全61件 (61件中 1-50件目)
みなさん、こんにちわ。またまた更新ができませんで・・・ここ最近、何かと忙しくしているのですが・・・どうも体力がついてきません・・しかっりせねば前回の日記ではたくさんの書き込み、温かいお言葉・・・本当にありがとうございました。小梅の飼い主さんにも、ちゃんとお伝えしました。小梅もきっと天国で喜んでいることと思います。それと、探偵犬「武蔵」の近況なのですが・・・獣医によりますと「本当にパグ脳炎だった場合、もっと悪いほうに進行するはずなんですがね・・・武蔵君は、そういう意味ではパグ脳炎っぽくないんです。身体は元気だし、発作後の運動機能低下が回復しているでしょ。本体なら、脳に損傷が出ますから回復しないんです。武蔵君はそう言った意味では、パグ脳炎という診断ができないんです。このままの状態が続けば、別の方向で考える必要があります。例えば、突発的な転換発作とかです・・・」そんな話をされました。まだ、喜べることでもなんでもないんですけど、致死率が下がるのなら、とてもとても嬉しいです。探偵日記ではありませんが、近況報告まで・・・また、ちゃんと更新しますからね。それでは皆さん、また・・・
2005.10.20
コメント(50)
みなさん、こんにちわ^^本当にお久しぶりの日記の更新でございます~随分と間が開いてしまいました・・・もう、日記の内容を忘れてしまった方もおられるんじゃないでしょうか・・・そんな方は、大変恐縮ですが、過去ログをお読みくださいませ・・・さて、皆さんに御心配頂いた探偵犬「武蔵」のその後なのですが・・・あれから獣医を変えてそこで診察を受けて通院しております。今のところ体調は回復しているようで、薬のせいもあるのですが食欲は旺盛です。でも、以前にもまして性格が変わっていくことがわかります。体調は良くなったとは言え、健康で元気と言うわけではありませんので、一日の大半を寝て過ごしています。先日、お天気が良かったので武蔵と小次郎を近くの湖岸公園に連れて行ってやりました。2匹とも久々の車でのお出かけ散歩のせいかかなり興奮気味・・・到着してリードを離してやると・・・興奮しすぎた武蔵は、思わず水の中にダイブしてしまいました^^;僕も驚いたんですが、本人が一番驚いた様子^^大きな目が点になってましたよ^^武蔵、生まれて初めての水泳?です^^このまま以前のように元気になってくれればいいのにと祈るばかりです・・・前書きが長くなってしまいました。それでは、探偵日記のはじまり~~~~~一日がかりで地理を把握して、重要な場所では撮影位置もチェックしてしまいます。それが終わると予約した宿に移動して早めに就寝。調査に備えます。こうして入念なミーティングを終了して、いざ調査に出動です!!調査開始当日。僕と調査員は撮影機材などの荷物を担いで飛行場に向いました。朝一番の飛行機とあって、空港も人はまばらです。搭乗手続きを済ませて搭乗ロビーでコーヒータイム。なぜ、朝のコーヒーはあんなに美味しいんでしょうね^^コーヒーを飲んで気持ちを落ち着かせ、搭乗開始のアナウンスと同時に搭乗口を通過して飛行機に乗り込みました。いつも思うんですが・・・なんでこんなデカイ物が空をとぶんでしょうね・・・正直、何度乗っても怖いですね・・・今の仕事を始めてから飛行機に乗ることも増えました。地方への調査や出張。そして飛行機が離陸して街の上空を旋回しながら上昇していくときにどんどんと小さくなっていく建物や車を見ながら、つくづく人間と言う生き物の小ささを実感します。小さな身体であくせくと走り回り、そして男と女のいろんな人間模様、というかドラマというか・・・こうして上空から眺める街のどこかで、いったい何人の人間が探偵に備考されてるんでしょうかね・・・そんなことを考えているうちに目的地に到着してしまいました・・・。現地到着後、予め手配しておいた車に荷物を積み込みます。地方にネットワークがあるというのは、とても重宝しますね^^早速、事前に用意したマップを広げて位置を再確認します。それから、車をスタートさせ空港を後にしました。空港から市街地までの道のりは割りと単純でした。特にややこしい道も無く、いたってスムーズ。必要な箇所を順に回ってチェックしていきます。利用する可能性のあるホテルに到着してみて、意外に街中で調査が困難なことが判明・・・車を停めて、より詳しくチェックします。ホテル周辺の建物などを上手く利用すれば、なんとか調査はできそうです^^それからホテル周辺のタクシー乗り場やコンビニなんかもチェックして予備調査は終了です。僕と調査員は車を今晩宿泊するホテルに向けて走らせました。間もなくホテル到着。ホテルと言っても、どこにでもあるビジネスホテル・・・宿泊費も調査費用の内ですから、決して無駄使いはできません。部屋に荷物を運び込んで、上着をハンガーに掛けて・・・靴を脱いで、靴下を脱いだ瞬間の開放感はたまりませんね~^^それから、シングルの硬いベッドにダイブ!!はぁ~~~~~~って感じです。本番は明日ですけど、一日中車で走り回って少しくたびれました(^^;目を閉じると眠ってしまいそうだったので、頑張って起き上がり調査員の部屋へ。開いたドアから部屋の中に入ってお部屋チェック。やはり、ベッドにはダイブしたであろう痕跡が・・・風呂の前に食事にしようと、フロントでチェックインしたときにもらった食事券をもって大食堂へ。ビジネスホテルの食事はバイキング形式が多くて、ここも同じくバイキング。お腹はペコペコなんですけど、食べ過ぎると明日の調査に差し支えます。二人とも腹五文目くらいにとどめて、ほっと一息・・・少し休憩してから、調査員を風呂に誘いました。Q 「明日も朝早いから、とっとと風呂に入っちまおう。」調 「うぃ~っす」どこのビジネスホテルのもたいがいは大浴場なるものがあります。ここのホテルは最上階が展望風呂になっていました。窓からの夜景を眺めながら、Q 「明日はこの街を走りまわらなあかんなぁ」調 「そうですねぇ。まぁ、今日、あれだけしっかり下見したからバッチリですよ。」Q 「そうやねぇ。地方での調査はチャンスは一回限りやし失敗は絶対にできひんしな!」調 「そうですよね。ちょっと緊張しますわ・・・」Q 「気ぃ、引き締めて一発で決めよな!」調 「はい!」そんな会話でテンションをあげながら、二人で背中を流し合って・・・(冗談です(^^;)お風呂を上がって部屋に戻り、明日の調査に必要な機材を再チェックして、ベッドにもぐりこみました。いよいよ、明日は本番です!!本日はここまで・・・それではみなさん、また明日~追伸昨日、平成十七年十月十日、探偵犬「武蔵&小次郎」の兄弟、「小梅(雌)」が死去したことを、御家族から御報告いただきました。このHPでも、過去に写真などでも紹介させていただきました。「小梅」は「武蔵」よりも前に痙攣発作をおこし、獣医から「パグ脳炎」と診断されていました。その後、家族の手厚い看護の中、薬を服用しながらの闘病生活でしたが、昨日、家族に見守れながら旅立ったと言うことです。1年と11ヶ月という短い生涯でしたが、家族の方々は「小梅」からたくさんのものをもらいました。一生懸命、生きてくれました。」と、仰っておられました。小梅の御冥福をお祈りいたします。
2005.10.11
コメント(4)
みなさん、こんにちわたいへん、御無沙汰しております・・・探偵犬「武蔵」も、なんとか体調が回復してきました。ご心配頂き、誠に有難うございます。僕の方もまた少し落ち着きましたので、明日から日記を再開させていただきます。中断ばかりで申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
2005.10.09
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。日記の更新が遅れていますこと、まことに申し訳ございません。今日、午前中に探偵犬「武蔵」を病院につれていきました。今回は、武蔵の兄弟の「小梅」が通っている病院に連れて行きました。「小梅」も「武蔵」と同じ症状で通院しているので、そのほうが良いかと思いまして。今日は熱を下げる薬と発作を抑える薬の2本を注射してもらい、飲み薬ももらいました。また通院の日々が始まります。今は落ち着いて寝ているようです。こういうことがおきてしまうと、僕のテンションは下がってしまうんですが、こんなことで僕が落ち込んでいてはいけないと思います。早ければ、今晩から日記を再開したいと思っています。こんな僕ですが、これからもよろしくです。
2005.09.24
コメント(5)
みなさん、こんにちわ。またまた日記が更新できてません・・・そして・・・またまた探偵犬「武蔵」が発作を起こしてしまいました・・・今回も2度続けて。ただ、今回は2度目の発作がなかなか治まらなくて・・・何もしてやれないのが、たまらなくつらいです・・・できるだけ早く日記は更新しますので、もうしばらくお待ちくださいね・・・それでは。
