さと式 子育て(昔ながらの育児法)

仏の顔も三度まで



電話で1時間も2時間も友人の相談に乗ることがちょくちょくありました。
恋愛の話や、家庭の話や将来の話などなど。などなど。
友達の相談にばっかりのって疲れちゃったんでしょうね、私。

14歳くらいでしたから、私もちょうど大人になりかけてた頃ですし、
母が「お母さん」から「一人の人間」「人生の先輩」「一人の女性」
という立場にシフトしていく時期でもありました。
この時期、母とは夜更かししてでも、納得するまで話し合うことちょくちょくありました。

そんなある日。その日も気がつくとリビングで母と二人で話してまして、
夜中2時過ぎまで母と話しておりました。

当時の私、なんとなくお悩み相談所みたいなポジションになってて
悩みを相談され、それなりに適当に一般的な回答をしてたつもりですが、
思い浮かんだことを吐き出しては すっきりする友人に比べて、
私は毎度毎度同じような話を暗いトーンで聞かされてすっかり辟易してました。
いわゆる「はけ口」にされてたのかな。。。。。?負のエネルギーをたっぷりもらってました。
それでもまじめに友達のことを思って毎度一生懸命話を聞いてあげて・・・。(←若さよね~~)

携帯電話なんてない時代ですから、家にその友人から電話がかかってくると
1時間も2時間も「ふん、ふん。へ~そう。ふ~~ん」なんて話しては、
電話を切ったあとにすっかり疲れてる私のことを
家事しながら、テレビ見ながらも、母は見ててくれたんでしょうね。

その夜は友人関係などについて聞かれたのでしょうか、何を話したかよく覚えてませんが、
母に「仏の顔も三度までって知ってるか?」と聞かれました。

相手が仏様みたいな穏やかな人だからといって
調子に乗って失礼なことしてると怒られちゃうってことでしょ?

そう答えると、
「普通はそうゆうことやけど、反対に考えてみ。
仏様ほどの心の広い人・できた人でも、
馬鹿にされたり、いいように使われたら3回目には怒り顔になるんやで。
仏様でもそうなんやから、人間のあんたは、もっと怒っていいんやで。
馬鹿にされても1回2回は我慢したらいい。
むしろ1回2回はグッと堪えてよく状況を見なさい。
でも、おんなじことを3回もされたら怒りなさい。
堂々と怒りなさい。相手のほうが悪いときちんと怒りなさい。
やってられないと言ってそっぽを向きなさい。相手にするのをやめなさい。
ちゃんと自分の思うところを言いなさい」と
教えてくれました。
「あんたが怒ったからといって
それで離れていく人は、もともとあんたを利用しようとしただけの人や。」と

ということで
1回や2回は腹が立つことがあってもグッと堪えること。
それでもまだ相手が馬鹿にしてきたら、いいように利用しようとしてきたら
3回目には鬼の形相で雷を落とすor相手にしないというのが私なりの基準となりました(*^_^*)。
           ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
職場では腹の立つことも多々ありますが、大体こんな感じで対応中。(*^_^*)
上司 「ずっと家にいて、暇やろ。え~な~。」
さと 「おっさん!子育てがラクやって?昼ねしてるだけやろって?なめトンか!ヽ(#`д´) ォィマテヤゴルゥァァァ!!!」
上司 「あれとこれとついでにこれもたのむわ。あんた手が早いからほかの人の倍の仕事頼んでもちゃんとできるし頼むわ。」
さと 「おっさん!ふざけトンか!子供が待ってるから時間内に終わるように休憩時間もとらずに超特急でやってんねん!喫煙場所へとちょくちょく席はずすあんたと一緒にせんといて!ムキィヽ(●`∧´)ノ怒」

と、まぁ、実際にはもっとヒンヤリ穏やかに相手の背筋に冷たい汗をかかせるような言い方・やり方で
静かに厳しく怒ります。丁寧な言葉でね。怒ったらこわいよ~~(*^_^*)。


子育てに関しては、、、、怒ったら負けよあっぷっぷ♪なんですよね~。
同じ目線になっても、同じレベルにたったらダメと。。。(by母)
母としての自覚・親としての自覚かぁ。。。。
子育てってほんと自分育てだなぁ~~~。
今朝はちょっと花に腹が立ったので、静かに厳しく黙り込みました。。。。。
途中で笑いそうになったけど・・・・我慢がまん。

あと十年もしたら、花ちゃんとも大人の話をするようになるんだな~。
あっという間に大人になっちゃうんだね、花ちゃん、輝くん、優ちゃん。
大人になった君たちとどんな話をするのか楽しみにしておくね。

2009年3月24日の日記より





© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: