リリィとみかんの子育て日記

リリィとみかんの子育て日記

性別に拘る訳


リリィと姉妹にさせたかった。
姉妹でお揃いの洋服を着せたりしたかったし、自分の体から女の子以外が
生まれてくるなんて思っても居なかった。
私自身、姉妹で育ったせいか、男の子が回りにいなかったせいか
分からないけれど、男の子の育て方もイマイチ分からないし。

そんな私に対して、夫は男の子を熱望していた。
「次は絶対に男の子!」と言い張る夫に対し「女の子に決まってる」という私。
職場の同僚や先輩からは、「男の子は可愛いよ。男の子だと良いね。」と
男の子を勧める声ばかり。(勧められても、もう決まってるのだけれど)

ちなみにリリィも、意味を分かっているのか不明だが
「女の子がいい」と言っていた。

なんでそんなに姉妹にしたかったのか?
どうして私は拘っていたのか?を今更ながら考えてみたら
何となく答えが出てきた。

私は姉妹で育ったが、4歳5学年離れている姉とは仲が悪く
幼い頃に仲良く遊んだ記憶がない。
活発で1人でも何処へでも行けちゃうような強い姉に対して
消極的で、親がいなきゃ何も出来ないような弱虫な私。
正反対の姉妹だったから、ぶつかることも多かったように思う。
成人してからは仲良くなったけれど、姉が社会人になるまでは
家で顔を合わせるのも嫌だったくらい。
だから、仲の良い姉妹に強い憧れがあったのかもしれない。



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