☆★☆季節の風☆Kazeのミステリ街道☆

☆★☆季節の風☆Kazeのミステリ街道☆

PR

August 13, 2005
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
お盆の初日、昼から急に大雨が降り出した。
一日降り続けるという予報だったが、あっという間にやみました。

とくに出かける予定もないので、
プランターの手入れをする。
家のまわりを歩き回っていると母にみつかり、
「お風呂のボイラーの灯油(屋外タンク)がなくなってるの」
と言われる。前から再三いわれていたのをすっかり忘れていたのである。
細腕(そんなに細くはない)で一斗缶を3回ほど運び、タンクにつめる。

それが終わってプランターの場所にもどって培養土をいじっていると、母が
「梅の木の根本に肥料をやってほしいの」と要請する。
梅の木は収穫したあと、肥料をやらなければならない。
それも、ずっと頼まれていたのをきれいに忘れていた。
軍手をはいて狭い庭の低木をかき分け、梅の木にエサをあげてくる。

こんどは自分のプランター置き場で土をつくり
ほうれん草と小松菜、レタスとサラダ菜のタネまきを終了。
「あ~いい汗かいたなぁ、シャワー浴びよう」
と思って服を脱いだ瞬間を母に発見され、
100均で買ってきた機械油を手渡される。
「風呂場の換気扇に機械油。」
「だれがやるの?」
「あんたに決まってるじゃん」

まえから風呂場の換気扇がキルキルいうので、
「換気扇に機械油」「換気扇に機械油」と
これも何十回も言われていたのである。
「この格好で落ちて救急車呼ばれたら恥ずかしいよ……」
私が言うと母は、
「大丈夫、そのときは服着せてやるから」。

観念して浴槽の縁にのぼる。
風呂場でなにかするときって、
ほとんど服脱いでるときだよなぁとかしみじみ思いながら、
据え付け位置の高い換気扇に
スプレーノズル式の機械油を差す。
何回か油が跳ね返ってきて、微妙に油くさくなった。

それも無事終わり、シャワーのあと髪を乾かし高校野球を見ていると、
「あんたのキュウリがなってるみたいだから採ってこない?(採ってきて)」
母はキュウリが大好きで、自ら「カッパ年生まれ」と自称しているので、
さからうことは出来ず、はさみをもってもう一度プランターへ。

ついでにレタスとサラダ菜もとってくる。
できたのが上の写真の自家製野菜サラダです。
心地よい疲労感を感じていたので、 収穫の喜び は味わえました。
家でならせたキュウリは、甘みが強く美味だった。

この日は母に、
「私の一日を私物化してない?(いつも)」と聞いてみた。
すると母は、
「あんたの気のせいでしょ」と言って
通販のカタログを見始めた。
また組み立ての必要な棚か柵を買うつもりなのだろうか。

団塊世代の(可愛い)母と団塊ジュニアの(従順な)私。
本日は迎え火。夜になったらふたりで花火です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 13, 2005 05:16:08 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: