お客様の車に同乗させて貰い不動産の案内をする事になりました。その場所が私自身イマイチよく分からない場所で、知ったかぶりをして恥を晒すのが怖かった為、素直に御願いしました。
目的地近くの、通行の少ない住宅地にさしかかりました。
自転車の小学校高学年の集団が、道路いっぱいに広がって会話しながらダラダラと走っていました。大変邪魔でこのような経験は、誰にでもあると思います。
車で子供達の前に出るには、ちょっと危ないですね。
貴方ならどうします?
その時、運転のお客様は、驚くような行動をとりました。
運転のお客様は、思いっきりクラクションを鳴らし続けました。 「いい加減にしろ!非常識だろ!」と怒鳴りたくなるぐらいに。
通り過ぎても不快な気持ちを抑える事ができず、お客様に質問してみました。
「子供相手に、ちょっとやりすぎじゃないですか?」
「そう思いますか?子供だからあれぐらい脅かさないと駄目なんですよ。」「車の方が避けてくれると、舐めてかかっていますからね。」
「車は怖いものだと教えなければ、駄目ですよ。」 と逆に言い返されてしまった。
なるほどな。これが威嚇なのか。決して手を出さない。
廻りから見れば非常識だが大変勇気?のいる行動だ。
決して手を出さない、この威嚇が外交上大変有効な場合が多いようです。