浮草日記。

浮草日記。

Indianapolis #1


★Indianapolis:United States Grand Prix 2005 - Part 1★


インディアナポリス…。
施設はカナダよりよかったです。
でも、アクセスは格段に悪いですね…。
公共機関を使ってサーキットには辿り着けません。
車がないと致命的です。
サーキットはダウンタウンから車で40分くらい離れたところにあって、
はっきり言って周りには何もありません。
ホテルはサーキットに近めの場所を取ったのですが、それでも5キロくらい離れてました。

実はあまり書くことがないんですよね。そして、写真もない。
なぜって、レースがなかったから。
いやー、あれには参りました。
タイヤの問題が、というのは新聞でも報道されていましたが、
まさかあんな結果になるとは。
もちろんレースは見ずに、途中で帰りましたよ。
でも、レースデーはタクシー一律$40だそうで、これにも頭きました。
さらに、スーパーでお酒を買おうとしたら、
『インディアナでは日曜はお酒は売らない法律があるの』とレジのおばちゃんに言われ、
ホテルの部屋で飲んだくれることもできず…。

んー、もう少し整理して今回は時系列で書きますね。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆1日目:木曜日◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

まず、私はNYからインディアナポリスに行きました。
空港の中にはインディグッズショップがあり、そこで早速プログラムを買いました。
その後、空港の中でウロウロしていたら
たまたま同じ便にVitantonio Liuzziが乗っていたようで、
Red Bullのスタッフの人と荷物を待ってる模様。
勇気を振り絞り、話しかけ、サイン&写真をいただきました。
どうやら彼は今回はレースに出ないとのこと。
でも、NYは楽しかったよ、と言ってました。

タクシーを拾ってホテルまで、ってお願いしたら
ドライバーのお兄ちゃんが勝手にサーキット経由で行ってくれました。
ボラれた…。
みなさん、お気をつけください。

さて、私は後で知って地団駄を踏んだのですが
木曜の午前中からピットストレートウォークがあったらしく、
そのイベントの一つで琢磨のトークショーやサイン会もあったようです。
くぅぅぅぅ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2日目:金曜日◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

前の晩からの難問、それはホテルからどうやってサーキットまで行くか。
ホテルはダウンタウンではなく、サーキットに比較的近いところに取っていたのですが
それでも歩くとかなりの距離はありそう…。
でも、他に手段もないので歩く覚悟を決めて、ホテルを出発!!!
すると、知らない車が横に来て、中からオバサマが『サーキットまで歩く気でいるの?』と尋ねます。
『はい』って答えたら、『そんなの馬鹿げてるわ!乗りなさい!』と言って、
車の後部座席に乗せていただきました。
ご夫婦でマサチューセッツから車で来ているそうで、
それから最終日まで毎朝一緒に乗せていただきました。感謝です!!

チケットをサーキットで無事ピックアップして、いざインディアナポリス!!!
大きくてよくわからなかったのですが、なんとか自分の席の場所を見つけました。
大きなS字カーブがバッチリ見えるなかなか良い席でした。

実況と解説が入るのですが、実況の人はイギリスの方。解説はアメリカの方みたいでした。
で、解説のおじさんはカーティケヤンが発音できず、
『カーティ○@×☆』って言って実況の人に直されてました。
これには回りも大爆笑。
さっすがアメリカン。

フリー2はS字の向かい側の丘から見ることに。
そこに行くと、赤のつなぎを着てビールをじょうごで注ぎながら、芝滑りしてるお兄さん達が…。
訊けば、"US Tifosi"とのこと。
ノリノリでしたよ~。あやうく私も芝滑りさせられるところでした(汗)
興味のある方は、是非 彼らのサイト をチェックしてみてください★

US Tifosi


さて、これがインディで唯一まともに撮れたフリー走行中 琢磨の写真です。

Takuma!!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆3日目:土曜日◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

前日お世話になったご夫婦にまた車に乗せていただいてサーキットへ。
どうやらレース当日以外はどこでも好きなところで見てもよい、ということが判明したので、
フリー3はバックストレート?で観ることに。
1、2コーナーを回ってストレートに入ってくるのが良く見えていい場所でございました。
フリー4&予選はチケットの席の近くにあるトイレの裏で…。
これがまた穴場でして、人がほとんどいない&コースが金網のすぐ向こうだから本当に目の前!!!
S字カーブから丁度オーバルに入る直前のところでギアをシフトアップして一気に加速していくところなんですわ。
各チームのエキゾーストノートの違いがよくわかるいいポイントでした。
そこで金網にしがみついてレースを見ていると、
横にベルギーはスパ・フランコルシャンと書かれたTシャツを着ているおじさまが。
話をしてみると、なんでも昔スパに行ったことがあるそうで、
昨晩はダウンタウンのとあるホテルのバーでジェンソンを見たとか!!
そのおじさまと色々話して、ホテルの名前を教えてもらっちゃいました♪

ちなみに、予選の結果がコントロールタワーに表示されておりました。

After Qualifying


そして出待ちをしてみたのですが、ドライバーは誰も捉まらず…(涙)
サインをいただけたのは、Red BullのオーナーのホーナーさんとMcLarenのハウグさん。
写真はハウグさんでございます。って、全然誰か知らなかったのですが(苦笑)

McLaren person


夜はタクシーを呼んで、5時くらいからそのホテルのバーに。
もちろん席は窓側です。
そこに陣取って、ちびちび飲み物をいただき、おつまみをつまんでいると、
横のテーブルにも外を気にしている様子のご夫婦が…。
話しかけてみると、全く同じ目的でその場にいることが判明!
お二人はロンドンから見に来ているとのことで、なんとモナコも観に行ったことがあるとか!!
羨ましい…。
というわけで、仲間も増えて窓の外を見ているとジャッキースチュワートが!!
ご主人がダッシュで行って、サインをいただいてきました。
私はそれを触らせていただき、写真をいただきました。
ありがたや、ありがたや。

Jackie Stewart's autograph


それからしばらくすると、ホンダ車が車寄せへ。
ここでもまたご主人がダーッシュ!!
その時はジェンソンパパだったそうです。
どうやらパパ曰く『ジェンソンはタイヤのことをとても心配している』模様。
この時はなんのことやらさっぱりわからなかったんですけどね…。

さて、そろそろお開きに…と思ったら、またホンダ車が。
『今度は琢磨だ!!』ということで、ご主人&奥さんとカメラとサインをもらえる何かを持ってダッシュ!!
ご主人&奥さんが先に琢磨に写真&サインのおねだりをしていました。
で、私はバーを出たところで、フィジオのアキムさんとばったり。
アキムさんはメルボルンで私と会ったことを憶えていてくださって、
『久しぶり~!すごいね、ここにも来たんだ!!』なんて会話をしていました。
すると、アキムさんが『タクが行っちゃうよ!!』って言ってくださって、
私は一瞬何語で話すべきか悩んだのですが、
結局日本語で話しかけカロリーメートを渡し、写真を撮っていただきました。
その後、みんなでかなり興奮してバーに戻り『いい仕事をしたぜぃ!』的なノリでお別れしました。

長くなってきたので、続きは こちら で…。


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