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5分遅れでその女性は来た。お互い名前で相手を確認し、歩き始める。行く場所はほぼ決まっていた。その彼女のお父さんがギャラリーではじめての個展をやっていたのだ。まさかの、見合いに来て絵を見に行くとは思ってもいなかったが、見てきた。絵がすべてを語ってくれた。それとともに、お父さんとも絵についてお話を交わした。やはり、絵の好きなかたで絵を描く事はずいぶん長いことやっているとのことだった。 それから、喫茶店に行った。店は混んでいてにぎやかだった。僕はコーヒー、彼女は紅茶を頼んだ。喫茶店で、2人だけで、とシチュエーションはととのった。やはり、最初は話することに戸惑ってしまう。でも、彼女が話のリードをとってくれた。コーヒーを飲みながらしばらくお互いの趣味、好みの音楽、遊びなどの話をした。一通り話し終えたところで店を出た。 彼女の都合でゆっくり出来ないということだったので、喫茶店を出てすぐに別れた。 時間の過ぎるのはあっという間だった。街中で初対面の人と会い、喫茶店に行き話を交わす。その一連の行動は、僕にとってはとても新鮮な出来事で、よき思い出となる。好き嫌いはまた別の話となるのだが・・・。
February 28, 2005
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とある休日の午前、僕の携帯電話が鳴った。また、先輩からかなぁと思ったが、高校の同級生からのものだった。電話に出て見ると、近くにいるから一緒に温泉でも行かないか、というものだった。その友達と会うのは久しぶりだった。電話でいいよ、温泉に行こうということになった。 僕の家の近くに温泉があるのでそこへ行った。その温泉は、真昼間にもかかわらずけっこうはやっていた。湯船には太陽の光が差込、風呂場は明るかった。風呂につかりながら、友達と身の回りの話をゆっくり交わした。時の流れを感じた。 その後、車に乗りドライブをした。 そのうちに、車で走っている場所からか、高校のもう一人の同級生を思い出し、その彼にも会ってってみようということになった。 その彼は家にはいなかったが、近くにいた。 そうして、自分を含め3人がそろった。皆、それぞれ住む場所も離れており、この3人がそろうのは何年ぶりだろうといった感じだった。外での立ち話だったが、いろいろと話しに盛り上がった。 一年に一回も会うか会わないかの友達と会い、話をして、いい思い出ができた。
February 15, 2005
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僕は友達に連れられて、とある神社に行った。そこでは、年に一回のお祭りが催されていた。夜、焚き火が3箇所炊かれ、それを神社の格好をした人が焚き火の周りでふらふらとして、時折焚き火をける。その瞬間火の粉は舞い上がり、火のついたまきが散らかる。その散らかった火のついたまきを消防団の人が竹ぼうきでかき集めるという光景を見た。この光景が僕の中に強く焼きついている。なぜか、面白く感じられた。翌日の昼頃から歌舞伎は始まった。神社の境内に大きなテントが作られ、その中で歌舞伎は行われた。その歌舞伎では、小学生などが登場した。自分より年の若い子が熱心に役を演じ、舞台で活躍していた。僕は、歌舞伎をはじめて見た。その、一幕、二幕と物語がすでに冊子に記してあり、それに沿った演技が行われているわけだが、僕はそこまで吟味して舞台を見ることは出来なかった。小さな女の子が着物を着て扇子を持ち、ゆっくりと踊る様、男の子がかつらをつけ化粧をして力強く踊る様を見て、感動した。その演技とともに、三味線も音と歌が生演奏でかかっていた。時折、演技の節目に色とりどりの紙に包まれた5円、10円といったお金が舞台に向かって客席からばらまかれるれる。僕は、都合があって二幕見たらその席を立ったが、その舞台の豪華絢爛な様、力強く、時には繊細に踊る様は僕の頭に強く焼きつき、感動を強くよんだ。
February 13, 2005
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今日の昼は、家から近くのフランス料理屋に行ってランチを食べた。メニューは、牛フィレ肉のステーキのコースを選んだ。 まずは前菜が運ばれてくる。それを食べ終わると、メインディッシュのステーキが運ばれてきた。牛フィレ肉とだけあって、なかなか美味しい。ワインも一口、二口とすすむ。 ゆっくり食べているつもりだったが、お肉はあっという間に終わる。もっと食べたいという気持ちになるが・・・。 デザートが運ばれてきた。 肉料理のあとの杏のシャーベットは、心地よく冷たく、甘くて美味しい。 そしてコーヒーが運ばれてきて、コースは一通り終わる。 とある休日のひと時、おいしいものを食べ幸せな気持ちによいしれる。
February 5, 2005
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今日の午後4時頃、激しく降る雪を見た。 一瞬、いろんな雪の光景が頭の中を駆け巡った。 本格的な冬の到来を感じた。 その雪はしばらくしたらやんでいた。 ほんのひと時のメッセージのようなものを感じた。
February 1, 2005
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