2005.09.23
コメント(5)
みなさん、こんにちわ。なんとか日記を書けましたんで早速UPいたします~なかなか日記を書けませんから、書けたときくらいは夜中でも早朝でもUPしちゃいますね~それでは探偵日記の続編です~前 「えぇ・・・。本当に情けないです・・・。女性に会いに行くために、前日の夜のお風呂を私に用意させるんですから・・・」Q 「はぁ・・・、かなり色ボケしてますね・・・」前 「もう、頭がどうにかなりそうです・・・。」Q 「こんなことは他でもあるんですか?」前 「きっとあると思います・・・」Q 「そうですか・・・」前 「とにかく、もうこれ以上我慢できません・・・。だからどうかよろしくお願いします。」Q 「わかりました! 僕も精一杯頑張りますからね!!」前 「あのぉ・・・」Q 「なんですか?」前 「調査の費用のことなんですが・・・」Q 「はぁ? 費用が心配なんですか?」前 「はい・・・、正直に言いまして、あまりお金がないんです。ですからできるだけ安く済むようにしてもらえますか?」Q 「わかりました。予算の範囲で、予算以上の調査をさせてもらいますよ!」前 「本当ですか!? 有難うございます!!」Q 「その代わりと言ってはなんですが、やはり調査には依頼人の協力が不可欠なんです。」前 「はい。」Q 「ですから、最善の結果を得られるように、しっかり協力してくださいね。」前 「はい! もちろんです! 私にできることならなんでも言ってくださいね!」Q 「わかりました。じゃ、一緒に頑張りましょう!」こうして、僕は前田さんの無念を晴らすために調査を引き受けました。今回の調査は地方出張と言うことになります。と、言うことはチャンスは1回のみ!撮りなおしはききません。ですから、より入念な計画が必要です。こういう出張調査というのは珍しくはないんです。奈良、和歌山、三重、九州、四国、東北、東海、いろんなところに出かけます。調査が無事に終われば、帰りに温泉っていうのもありなんですよ。これも探偵の特権っていえるんでしょうかね。僕は前田さんにお願いして集められるだけの資料を集めてもらうことにしました。それというのも、前田さんの御主人はメモをパソコンで打ち出すほどパソコンを使い慣れています。恐らく、インターネットも使い慣れていることでしょう。その辺りを前田さんに聞いたところ実にそのとおりで、前回の時もパソコンの周りには現地の方面の観光ガイドや利用するファッションホテルの割引チケットまで、インターネットで探してプリントされて置いて有ったらしいのです。ですから、恐らく今回も同様に何か手がかりがあると思ったんです。前田さんにお願いしてから数日後、前田さんから電話が入り予想どおりの結果を得ることができました。飛行機に乗る時間はチケットからわかります。前田さんの集めてくれた資料には、やはり利用予定のファッションホテルの割引券などもありました。これでおおよその行動パターン予想できます。僕は調査員と現地の地図を広げて具体的なミーティングに入りました。予定では、現地には対象者よりも一日早く入ります。そこでまずは車の手配です。調査でレンタカーは使えませんからね・・・そして現地の地理把握です。事前情報をもとに空港から市内までの道路や歩く道などを一通りチェックします。それからホテル周辺や近くのコンビニなんかもチェック。一日がかりで地理を把握して、重要な場所では撮影位置もチェックしてしまいます。それが終わると予約した宿に移動して早めに就寝。調査に備えます。こうして入念なミーティングを終了して、いざ調査に出動です!!本日はここまで。それではみなさん、また明日~
2005.09.21
コメント(1)
みなさん、こんばんわ。時間が過ぎるっていうのは早いですね。パソコンに向ってて、ふと気がつくと夜中の1時を回ってました・・・探偵犬「武蔵」は容態も変わらないままよく寝てます。早く元気になって欲しいです。日記の更新も遅れてまして、大変申し訳ございません。なんとか午前中には更新できるのではないかと思っております。今しばらくお待ち下さいませ・・・
2005.09.20
コメント(0)
みなさん、こんにちわ。なかなか日記が更新できなくてすみません。先週末からまた探偵犬「武蔵」の容態がよくありません・・・以前のような発作こそ起こさないものの、どうも動きがスローで、ボーっとしていて、食欲もなく殆どの時間、寝たままです。人間じゃないのでどんなふうに身体の調子が悪いのかが全くわからないから、よけいに不安です。早く元気になってくれると良いのですが・・・最近は事務所にこもりっぱなしで、夜も事務所で寝てるもんですからこの連休は自宅に戻って小次郎と武蔵のご機嫌を取ったりしてるんですが、それもなかなか時間がありません。とにかく、頑張って日記を書きますのでしばらくお待ちを~
2005.09.20
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。またまた更新が遅れてしまいました。まことに申し訳ございません・・・どうも仕事の収まりが悪くて困ります。どなたか無償で僕の仕事を手伝ってくださる方がおられましたらお願いいたします・・・食事は出しますよ~とにかく、探偵日記の続編です。Q 「突っ込んだことを聞きますが、お二人の夫婦生活はどうなんですか?」前 「そんなのありませんよ!」Q 「やっぱりそうですか。」前 「そんなことあるもなにも・・・、お恥ずかしい話なんですが主人とはこの1年、まともに話をしてないんですよ・・・。」Q 「え!? じゃどうやって話をしてるんですか?」ここで驚くべき事実を聞かされたのです!!前 「メモなんです。」Q 「へ?」前 「主人がパソコンで伝言みたいにメモを書いて、それを私に渡すんです。」Q 「話さずにメモですか!?」前 「もう1年になります・・・」Q 「きっかけは?」前 「はぁ・・・、つまらないことですが喧嘩をしたんです。それからなんです。」Q 「それが原因で話さなくなったんですか。」前 「はい・・・」Q 「一時的なものならともかく、1年というのは長いですね・・・」前 「・・・・」Q 「そのころから夫婦生活もなくなったんですね?」前 「ええ、そうです。それで思い切って浮気調査をお願いしたんです。」Q 「そうだったんですか。」前 「結局、何も行動にうつせないまま時間だけが過ぎてしまって・・・。それが、先日主人の荷物の中からまた航空券を見つけたんです。」Q 「またですか・・・」前 「そのチケットを見つけたすぐ後に主人からメモを渡せれたんです。」Q 「どんなメモですか?」前 「今日、持ってきていますから見てください。」Q 「はい。」前田さんはカバンから何枚かの紙を取り出すとその中から2枚を選んで僕に差し出しました。一枚は航空券のコピー。もう一枚はメモでした。そこには箇条書きになった文章がありました。順に読んでいくと数日間の日程とそれに伴う前田さんに対する指示でした。例えば・・・「○日は○○へ出かけるから、前日の夜にはシャワーが必要・・・」「○日は○○があるから食事は必要なし・・・」まぁ、こんな感じ。で、読んでいてふと気になりました。その中に「仕事のための出張・・・」というのがあったんですが、行き先は○○県。日時は○月○○日から○○日までの1泊2日。これって、さっきの航空券の搭乗日と同じ!?航空券のコピーを見直して確認したんですが、やはり同じ日です。でも・・・行き先がぜんぜん違うんです!?Q 「これはいったい?」前 「そうなんです。完全に馬鹿にしていると言うか・・・、主人は全くばれていないと思っているのか、これでだませると思っているんでしょうね。」Q 「じゃ、出張に出かけると嘘を言って、実際には違う場所に出かけて女性と会うということなんですね?」前 「はい、前回も同じでしたから・・・」Q 「ん? ちょっと待ってくださいね。出発の前日にシャワーが必要と書いてありますよ。」前 「えぇ・・・。本当に情けないです・・・。女性に会いに行くために、前日の夜のお風呂を私に用意させるんですから・・・」Q 「はぁ・・・、かなり色ボケしてますね・・・」前 「もう、頭がどうにかなりそうです・・・。」Q 「こんなことは他でもあるんですか?」前 「きっとあると思います・・・」Q 「そうですか・・・」本日はここまで。それではみなさん、また明日。今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.09.16
コメント(0)
みなさん、こんばんわ、おはようございます。またまたこんな時間でございます・・・探偵日記の続編は、また午後に更新させていただきますね。ちなみに、昨日の昼間に時間を見つけてカットに行ってきました。しかし・・・なぜか髪型がおにぎりのようです・・・やっぱ、行きつけの店がいいですね・・・ではでは。
2005.09.15
コメント(0)
みなさん、こんばんわ。おはようございます。昨日は結局、日記が更新できなくてすみませんでした。夕方からが特に忙しくて・・・とにかく頑張りました!!早速、日記の更新です!!Q 「なるほど。それで疑いが確信に変わったんですね?」前 「そうなんです。それで思い切って調査をお願いしようとおもって、それがレフトさんの事務所だったんです。」Q 「それで調査をしてみたら予想どおりの結果が出たということですね。」前 「はい・・・」前田さんの目には涙が一杯になって今にも流れ落ちそうでした。前田さんはバッグからハンカチを取り出すとまぶたを覆いながら話を続けました。Q 「落ち着いて、ゆっくりでかまいませんよ。」前 「すみません・・・。」Q 「いいですよ、気にしないでください。」前 「レフトさんから報告書を頂いたときには、『とっちめてやる!』って思ってたんですが、いざとなると・・・」Q 「そうですか。でも、現実問題としてそういう方は多いですよ。」前 「そうなんですか?」前田さんはキョトンとした目で僕を見ました。Q 「えぇ。みんな、いざとなると怖くなるもんなんですよ。」前 「はぁ・・・」Q 「だから、僕の事務所では『離婚カウンセリング』をやっているんですよ。」前 「あ、そんなことをレフトさんがおっしゃってました。Qちゃんの所では離婚のことも相談できるとか・・・」Q 「そうですよ。だから、力を合わせて頑張っていきましょう!」前 「はい! ありがとうございます。どうかよろしくお願いします。」Q 「はい! じゃ、もう少し詳しく話を聞かせてください。」前田さんの顔に少しだけ笑顔が見えました。前 「それからの主人は何事もなかったように、いつもと同じように生活していました。」Q 「ふ~ん、じゃ、まったくばれているとは思っていないんですね?」前 「そうだと思います。」Q 「突っ込んだことを聞きますが、お二人の夫婦生活はどうなんですか?」前 「そんなのありませんよ!」Q 「やっぱりそうですか。」前 「そんなことあるもなにも・・・、お恥ずかしい話なんですが主人とはこの1年、まともに話をしてないんですよ・・・。」Q 「え!? じゃどうやって話をしてるんですか?」ここで驚くべき事実を聞かされたのです!!すご~く中途半端ですが・・・本日はここまで。更新が遅くなってすみません。明日も頑張りますのでよろしくです!!今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.09.14
コメント(5)
みなさん、おはようございます。今日もとてもよい天気ですね。今日も早起きして事務所の掃除やらなんやら・・・朝から一汗かきました。僕はこれからご相談者との面談です。日記は午後に更新しますね。それでは、今日も一日頑張りましょう!!
2005.09.13
コメント(0)
みなさん、おはようございます。すがすがしい朝を迎えました。管理ページを見ていて驚きました。今日で「IT探偵Qちゃんの探偵な日々」が300日目なんですよ。なんとも早いですね・・・僕はこの300日でどれほども日記を書いていませんし、どれほども人間として成長していないような気が・・・記念すべき300日目です!いい気付きになりました!!今日から心身ともに引き締めて頑張りますね!!今後ともよろしくです!!日記の本編は午後になると思います。ではでは・・・みなさん、こんにちわ。朝に日記を書いてから、あっというまにこんな時間・・・一日ってすぐに過ぎてしまいますね。とにかく日記を更新しますね。Q 「じゃ、当日お待ちしていますので何かあったらまた連絡してください。」前 「よろしくお願いします。」こうして、前田さんと面談することになりました。前田さんは時間に制約があるらしく、待ち合わせ場所は最寄の駅になりました。待ち合わせの時間、改札の前で待つも一向に現れません。こういうときは僕のほうからの連絡はできませんから、待つしかありません。それから待つこと30分・・・僕の携帯電話に前田さんから電話が入りました。前 「遅くなってすいません・・・。」Q 「いえいえ、今はどちらですか?」前 「本当にすみません。場所がよくわからなくて迷ってて・・・」Q 「今何が見えますか?」こんな会話があって・・・結局、前田さんに会えたのは約束の時間より1時間近く後になってしまいました。Q 「初めまして。」前 「はじめまして。本当にごめんなさい・・・」Q 「いえいえ、かまいませんよ。場所を変えましょう。」それから比較的静かな喫茶店に入って本題に入りました。Q 「今回はお電話いただきありがとうございます。」前 「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。」Q 「ご主人の浮気調査でしたね?」前 「そうなんです。」Q 「以前の調査はいつ頃だったんですか?」前 「ちょうど1年前なんです。」Q 「けっこう前ですね。」前 「そうなんです。そのときはちゃんと証拠をとってもらったんですが・・・」Q 「その証拠はどうされたんですか?」前 「結局、何もしないままなんです・・・」Q 「じゃ、その時、ご主人とは何も話してないんですか?」前 「はい、なかなか言い出せないままになってしまって・・・。」Q 「今回はどうしてまた調査しようと思ったんですか?」前 「実は・・・、前回もそうだったんですけど、もともと怪しいとは思ってたんです。そんなときに主人の荷物を覗いたら航空券を見つけたんです。」Q 「ほう。」前 「そのチケットに書かれている日付は主人が出張だと言っていた日だったんですが、場所が違ったんです。」Q 「なるほど。それで疑いが確信に変わったんですね?」前 「そうなんです。それで思い切って調査をお願いしようとおもって、それがレフトさんの事務所だったんです。」Q 「それで調査をしてみたら予想どおりの結果が出たということですね。」前 「はい・・・」前田さんの目には涙が一杯になって今にも流れ落ちそうでした。本日はここまで。短くてすみません・・・それではみなさん、また明日。今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.09.12
コメント(0)
みなさん、おはようございます。すがすがしい朝を迎えました。管理ページを見ていて驚きました。今日で「IT探偵Qちゃんの探偵な日々」が300日目なんですよ。なんとも早いですね・・・僕はこの300日でどれほども日記を書いていませんし、どれほども人間として成長していないような気が・・・記念すべき300日目です!いい気付きになりました!!今日から心身ともに引き締めて頑張りますね!!今後ともよろしくです!!日記の本編は午後になると思います。ではでは・・・みなさん、こんにちわ。朝に日記を書いてから、あっというまにこんな時間・・・一日ってすぐに過ぎてしまいますね。とにかく日記を更新しますね。Q 「じゃ、当日お待ちしていますので何かあったらまた連絡してください。」前 「よろしくお願いします。」こうして、前田さんと面談することになりました。前田さんは時間に制約があるらしく、待ち合わせ場所は最寄の駅になりました。待ち合わせの時間、改札の前で待つも一向に現れません。こういうときは僕のほうからの連絡はできませんから、待つしかありません。それから待つこと30分・・・僕の携帯電話に前田さんから電話が入りました。前 「遅くなってすいません・・・。」Q 「いえいえ、今はどちらですか?」前 「本当にすみません。場所がよくわからなくて迷ってて・・・」Q 「今何が見えますか?」こんな会話があって・・・結局、前田さんに会えたのは約束の時間より1時間近く後になってしまいました。Q 「初めまして。」前 「はじめまして。本当にごめんなさい・・・」Q 「いえいえ、かまいませんよ。場所を変えましょう。」それから比較的静かな喫茶店に入って本題に入りました。Q 「今回はお電話いただきありがとうございます。」前 「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。」Q 「ご主人の浮気調査でしたね?」前 「そうなんです。」Q 「以前の調査はいつ頃だったんですか?」前 「ちょうど1年前なんです。」Q 「けっこう前ですね。」前 「そうなんです。そのときはちゃんと証拠をとってもらったんですが・・・」Q 「その証拠はどうされたんですか?」前 「結局、何もしないままなんです・・・」Q 「じゃ、その時、ご主人とは何も話してないんですか?」前 「はい、なかなか言い出せないままになってしまって・・・。」Q 「今回はどうしてまた調査しようと思ったんですか?」前 「実は・・・、前回もそうだったんですけど、もともと怪しいとは思ってたんです。そんなときに主人の荷物を覗いたら航空券を見つけたんです。」Q 「ほう。」前 「そのチケットに書かれている日付は主人が出張だと言っていた日だったんですが、場所が違ったんです。」Q 「なるほど。それで疑いが確信に変わったんですね?」前 「そうなんです。それで思い切って調査をお願いしようとおもって、それがレフトさんの事務所だったんです。」Q 「それで調査をしてみたら予想どおりの結果が出たということですね。」前 「はい・・・」前田さんの目には涙が一杯になって今にも流れ落ちそうでした。本日はここまで。短くてすみません・・・それではみなさん、また明日。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.09.12
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。アメリカでも日本でも、台風の被害はひどいようですね・・・被災された方には、元気を出して頑張っていただきたいですね。僕はと言いますと、特にこれといったニュースはないのですが、毎日、淡々と仕事をこなしております。「じゃぁ、なんで日記が更新されないんだー!」って、怒られそうですが、それなりに忙しいのでありまして・・・でも、今日からまた日記をスタートいたします。そうそう、皆さんにあらためてお話しておきますね。僕の書いている「IT探偵Qちゃんの探偵日記」は、僕が実際に現場で経験した実話を元に書いている、あくまでフィクションです。当然、実話が元ですから生々しい場面がありますが、登場人物や場所は全て架空のものですのであしからず・・・それでは、探偵日記の始まりです。あれは、僕が久しぶりのOFFを自宅で映画を観ながらのんびり、武蔵と小次郎と遊びながらごろごろしていた日のことでした。事務所には誰もいませんでしたから、事務所の電話は僕の携帯電話に転送していました。そんなとき、僕の携帯電話が鳴りました。携帯電話には事務所の電話からからの転送の表示が出ています。電話に出てみるとフリーダイヤルのアナウンスが流れてきました。もちろん、このアナウンスを聞くと一瞬で頭の中はお仕事モードに切り替わります。Q 「お電話有難うございます。Qちゃんです。」女 「あ、あの、レフトさんからこちらの番号を教えていた前田と申しますが・・・」Q 「レフト・・・・・・・・・・・・あぁ~、レフト君ですか。」レフト君と言うのは、以前、同じ探偵だったんですけどいろいろ事情があって探偵を廃業した友人なんです。前 「はい・・・」Q 「すいません、急だったんで。」前 「いえいえ、こちらこそ突然で申し訳ございません。」Q 「いえいえいえ、レフト君からの紹介ということはお知り合いですか?」前 「いえ、そうではなくて、以前にレフトさんのところで調査をお願いしたことがあったんです。」Q 「ほう、そうだったんですか。」前 「ええ、それで今回また調査をお願いしようと思って電話をかけたらもう廃業されたと聞きまして。」Q 「そうなんですよ。いろいろ事情があったらしくて、半年ほど前に廃業したんです。」前 「それでレフトさんが、ここなら信用できるからと言ってQちゃんの事務所の電話番号を教えてくださったんです。」Q 「そうだったんですか。わかりました。で、どんな調査なんでしょうか?」前 「はい、以前も同じだったんですが夫の浮気調査をお願いしたいんです。」Q 「浮気調査ですね。わかりました。」前 「引き受けていただけますか?」Q 「もちろんですよ!」前 「ありがとうございます。」Q 「でも、一応は新規のお客様ということで細かなお話などもお伺いしたいので、直接お会いできますか?」前 「はい。」Q 「じゃ、その時にレフト君のところで調査したときの調査報告書をその時にお持ちいただけますか?」前 「はい、わかりました。」Q 「御都合のいい日はありますか?」前 「私はパートで働いていますので土曜の午後だと助かるんですが・・・。」Q 「けっこうですよ。それでは次の土曜の午後はいかがですか?」前 「はい、大丈夫です。」Q 「それならそうしましょう。場所は私の事務所でもいいですね?」前 「はい、そちらにお伺いします。」Q 「じゃ、当日お待ちしていますので何かあったらまた連絡してください。」前 「よろしくお願いします。」こうして、前田さんと面談することになりました。本日はここまで・・・この続きはまた明日。それではみなさん、また明日~今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.09.11
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。無事にインターネットが開通致しました。ですが使い慣れないパソコンなのでタイプミスが多くって・・・早く慣れなければ!それにしても、ここ最近は自然災害が猛威をふるってもますね。ここは関西ですから台風14号が接近中で・・・東京もえらいことになってるみたいですしね。なんだかんだと言いながら、僕の仕事のほうもようやく正常な状態にもどってきました。これから全力疾走で頑張りますよ!!
2005.09.06
コメント(3)
みなさん、お久しゅうございます。なかなか更新できませんで・・・今回、久しぶりに本拠地に戻りまして、こうして日記をのぞいておいります。明日からまた出張なんですが、そこのパソコンがようやくインターネットと接続されます。今後はそこから皆さんに日記を発進できると思いますんで、ご期待下さいませ。本日は近況報告まで。
2005.09.04
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。朝晩、随分と涼しく過ごしやすくなりました。もう、秋がそこまできているんでしょうね~でも、まだまだ日中は30度越えてますから、残暑きびしいですね・・・さて、またまた日記が更新できない日々が続いております。今、新しいマニュアル作りに忙しくて・・・週明けぐらいには、新ネタの探偵日記をスタートできればと思っております。今回の探偵日記もなかなか面白い内容だと思いますので、期待してくださいね~それでは皆さん、またあした~
2005.08.27
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。8月も半ば、まだまだ暑い日が続きますね。このところ、事務所にこもることが多いのですが、こう暑いとどうしてもエアコンに頼ってしまいます・・・でも、身体のことを考えると少しは我慢しなきゃって思って窓を開けてみたり、扇風機を回してみたり・・・でも、すぐに自分に言い訳しながら窓を閉めてエアコンのスイッチを入れてしまいます・・・それでも、現場にでて調査をしているときは、どんなに暑くても車の中で窓を締め切って張り込みができるんですけどね。やっぱり僕は現場向きなのかも・・・今日はこれから大阪の事務所に移動です。最近は地元と大阪をいったりきたり・・・僕が落ち着いてのんびり釣りを楽しめる日はいつ来るんでしょうか・・・みなさん、大阪に出られたときは是非、お声がけくださいませ。本日は調査日記はお休みです。ネタはたっぷりあるので御安心を。それでは皆さん、また明日~
2005.08.19
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。随分と間があいてしまいました・・・・本当にすみません・・・・前回に「次は完結編」と宣告しておきながら・・・今回は、完結編ということで一気に書きました。ですので、しょうしょう長くなってます。我慢して最後まで読んでくださいね。それから、探偵犬「武蔵」なんですが、あれから若干の回復を見せて、最近では食欲も戻り、普通に走れるようになりました!!ただ・・・やはり、脳への損傷はあるらしく、以前とはまるで性格の違う犬になってしまいました。以前と比べると、やんちゃで甘えん坊で、言うことを聞かなくなりました・・・でも、元気でいてくれるのならそれで充分です!!獣医さんによると、損傷の程度が低かったのと薬があったのだろうとのこと。でも、いつ、また発作を起こすかも知れないとのことです。その時は、またしっかり看病しますよ!!心配してくださったみなさん、本当に勇気付けられました!!こころから感謝しています!!本当に、ありがとう!!それでは、探偵日記の完結編です!!Q 「まだあんまり感謝しないで下さい。 むしろ本番はこれからですからね!!」松 「そうですね!」その後、これからのことを細かく打ち合わせて松平さんと別れました。後は、今回の証拠をもって、彼女に決別を宣告するだけです。それから数日後・・・ついに彼女への決別を宣告する日がやってきました。今回はまず、松平さんから彼女にメールで「特別な話がある」と伝えてもらいました。彼女のほうは、やはり不安なようですぐに電話をかけてきて「いったいなんのはなしなの!?」と、しつこく聞いてきたそうです。あまりのしつこさに耐えかねた松平さんは、つい、「二人の関係のことについてだよ!」って言ってしまったとか・・・すると彼女は、「どういう意味!?」って声を荒げたそうです。松平さんはこれ以上電話で話も意味がないと思い、「あらためて日時を決めようと」といって電話を切ったそうです。すると彼女からメールが届き、「話をする気はありません。話があるなら私の顧問弁護士を通して下さい。」と書かれていたんです。この時点で松平さんから連絡をもらいました。松 「彼女がこんなことを言ってきたんですが、Qちゃんはどう思います?」Q 「顧問弁護士って・・・、そんなのいるはずないですよ・・・」松 「そうですよね・・・」Q 「はっきり言って、滑稽ですね・・・、どこまでこんな嘘ばかりつくんでしょうね・・・」松 「まったくです・・・」Q 「じゃ、とりあえず彼女にメールをうってください。内容は『事を大げさにするつもりはないのですが、仕方ありません。顧問弁護士を通しますので連絡先を教えてください。』これでいいですよ。松 「わかりました。早速、今から送ります。」それから間もなく松平さんから電話があり、松 「彼女からすぐに返事が来ました。」Q 「どんなないようですか?」松 「読みますね。『どんな内容を聞いてからでないと教えられません。』って書いてます。Q 「ははは! ようは顧問弁護士なんていないって事ですよ。じゃ、今度は『電話やメールでは話せません。直接会って話します。今回はとても重要な話なので友人にも同席してもらいます。』って送ってください。」松 「はい、わかりました。」すぐに返事がありました。Q 「今度はなんて書いてありますか?」松 『そういうのは嫌です。二人でなら会います。』って書いてます。Q 「そうですか。OKですね。日時と場所を決めてください。場所はファミリーレストランとかがいいですね。」松 「わかりました。よろしくお願いします。」そのご、少し間をおいて松平さんから連絡がありました。松 「彼女からメールが来たんですが、友人も同席してもいいって書いてあるんです。」Q 「なるほどぉ~。きっと彼女も誰か適当な男を同席させるつもりじゃないですかね。」松 「なるほど・・・」Q 「僕のほうはかまいませんよ。ちゃんと同席しますから。」松 「危なくないですかね? 彼女の交友関係がいまいちはっきりしませんから。」Q 「大丈夫ですよ。何かあったら僕が対応しますから安心してください。」松 「ありがとうございます。とても心強いです!!」Q 「日時と場所が決まったらメールでかまいませんから連絡くださいね。」松 「はい。よろしくお願いします。」次の日に松平さんからメールが届きました。当日、予め調査員を二人、話し合いの場所に決まったファミリーレストランと、彼女の自宅付近に待機させました。僕は別の場所で松平さんと落ち合います。松平さんと合流すると・・・松 「Qちゃん、突然彼女からメールがあって、やっぱり友人同席じゃ会わないっていうんです。それにファミリーレストランも嫌で彼女の自宅ならいいと。」Q 「そうですか~。きっと適当な男が見つからなかったんでしょうね。まぁいいじゃないですか。彼女の言うとおりにしましょう。そのかわり家の中には入らないで下さい。話をするのは玄関か外でお願いします。」松 「そうですね。中に入ったら何されるかわかりませんもんね。」Q 「えぇ、玄関か外なら万が一の時には調査員も僕もすぐに駆けつけますから安心してください。あ、それとこれを持っておいてください。小型の集音マイクです。僕は隠れて会話の内容を聞いてますから。それと、この封筒の中に必要な書類が入ってます。今回の話し合いの要点をまとめてありますから、それにそって話をしてください。」松 「へぇ、こんなものがあるんですね。」Q 「じゃ、彼女の家に向ってください。場所はわかりますよね?」松 「はい、頂いた報告書をみて確認しましたから。」Q 「じゃ、頑張って下さいね!!」そういって松平さんといったん別れて、それぞれに彼女の自宅に向いました。調査員も彼女の自宅へ移動させます。彼女の自宅の玄関が見える場所で様子を伺います。松平さんが玄関の呼び鈴を鳴らしてしばらくすると彼女が玄関を開けました。僕には二人のやり取りが聞こえてきます。彼女はしきりに家の中に入るように促しますが、松平さんはがんとして外で話すように説得します。仕方なく彼女は外に出てきました。それから本題に入ります。松平さんは僕の渡した封筒を取り出して、話し始めました。僕の渡した封筒の中身は彼女に伝えることがまとめてあります。・ 二人の関係を解消する。理由・彼女の話に虚偽の内容が多いこと・会社での立場を利用し、会社のお金を横領したこと。・体調不良を理由に会社を休み、その都度、不特定多数の男性と接触していたこと・交際関係にあるにもかかわらず、背徳行為、不貞行為があったこと・・・・・・etc松平さんが一通りを読み上げると、しばらくの間、無言の時間が続きました。最初に口を開いたのは松平さんでした。松 「とにかく、これだけの事実が明らかになった状態で、君と交際を続けることはできないよ。」彼女 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」松 「横領のことは公にするつもりはないから安心したらいいよ。でも、今月いっぱいで会社は辞めてもらうよ。何かいいたいことはあるかい?」彼女 「・・・・領収書のことはあなたを思ってのことなのよ・・・」松 「は? 僕を思ってのこと?」彼女 「だって、経費が沢山かかれば税金がやすくなるんでしょ。だから私が領収書を集めて経費を増やしたんじゃない!」松 「なに言ってるんだよ。クレープやラーメンや個人の携帯電話の料金なんて経費にならないこともわからないのか!?」彼女 「・・・・・・・・・・・・・・・・」松 「なにより、他の男とホテルに行ってるのは事実だし、僕としてはこれ以上関係を続ける気はないよ。今、ここで終わりだから!!」彼女 「さっきから一方的な話ばっかりして!!なんか証拠でもあんの!!」松 「はぁ・・・・、ちょっと待って。」ここで松平さんは彼女のそばから離れて僕に電話をかけてきました。松 「話の内容は聞こえてますか?」Q 「えぇ、ちゃんと聞こえてますよ。」松 「どうしましょう?」Q 「いいじゃないですか。彼女もそう言ってるんだし見せてやってくださいよ。」松 「わかりました。」電話を切った松平さんは車から封筒を持ってきました。そして彼女の前で封筒の中身を取り出して彼女に突きつけました。彼女はそれを受け取るとしばらくそれに見入ってます。松 「その写真に写ってるのは君に間違いない。今回、事の真相をはっきりさせたいから友人に頼んだんだよ。」彼女 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」松 「これが君のいう証拠だよ。これ以上の嘘はもうやめてほしい。」彼女 「私は何もしてない・・・」松 「何もしてない?」彼女 「男の人には会ったけど相談をしてただけ・・・」松 「相談? 相談するのにホテルに行くのか?」彼女 「本当よ! 信じて! 本当に何もないの! 」松 「相談するためにラブホテルに行ったり、シティホテルに一泊したりするはずないだろ!」彼女 「信じてよ! 本当になにもしてないから!」松 「そこまで言うならこの写真の男性に直接話を聞いてみようか?」彼女 「なんでよ! なにも無いって言ってるでしょ!! 男の人には絶対に連絡しないで!」松 「まぁ、どれだけ信じろって言われても無理な話だよ。」彼女 「私は別れないわ!」松 「何を言われても無理なものは無理だよ。今まで君に買ったものとか返さなくていい。もっとも君に買ってあげた服やアクセサリーを君が身に付けてるところは見たことないけどね。とにかく、僕は帰る。君の荷物はここに送ってあげるよ。会社には来ないでくれ。それと、今後、僕には連絡してこないでくれ。」彼女 「うぅぅぅ・・・・」彼女はうつむいて泣き出しました。その時は嘘泣きだろうって思ったんですよ。でも、後から別の角度で調査員が撮ったビデオを見ると、彼女の顔には涙が流れていました。いったい、その涙の理由(わけ)はなんなんでしょう・・・?彼女はいずれ、社長夫人になることを夢見ていたんでしょうか・・・松平さんが車で走り去ってからも、彼女はしばらくその場で泣いていました。後から松平さんと合流し、最終的な話をしました。松 「ありがとうございました。」Q 「いえいえ、お疲れ様でした。」松 「これでよかったんでしょうか・・・?」Q 「そうですね。良かったと思いますよ。」松 「Qちゃんがそういうんだから、よかったんですね。」Q 「ええ。まぁ、これからは女性には充分注意してくださいね。」松 「はい、気をつけます。こんなのはもうこりごりですからね・・・」Q 「松平さんは気が優しいですからね。今回はたまたまそれに漬け込まれたんですよ。」松 「そうかもしれませんね。本当にお世話になりました。」Q 「また何かあったら、いつでも連絡下さい。いつでも力になりますからね!」松 「はい、ありがとうございました。」こうして長い調査も一件落着しました。それにしてもあの、彼女の涙が気になります・・・今回の調査ではいろいろと勉強になりました。そして、とてもリアルに人間の表裏を見た気がします。今まで何件も浮気調査はしてきましたけど、ここまで嘘だらけの悪質なものはありませんでしたからね・・・できることなら、これを機会に彼女に改心して欲しいですね。彼女はまだ若いですから、これからまっとうな道を歩んで欲しいと願います・・・おわり
2005.08.15
コメント(5)
みなさん、こんにちわ。なかなか時間が取れなくて、日記の完結編が書けないままに・・・本当に申し訳ございません・・・そのぶん、おもしろいネタが増えてるんですが・・・気長に待ってくださいませ・・・
2005.08.10
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。毎日暑い日が続きますね。なた間が開いてしまって本当にすみません。なんだかんだと忙しくて・・・探偵犬「武蔵」のその後なんですが、今のところ症状は落ち着いているようです。でも、やっぱり以前とは全く違う犬のような感じです。ただ、発作が出ていないことがなによりも救いです。発作の最中の武蔵の表情は、例えようのないくらい苦しそうな表情ですからね・・・では、探偵日記の続編です。僕達は他に調べたいことがあったので、調査員と手分けして報告書の作成と調べ物を同時に済ませました。そしていよいよ、松平さんに報告です。数日後、松平さんと待ち合わせ、今回の調査の報告です。僕は松平さんの前に調査結果をまとめた報告書と調査の際に撮影したビデオを出しました。そして、今回は松平さんの会社の領収書入れから、会社とは関係のない領収書を持ってきてもらい、調査の間、彼女が立ち寄ったお店などと照らし合わせることにしました。通常、調査結果の報告は調査の開始日から終了日までを順を追って報告していきます。今回も同様に一日目から報告していきました。予め領収書は日付順に並べてありますから、それと平行して進めていきます。報告書には対象者が利用したお店の名前、住所、電話番号、走った道路名、道順、曲がった交差点名、入ったホテルの名前や部屋番号まで、全て詳細に記載されています。ですから、報告を受ける側は、その日の状況が手に取るようにわかるんです。僕の探偵事務所の調査報告書は、そんじょそこらの探偵会社の報告書とはわけが違います!!けっして他の探偵会社が駄目と言うわけではありませんけど・・・これだけは見てもらえればその違いは歴然!!特に、肝心の証拠映像や証拠写真は天下一品です!!ですので、いつもクライアントには大喜びしてもらってるんです。もちろん、今回も報告書の内容は抜群です。報告を進めていくと、彼女が立ち寄ったお店や有料道路が領収書とぴったりと一致していきました。さすがに僕も松平さんもこれには呆れ気味・・・ここまで徹底してるとは・・・ってかんじですね。報告も大詰め、彼女が男性とホテルに入るところになりました。以前の日記でも書きましたけど、毎回ここは緊張します。どれだけ心の準備ができているとはいえ、さすがに目の当たりにすると憤慨するクライアントもいますからね・・・一呼吸おいてページをめくりました。そのページには彼女が男性とホテルに入る写真が貼ってあります。一瞬、松平さんの表情が険しくなりましたけど、すぐに元に戻りました。僕もほっと一安心です。ひととおり報告を終えてみると、松平さんに持ってきてもらった領収書の全てが彼女が紛れ込ませたものだとわかりました。それだけでも数万円にはなります。Q 「以上が今回の調査の結果となります。」松 「ありがとうございました。」Q 「今後はどうされますか?」松 「そうでうね・・・、今回の調査でこれだけの証拠を集めていただきましたから、さすがの彼女も言い逃れはできないでしょう。」Q 「そうですね。今回の調査では後半になりましたけど有力な証拠を押さえることができましたし、同じ男性と2度もホテルを利用していますからね。けっして『出来心』なんて言い逃れはできないでしょう。」松 「そうですね。本当に有難うございます。で、本来ならこれで充分なんだと思うんですが・・・」Q 「ん? なんですか? 遠慮しないで言ってくださいね。」松 「はい・・・、この男性の身元を調べてもらうわけにはいきませんか?もちろん、別に料金はお支払はしますから。」Q 「あ~、そういうことですか。」松 「すみません、ややこしいことばかりおねがいして・・・。ただ、今回の一件に関係した人間の中で、唯一ホテルに入った男性ですからね。何かあったときのために身元だけは知っておきたくて。」Q 「なるほど。実はね・・・」松 「なんですか?」Q 「もう何回も松平さんとお出会いして、沢山お話もしましたから松平さんの人間性はわかってるつもりなんです。で、きっと松平さんのことですからこの男の身元も知っておきたいと思うだろうなと思ったんです。」松 「じゃ、まさか?」Q 「はい、そのまさかです。すでにこの男の身元は調べてありますよ。」松 「本当ですか!?」Q 「これが、この男の身元になります。」僕は鞄から別の報告書を取り出しました。表題には「別添資料」と書かれています。松 「ありがとうございます! もう、Qちゃんもいじわるですね~。それならそうと先に言ってくれればいいのに~」Q 「ははは、すみません。でも、このほうがうれしいでしょ?」松 「それもそうですね! じゃちゃんと料金は払いますね。」Q 「いえいえ、これに関しては料金はけっこうですよ。」松 「えっ!? そんな、ちゃんと調べてもらってるのに、ちゃんと払いますよ。」Q 「いやいや、今回の調査では、すでに調査料金は全額頂いてますし、いろいろ協力もしてもらいましたからね。 通常なら別料金なんですが、今回は僕もいろいろ勉強させてもらいましたから、これは僕からの気持ちだと思ってください。」松 「ほんとうですか。有難うございます!」Q 「まだあんまり感謝しないで下さい。 むしろ本番はこれからですからね!!」松 「そうですね!」その後、これからのことを細かく打ち合わせて松平さんと別れました。後は、今回の証拠をもって、彼女に決別を宣告するだけです。つづく・・・(次回、完結編)今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.28
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。毎日暑い日が続きますね。熱中症には御注意くださいね。探偵犬「武蔵」は相変わらずの様子・・・獣医の話ではMRI(磁気画像診断装置)でも、明確な診断は難しいとのこと・・・僕としては思い切って「ステロイド」の投与に踏み切ろうと考えています。ある程度の副作用は覚悟しなければならないとのことですが・・・でも、これ以上症状が悪化しないのならやむをえないとおもいます。さて、今回の探偵日記「その涙の理由(わけ)は・・・!?」もいよいよ大詰め!さすがにここまで続編ばかりだと、みなさんも飽きてきますよね・・・次回は完結編の予定です。それでは、探偵日記の続編です!!少し離れて様子を見ていると、車はホテルに入っていくじゃありませんか!!ついにやりました!!まさに決定的な証拠です!!調 「ついにやりましたね!!」Q 「おう!! これで松平さんも納得してくれるなぁ。」調 「そうですね!! この女、やっぱりやっとったんですね!!」Q 「ああ・・・、見たまんまやもんな・・・。 本間にすごい女やな・・・」調 「僕の調査暦にもこんな女はいませんでしたわ。」Q 「そやなぁ、いろんな女がおるけどぉ、こんな女はそうはおらんわな・・・」調 「でも、これで松平さんも一安心ですね!!」Q 「そうやぁ、何よりもそこやわぁ。この調査の一番の目的はそこやからな。クライアントが僕らに調査を依頼する目的は、もちろん決定的な証拠を掴むためやけど、結局はそれで得られる安心にお金をつこうてくれたはるんやしな!!」調 「そうですね!! やっぱこういうときに『やりがい』を感じますわ!!」Q 「ほんまや! やっぱり探偵は辞められへんな!!」調査員も僕もウキウキでこんな話をしていました。二人が出てきたのはホテルに入ってから3時間後のことでした。実は二人がホテルに入ってから間もなく雨が降ってきました。雨はその後も降り続いて、二人が出てくるときには本降り。先に男が出てきて車に走りこむと、車をホテルの入り口まで回して彼女を助手席に乗せました。この後食事でも行くのかと思ったんですが、意外にあっさりと家に帰ってしまいました。