ぼちぼちいこか(^_^)☆

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息子3歳からの出来事


近所の子供達が行ってるし、一番通いやすいということを考慮して、ある幼稚園に入園をさせようかと思っていた。

私自身は育った場所では(今でも)公立幼稚園で2年保育が主流だったけど、自宅周辺には公立幼稚園は少し離れた場所にしかなく(毎日通うにはちょっと遠い)私立幼稚園が主流だ。
息子もご近所の子供達と同じように3年保育で小規模園の私立幼稚園に入れようと考えた。

希望の私立幼稚園の園庭開放に行った時のこと、息子は色々な物に興味を示して動き回っていた。(でも特に何か悪いことをするわけではなかった)
水槽にいる魚をみていると幼稚園の副園長先生が話しかけてきた。
「ぼく、よく動いてたけど、お名前なんて言うの?」
当時息子は3歳になる少し前だった。
一応、返事や自分の名前は言えていたけど、その場では答えられなかった。
(今思えば、私以外の人と会話できることはほとんど無い時期だった。よく私が息子の横で通訳のように「お名前は?なんやったっけ?」とか「○○っていってみたら」とか言うような会話形式で、息子は私に聞かれて答えたり、私の言ったことをオウム返しで言っていたような感じだった)

正直、心の中で私は焦りのようなものを感じた。
こんな気持ちを感じたのは、この時が初めてだったかもしれない。
副園長先生は、笑顔の中にちょっとした不信感をあらわにしたしたのを私は感じ取った。
「まぁそのうち落ち着いてきますからねぇ。あら来年入園なんですか?」と言われた。
心の中の焦りをかき消すように副園長先生に挨拶をして(多分そうなんです。よろしくお願いします的なことを言ったように思う)その日は帰宅した。

その後、幼稚園の入園説明会に参加した時、演台で副園長先生が言った
「うちの園では障害児のお子さんは預かれません。普通のお子さんだけです。普通のお子さんだけお預かりできます」と・・・。
もしかしたら息子のことを指していってるのかとちょっと不安になり、この言葉が私の脳裏に深く残った。
その時思った。でも息子は普通だから気にしなくてもいいと。

夏までには、おしっこはトイレでできるようになったし、3歳児検診も問題無く終わった。
心配していた言葉も(オウム返しは多かったけど)自分の要求は伝えられる程度にはでてくるようになっていた。

しかし、静止の言葉や「ダメ」と言っていることをなかなか聞いてくれず、手を焼いていたのもこの時期。
同い年の子は、1~2度、多くても3~4度位注意されたり、叱られたりすると言う事がきけるようになったり、不満があったら言い返したり(「でもぼくこうしたかってん」など)しているのに、息子は本当に本当に何度も何度も言っても同じことを繰りかえしてばかりだった。
そのせいもあってか、どうしても大声で叱りつけることが多くなったりして、「平穏に暮らしたいのに」「穏やかに息子に接したいのに」それが出来ないというストレスが私の中にどんどん溜まっていった・・・。

しかし3歳児検診が問題無く終わったこともあって、少し気持ちが楽になっていた。
私と一緒に行動しているときは比較的落ち着いていたし、むやみやたら動き回ることも少なくなってきていた。(私が行動を静止していた部分も大きいけど・・・)

あとは入園願書を提出して、入園手続きを始めればよいと思っていた。


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