ぼちぼちいこか(^_^)☆

ぼちぼちいこか(^_^)☆

息子0~2歳(2001年~2003年)


ママ友達もできたし、市の乳幼児広場などにもよく参加していた。
同じ年頃の子供達と遊ばせたり、よそのお宅で遊ばせてもらったりもした。

でもすこ~しだけ感じたのは、ちょっと落ち着きないかなぁ??とは思っていた。
家の中では目が離せなかったし、外では手を離せなかった。
一瞬でも目を離すと猛スピードで走り出していく・・・。
一度はショッピングセンターの本屋さんで会計の間、ほんの一瞬手をはなした隙に
走りだし、迷子になった。
本当にすぐに追いかけたが見つからず、血の気が引く思いで探し回った。
2~3分後、ゲームコーナーの乗り物の所で発見したが、
もう本当に血の気が引いた。
それ以来、外では息子の手が離せなくなった。

とにかく外ではいつも息子の背中を追いかけていくという日々。
乳幼児広場では、よく部屋の外にでてしまっていたりもした。
友達の子供は、お母さんから離れたくないといって母親の近くにいるのに
うちの息子の場合は、私がどこにいようとお構いなしで一人でどんどん遊ぶ。
人見知りもほとんどなかった。

心配性の私が後をついていくから、気にせずにどんどん行くのかと思っていた。
手をつないで歩くことは嫌がらなかったので、とくに心配しなかった。
ママ友のひとりが「ひろ君はもう自分の中にお母さんのイメージがしっかりできてるから、ひとりで行動できるんだよ」と言ってくれた。
また、息子以外にもよく動く子はいたし、男の子だしよく動いて当然。
時期がくれば、だんだんに落ち着いてくるものと思っていた。

言葉も少し遅かったけど、こちらの言うことはなんとなく理解できている様子だった。
と思っていたけど、今同じ年頃の赤ちゃんをみると当時の息子よりももっとしっかりしているなぁ・・・。と感じるから今思えば、やっぱり遅れはあったのかもしれない。

子育ての環境は、乳幼児広場にも頻繁に行ってたし、ママ友達と母子グループで遊んだりもしていた。
私自身が人の繋がりを広げたくて1才半から幼児教室にも通い始めた。
生活環境がどうしても母と子だけの時間が長くなってしまうので、それなりに努力していたつもりだった。
本当はこの時期に親としてはもっと子供と向き合うべきだった。
おじいちゃんおばあちゃんなどの肉親の情みたいなのに触れさせるべきだったと今は思う。

とにかく、とにかく私と息子、二人でいる時間が長かった。
私の周りの人(夫、両家両親、姉夫婦)はみんな仕事や自分の生活で忙しそうに見えた。
頼りたくてもなかなか頼れなかった。
息子と私、お互いにこの二人が話し相手だった。生活のほとんどだった。
もっと実家に帰ったり、夫に具体的にこうして欲しいと言えばよかったのかもしれない。

私自身、公園で息子を遊ばせるのはちょっと苦手だった。
思うように遊んでくれないし、目が離せないので他のお母さん達みたいにちょっとした立ち話もできなかったから・・・。
第一に公園で息子が汚れるのが嫌だった。私が疲れてしまうから・・・。
本当はここの部分をがんばらなきゃいけなかったんだなぁ~と今思う。

とにかく24時間息子と一緒で本当にイライラした。
たまに夫に見てもって美容室に行ったりしても帰ってきたら夫は居眠り、部屋はおもちゃで散らかり放題。
ひどい時は夫にまかせて昼間ちょっと寝ている間に息子のごそごぞ言う音で目が覚めてリビングにもどるとフローリングの床の上がうんちまみれだったこともあった。

夫にとってもはじめての子育てで、どう言う風に息子と遊べば良いのか難しかったのかもしれない。
夫と子供がいる時は大体テレビつけっぱなし(息子が好きなビデオがエンドレスでやっている)、夫居眠り、息子やりたい放題のパターンが非常に多い。
私も上手く夫にこういう風にして欲しいと伝えるのが下手だった(今も下手だけど)

イメージとして、もっと人対人として、父親対息子として関わりを持って欲しいと今も思っている。(でもこれが抽象的で夫にとっては判り難いらしい)

とにかく、この頃は育児ストレスで疲れたり、イライラすることが多かった。
他に逃げ場所もなかった。
自分自身も楽な方に楽な方に物事を考えた。
その結果、延々と息子にビデオをみせた。(そうしないと自分の思う通りに家事ができなかった)
家の中で一緒にいたけど、ちょっと息子に無関心だったかもしれない。
おもちゃを与え、勝手に遊ばせた。おもちゃを与えていれば安心だったのかもしれない。
おもちゃで一緒に遊ぶというのがその頃の私はヘタクソだった(今も正直苦手だけど)

息子が他の子と比べて、半年くらい成長が遅いかなと感じていたけど、そのうち解消されていたし、育児書には「まだまだ成長には個人差がある時期。気にしなくても大丈夫。他の子と比べてはいけません」とあった。
相手はまだ乳幼児なのに早く成長して離れて欲しいと少し思っていた。
早く、私が楽になりたい。と思っていた。
それくらい、息子と二人の時間を楽しんでいなかった。

今からやり直せるものならば、やり直したい。と本当に思う。
しかし、それは無理。
だから今出来ることをやろう。自分にできることは何か。息子が本当に必要としているものは何か。
それを深く考えてしまう・・・。


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: