=ぽちゃんまちゃ=in incheon

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初対面


そして当日。来なかったらどうしようかと、どちらかというとNZで出会った友達の電話番号を握りしめて空港に降り立った私。でも彼は私の名前を書いたプラカードを持って待ってました。なんだか思ってたより、すんなりと初対面を済ませ(でも練習してた韓国語は一つも出てこなかった)、トランクを持って観光へ。
彼の初印象は、やっぱり写真と同じ。ドキドキするような人ではなかったけれど声がとても優しかった。何度か韓国へ来る前に電話で聞いたけれど実際聞くととても温かい声でした。それから瞼が二重で(NZで出会った韓国の人は一重がほとんど。男の人で二重なんていなかったような気がする)とっても澄んだ茶色をしてました。NZでも思ったけれど韓国の男の人は目が子供みたいななんともいえない素直な目をしてる。不思議です。
彼と話しながら、なんだか今まで感じたことのない感覚でした。心がポッと温かくなるような、初めて会ったのに、ずっと知ってる友達のような感じ。男の人と2人で会うなんて事が苦手だった私がほとんど緊張感もなく、付き合えてました。
話をしながら、発見した2人の共通点はものすごくたくさん。一番驚いたのは彼がNZにいた時期と私のいた時期が同じだったこと。私のいた2002年のクリスマス、彼も同じくクライストチャーチにいて、なんとクリスマスには同じようなところをうろうろしていたみたい。彼はたった3週間くらいの滞在だったらしいけれど、その間通っていた学校も私が良く遊んでいた近く。どこかですれ違っていたかもしれないと思うと、ちょっと鳥肌ものでした。
次の日、インサドンでお茶なんか飲みながら、ふっと、結婚するならこういう人かなぁと思いました。何が不思議って、彼がすでに私が彼女だと思ってたこと、たいして私のことを知ってもいないのにものすごく信じていたこと。私は一目ぼれでもなかったし、大好きとかそういうわけでもなかったけれど、信じてくれることや、好きだと何度も言ってくれることが嬉しかった。正面きって告白されたことも初めてだったし。そんな人が自分の目の前にいて、初めて私も人を信じようかなんて気になって、それが結婚なんて考えにつながったみたい。今年中に結婚するのが夢だなんていう彼に(どうも厄年の関係だったようです)、私でよかったらと口を滑らしてしまいました・・。でも、こういう前進の仕方もありかなぁとこの時は軽く考えていたのです。


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