帰りの車の中でも彼女はシートを倒すことなくおとなしくちゃんと座っていました。化粧や服装や態度、それに今回の調査の中で唯一ホテルに入ったことを考えると、この男性は彼女にとって遊び相手の中の本命なのかもしれませんね。これで調査の目的はいちおう達成したんですが、彼女のことです。仮に証拠を突き付けても『一度きりの出来心なのよ・・・』なんてことを言いかねません。僕らはもう少し様子を見ることにしました。そしてその週の週末。またまた動きがありました。彼女は金曜日の仕事帰りに『明日の午後から家の用事で出かけるから・・・』と言ってきたらしいんです。これはきっと何かあります。僕と調査員は気合を入れなおして張り込みを開始しました。土曜日の午後、またまた僕らの車の後方に一台の不審な車が・・・それも今回は外車です。しかし、眼を凝らしてよく見ると運転席の男性は!!なんと、この前彼女とホテルに入った男性じゃないですか!!これはこの後何かあるに違いありません!!それから間もなく彼女が出てきました。今までの男性なら30分は平気で待たせるのに、この男性に関しては殆ど待ち時間なしです。そして車はまた前回と同じファーストフード店へ。まったく同じパターンでテイクアウト。そしてコンビニのATM・・・ただ、違ったのは向った先でした。通常、こういう調査では多くの男性が同じホテルを利用します。今回もそうかと思ったんですが、二人が向ったのは街の中心でした。買い物にでもいくのか・・・すると・・・なんと、驚いたことに二人を乗せた車は街の中心部にあるわりと有名なホテルの駐車場へと入っていくではありませんか!!(ファッションホテルじゃありませんよ。ちゃんとしたホテルです。)これにはさすがに驚きました。人は後ろめたさがあるときは、人目をしのぶものです。まさか街の中心の大型ホテルなんて利用しません。(絶対ではないいですよ。)調 「飯でも食うんですかね?」Q 「なんでぇな、さっきくっとったやん!?」調 「そうでしたね・・・、じゃ、もしかしてこんなホテルで休憩は考えにくいし・・・お泊り!?」Q 「その線が濃いんちゃうか~!」僕と調査員は二手に別れて調査を続行しました。フロント前の広いロビーで様子を見ていると調査員から連絡が入りました。調 「今、車を停めてエレベータで上に上がりました。」Q 「了解。」エレベータの見える位置で待ち構えていると・・・いくつかあるエレベータのドアの一つが開きました。そして中から男の腕に腕を巻きつけた彼女の姿が!まるで結婚式の新郎新婦の入場を見てるようです。そのまま二人はまっすぐフロントへ。どうやら事前に予約を入れていたようです。すぐにホテルマンが出てきて二人を部屋へと案内していきました。結局、次の日のチェックアウトまで二人が部屋から出てくることはありませんでした。フロントでチェックアウトする男性の顔にも椅子に腰掛ける彼女の顔にも疲労と寝不足が感じられます。ホテルに入ってからの20時間。いったい何をしてたんでしょうかね・・・その後は少しドライブをして、夕方には彼女は家に帰ってきました。調査はここで終了。僕達は他に調べたいことがあったので、調査員と手分けして報告書の作成と調べ物を同時に済ませました。そしていよいよ、松平さんに報告です。つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.23
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。梅雨が明けた途端にめちゃめちゃ暑いですね・・・現場の調査員さんには本当にご苦労なこととおもいます。探偵犬「武蔵」は相変わらずの状態で、どちらかというとすこしずつ症状が進行しているようにも思えます。なかなか気持ちが落ち着きません。そんな状況の中での日記の更新なので、すこし短くなってしまいますがどうか御勘弁を・・・それでは探偵日記の続編です。彼女は迷わず怪しい車のほうに歩いていきました。そしてそのまま助手席に乗車。彼女の顔は満面の笑顔です。これは、もしかしたら、もしかしますよ!!しかし、今回の彼女の気合の入り方と言いただ事ではない気がしますから簡単に見失うわけにはいきません。僕らはある程度のリスクを覚悟して、男の車を追うことにしました。男の車は大通りに出るとまずはファーストフード店に入りました。車を降り店内に入ったのでそのままそこで食事をするのかと思いきや、テイクアウトして出てきます。二人は車に戻ると車を走らせながら車内で食べてます。いったいどこへ向うのかとおもいきや・・・今度はコンビニ。でも、普通に買い物をするのではなくて、男だけが車を降りて店内へ。男は店内に入ってすぐのATMへ向いました。どうやらお金を引き出しているようです。これはいよいよ怪しくなってきました。引き出したお金を財布に入れながら男がコンビニから出てきます。見た感じでは1、2万くらいでしょうか。男はまた車を走らせます。次はどこへ・・・今回の彼女はシートも倒さず、とてもおとなしく座ってます。それから15分ほど走ったときでした。男の車が不意に路地をまがりました。どっちかっていうと地元の人しか通らないような道です。細い道をなんどか曲がってふと前を見ると・・・なんとこんなところにホテルの看板があるじゃないですか!!遠くからは見えないはずで、2階建ての小さなホテルなんです。ずいぶん以前からありそうなたたずまいです。少し離れて様子を見ていると、車はホテルに入っていくじゃありませんか!!ついにやりました!!まさに決定的な証拠です!!つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.21
コメント(1)
みなさん、こんにちわ。ついに梅雨が明けましたね!!夏本番です!!これからどんどん暑くなるんでしょうね・・・探偵犬「武蔵」・・・たくさんの御心配のメールや書き込みを頂き本当に有難うございます。その後の様態なんですが・・・やはり、初めての発作以来、どんどん元気がなくなっていくように思えます。おもちゃで遊ぶこと殆どなくなり、かなりの時間、眠るようになりました。でも、散歩は喜んでいきますし、食欲もそんなにはおちていません。あれから発作はおきていませんから、すこし安心はしているんですけど・・・やっぱり心配です。とにかく、できる限りのことをしてやろうと思っています。それでは探偵日記の続編です。松平さんのGOサインが出ましたから、さっそく調査再開です。そしてこの調査も大詰めを迎えることになりました。調査を再開して3日目。この2日間は特に目立った動きはありませんでした。しかし2日目の夜に松平さんから電話がありました。松 「あ、もしもし松平です。」Q 「はい、どうされましたか? なにか動きでも?」松 「ええ。今日、彼女を駅まで送って行くときに彼女が明日休むって言い出したんです。急だなって思ったんですけど今は泳がせたほうがいいかなと思って。」Q 「それは正解です。協力に感謝します。明日が山場になるかもですね。」松 「よろしくお願いします。」これはかなり有力な情報ですから、明日が勝負になるかもしれません。僕らは朝から現場に入って備えました。午前中は動き無し。午後になってようやく動きがありました。以前と同じように、見知らぬ車が僕らの後方に停まりました。運転席にはサラリーマンふうの男性が座っています。男の手には携帯電話。手の動きからしてメールをしてるようですね。調 「あれって怪しくないですか?」Q 「うん。怪しいな。押さえとこか。」調 「はい!」調査員は怪しい車輌、僕は彼女の自宅の玄関を見張ります。20分ほどすると・・・彼女の自宅の玄関が開きました。もちろん出てきたのは彼女です。でも一つ違うことが・・・彼女の服装や持物が今までとはぜんぜん違うんです!!おもいっきり化粧してるし、寒いにも関わらずすごく短いスカートはいてるんです。まさに気合入ってますって感じです。彼女は迷わず怪しい車のほうに歩いていきました。そしてそのまま助手席に乗車。彼女の顔は満面の笑顔です。これは、もしかしたら、もしかしますよ!!つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.19
コメント(0)
