カ月以上の間隔があった場合は、リスクが2倍以上と大きくなりました。6カ月後から1年以内に妊娠をした女性と比べて、子宮外妊娠のリスクが197パーセント増加、死産のリスクが240パーセント増加しました。◎約2割は妊娠24週間前に流産して、このリスクは妊婦の年齢とともに増加しました。◎流産後の妊娠を6カ月以上も間隔をあける必要があるかもしれない唯一の理由は、感染などの合併症があった場合だと言います。◎6カ月以上待つことがリスクの増加に関連する理由は明らかではありません。◎考えられることとして「流産の原因となっている問題が時間と共に悪化するかもしれないし、流産後ほどなく次の赤ちゃんをつくろうとする女性は健康的な生活習慣を遵守しようという意欲が強いことも良い影響を与えるかもしれない」と、バッタチャリヤ氏は述べています。日本ブログ村のランキングに参加しています(=゚ω゚)ノにほんブログ村クリックしてくださった方、お手間をとらせてごめんなさい。いつもありがとうございます(*^^*)
2013.04.23
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流産してしまったらすぐに妊娠を!出産成功率がアップ 英研究 流産から6か月未満で再び妊娠した場合、それ以上に間隔を空けた場合よりも、合併症のない健康な妊娠生活を送れる確率が高いとする研究結果が、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表された。 世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は、流産した女性に対し、次の妊娠まで少なくとも6か月以上、間隔を空けることを推奨している。もっと間隔を置くことを勧める医学関係者も少なくない。 これを確かめるため、英アバディーン産科病院の研究チームは、1981~2000年に最初の妊娠で流産したのち再び妊娠したスコットランド在住の女性3万人以上の診断データを調査した。 すると、次の妊娠までの間隔が6か月未満のグループで出産成功率が最も高く、妊娠期間中に合併症を起こした割合が最も低いことが分かった。研究チームは、「(間隔が短いと)再び流産する確率が低いのみならず、帝王切開の必要性も、産まれてくる子が未熟児や低体重児の可能性も低いようだ」と指摘している。 社会経済的な背景の違いは結果には影響しなかった。なお、流産には「人工的な流産(中絶)」も含まれている。 研究は、流産に出産年齢の高さの方が影響している可能性を指摘する。妊娠24週未満で流産する確率は平均約20%(妊娠5回に1回)だが、この確率は40歳では30%、45歳以上では50%に跳ね上がるという。私の今回の妊娠が、前回の流産から4ヶ月。希望が持てる情報でしたヾ(@⌒ー⌒@)ノ☆日本ブログ村のランキングに参加しています(=゚ω゚)ノにほんブログ村クリックしてくださった方、お手間をとらせてごめんなさい。いつもありがとうございます(*^^*)
2013.04.23
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流産のリスク要素の研究 アライブ!サプリメントカフェより抜粋し、まとめました。イギリスのロンドン大学公衆衛生・熱帯医学大学院のノリーン・マコノチ ( Noreen Maconochie ) らが、 An International Journal of Obstetrics and Gynaecology 誌電子版に2006年4月3日発表したものです。【研究対象者】◆最近の妊娠が、最初の3カ月、13週未満で流産をした18~55歳の603人の女性。◆最近の妊娠が12週間を超えて続いている6116人の女性。【研究方法】アンケート【研究報告】◎妊娠前に標準より体重の少ない女性は、流産のリスクが大きくなるという報告がありました。◎痩せた女性は妊娠すると、妊娠の最初の3カ月間に流産するリスクが72パーセントも高くなります。しかし、サプリメントや、果物や野菜を食べることで、流産のリスクを、かなり減少させすることができます。◎しかし、妊娠初期にサプリメントを摂っていた女性は、流産のリスクを約50パーセントに低下させました。葉酸、鉄分、これらを含むマルチビタミン&ミネラルを摂っていた女性で、この効果が明らかでした。◎新鮮な果物や野菜をほぼ毎日食べる女性も、流産のリスクが低くなりました。◎さらに、多くの妊娠している女性を喜ばせる調査結果があります。チョコレートが流産のリスクを低下させることがわかりました。◎女性が結婚していないか、またはパートナーと同居していない場合は、彼女の流産のリスクが高くなりました。◎妊娠後にパートナーを変えることも、流産のリスクを、60パーセントと高くしました。◎以前、中絶経験のある女性は、流産のリスクが60パーセント以上高くなりました。不妊症も、流産のリスクを41パーセント高くしました。◎すべての不妊治療は、流産のリスクの上昇に関係しましたが、子宮内精子注入による妊娠か、人工授精による妊娠は、流産のリスクが最も高くなりました。◎妊娠が計画的であった場合は、流産のリスクが40パーセント低くなりました。しかし、このグループで、妊娠するのに1年以上かかった女性は、3カ月以内に妊娠した女性より、流産のリスクが2倍と高くなりました。◎つわりが、妊娠の進捗状況が良好である指標であるという、一般に信じられていることが事実であると確認されました。◎妊娠の最初の12週間に、つわりに悩む女性は、流産が70パーセント少なくなりました。つわりの状態がひどいほど、妊娠の継続率は向上しました。妊娠前の低体重、中絶経験、ストレス、パートナーが変わることが、流産のリスクを高くするという発見は、注目に値します。妊娠初期の女性や、妊娠を計画している女性にとって、流産のリスクを減らすために重要なこと健康によい食事ストレスの低減感情を良い状態に保つこと流産の研究報告で、これは知っておきたいと思う情報を見つけたら、たまにこうして、お伝えできたらと思っています。日本ブログ村のランキングに参加しています(=゚ω゚)ノにほんブログ村クリックしてくださった方、お手間をとらせてごめんなさい。いつもありがとうございます(*^^*)
2013.04.21
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