みなさん、こんにちわ。また間が空いてしまいました・・・ほんとうにすみません。いろいろと仕事が忙しかったり、急な調査が入ったりなんてこともあったんですが、そんな中、思わぬハプニングが起こってしまって・・・実は、うちの探偵犬「武蔵&小次郎」の武蔵が突然、なんの前触れもなく痙攣発作を起こしてしまいました。気持ち良さそうに寝ていたんですが、いきなり発作で本当に驚きました。次の日にも同様の発作を起こし、早速病院へ連れて行ったんですが、発作が起こっている状況を見ないとなんとも言えないとのことでした・・・実は武蔵の姉妹に小梅という雌パグがいるんですが、この小梅も1年前に同様の発作を起こし、検査の結果「パグ脳炎」と診断されたらしいのです。そのことを思い出しネットでいろいろ調べていたんですが、この病気は原因がはっきりしていないようで、現在の動物医学では治すことができない不治の病なんだそうです。通常、発病してから数日から半年が限界なんだそうですが、小梅はもう1年も生きています。よくわかんないですね・・・とにかく、近いうちに武蔵も精密検査を受けさせようと思います。関係ない話が長くなってしまいました。それでは探偵日記の続編です。今回、松平さんの会社の領収書の中から、いろんな領収書が出てきましたが、どうやら、こうやって領収書を集めてるようですね。これで、買い物の領収書や病院の領収書、今の寿司屋の領収書なんかが出てきたらドンピシャです。それから1週間ほど時間を空けることにしました。松平さんには中間報告という形で現在までの調査結果を報告し、領収書に関しての話もしました。早速、松平さんは彼女がいない時間帯を見計らって領収書入れの中をチェックしたそうです。すると・・・やはりありました!!彼女の買い物の内容と一致する領収書、病院の領収書、寿司屋の領収書etc・・・なんともいい根性してますね。普通の神経じゃ考えられないですよね。当然、この領収書分のお金は彼女の財布に入ってるわけですからね。この結果が出たところで、松平さんから要望がありました。松 「今までの調査の結果で彼女の人間性はおおよそわかりました。」Q 「そうですね。正直、想像以上でしたよ。」松 「もう私の決心は揺るぎませんから、絶対に彼女と別れます。」Q 「もちろん、絶対にそのほうがいいですよ。」松 「そこでなんですが・・・」Q 「はい、なんでしょう?」松 「やはり決定的な証拠が欲しいと思います。」Q 「なるほど、いわゆる不貞の証拠ですね?」松 「はい、それです。今の状態だと彼女のことですからなんやかんやと言い訳を並べ立てて逃げると思うんです。」Q 「それは言えてますね。」松 「でも、男性とホテルに入ってるなんて証拠が出てきたら、さすがに彼女も言い逃れできないでしょう。」Q 「そうですよね。僕としても今回の調査中にそういう行為があるんじゃないかと思ってたんですが、なかなかそうならないんですよ。」松 「なんでなんでしょう?」Q 「おそらくですけど、彼女は男をじらすことでお金を引っ張ったり、物を買わせたり、足代わりに使ってるんじゃないかと思います。」松 「なるほど。」Q 「男は最初から身体が目当てのような気がしますし、それをわかっていて簡単に関係を持ってしまっていたらその後、男のほうが冷めてしまいますからね。」松 「それは言えてますね。」Q 「僕としては松平さんさえ了解していただけるならすぐにでも調査を再開して、今度こそ決定的な証拠を押さえますよ!」松 「ぜひお願いします!」Q 「わかりました! 任せてください!」松平さんのGOサインが出ましたから、さっそく調査再開です。そしてこの調査も大詰めを迎えることになりました。つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.16
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。今日も暑いですね。自分の机の位置がどうしても暑いので、自分専用の小さな扇風機をつけてみました。う~ん、なかなか快適!!でも、位置が僕の顔面を捉えているせいで、どうも落ち着きません・・・位置を変えねば・・・それでは探偵日記の続編です。間もなく彼女が家から出てきました。男は彼女を見つけるとまた車で近くまで近づき、彼女は助手席に乗り込みました。いったい、どこに行くんでしょうか・・・またまた尾行開始です。こんなに動きが激しい対象者も珍しい・・・男の車は市の中心部に向って走っていきます。走ること20分ほどでしょうか。着いたところは・・・なんと!!大きな総合病院じゃないですか!彼女が病院に行くと言ったのはまんざら嘘ではないようですね。それにしても・・・今日の彼女の行動や様子を見ている限り、体調が悪いようには思えません。駐車場に車を停めて様子を見ていると、二人とも車を降りました。そしてまた驚いたことに、降りてきた彼女の顔には大きなマスクがついているじゃありませんか!!いきなり風邪をひいたんですかね・・・どうも、合点がいかないことばかりです。二人の後を追って僕と調査員も病院に入ることに。夕方だけあって、さすがに人が多いです。パジャマ姿の入院患者やら、外来患者、受付でもめてる人やら・・・様々です。そんな中、彼女は内科の受付で手続きをしています。どうやら風邪のようですね。でも、さっきまでは自転車で走り回ったり、買い物したり・・・なんで急に風邪引くんだよ~受付を済ませた彼女はさっきまでとは様子が違い、一転、ずっとうつむいてとてもしんどそうに見えます。ここに来て男の顔をはっきりと見ることができました。男は40代くらいでこれまた、もてない君系ですね・・・で、常に帽子を被っています。男は彼女のことを心配してか、少し話しかけてから病院の奥へ入っていきました。すぐに戻ってきた男の手にはジュースが。男はジュースを彼女に手渡すと隣に座ってソワソワしてます。こういう状況に慣れてないんでしょうかね。しばらくして彼女が座っているベンチシートの他の人が一斉に立ち去りました。と、その時です。彼女の周りには席を探す人の姿が多く見られたんですが、彼女はいきなりベンチシートを独占して寝転んでしまったんです。調 「ええ根性してますね・・・」Q 「あれも、根性の部類に入るのかな・・・」調 「そもそも、あれって絶対に仮病ですよ。」Q 「あぁ、それは僕もそう思うで。」調 「それになんぼしんどくても、周りに年よりもおるんやから、あれはあきませんよ!!」Q 「ほな、彼女に一言ビシッと言うてきたってんか。」調 「そんなあほな・・・」Q 「いっひっひっひ。」そんなアホ話をしているうちに、彼女が診察室へと入っていきました。10分もしないうちに彼女は出てきました。どうやら薬を処方されたようです。薬を貰う前に会計のようなんですが、ここでもまた驚くことがありまいた。会計で彼女の名前が呼ばれたときです。会計窓口に行ったのはなんと男じゃありませんか。彼女から財布や現金を預かった様子はありません。男はズボンのポケットから自分の財布を出して清算を済ませました。調 「これまた驚きましたね・・・」Q 「大したもんっていうより、すごいな・・・」調 「このまま帰るんですかね。」Q 「う~ん、これでホテル行ったら、もっとすごいで。」二人は病院を出ると男の車に乗り込みました。少し話てたみたいですが、間もなく車が動き出しました。車は彼女の自宅の方向に向いています。やっぱりこのまま送っていくんでしょうかね。間もなく彼女の家のほうに曲がる信号だって時のことです。車が急にブレーキを踏みました。横を見ると回転寿司。車は店の前に停まると彼女だけが降りていきました。僕も少し後ろで降りて彼女の様子を見ていました。男は駐車場に車を停めに行ってます。彼女はといいますと・・・男を待つわけでもなく、店に入ってしまいさっさとカウンターに腰掛けるとお寿司を食べ始めるじゃありませんか。男は少し遅れて店に入ると、店を見渡して彼女の隣に座りました。同じく車を停めた調査員が僕のところに駆け寄りました。Q 「僕らも腹へったな。」調 「そうっすね!!」Q 「ついでやし、ちょっと食べよか。」調 「はい~。」僕らが席について何皿も食べないうちに彼女たちは席を立ちました。もちろんですが、清算は男が済ませています。ここでまた、驚くことがありました。彼女は清算が済んだとたんにレジに駆け寄り店員に話しかけています。僕らはレジ近くのカウンターに座っていましたから、話の内容を聞きながら、様子をみることができました。なんと、彼女は店員に領収書をくれと言ってるんです。店員は言われるがままに領収書を書きます。店員が『宛名は?』と聞くと、『上様でいいわ』となれた感じで応えてます。なんとなく、からくりが見えてきましたね。今回、松平さんの会社の領収書の中から、いろんな領収書が出てきましたが、どうやら、こうやって領収書を集めてるようですね。これで、買い物の領収書や病院の領収書、今の寿司屋の領収書なんかが出てきたらドンピシャです。つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.10
コメント(0)
みなんさん、こんにちわ。毎日、雨が続いています。エアコンばかりに頼っていると身体に毒だと思いまして、エアコンをつけずにがんばってたんですが・・・汗かきの僕はじっとしていても汗がにじみ出てきてしまいます・・・これはもう、いっそのこと汗をかいてしまおうと、部屋に置いてあるエアロバイクをこいでみました。そしたら・・・5分もしないうちに全身から流れ出る滝のような汗汗汗汗汗汗汗汗・・・30分ほどこいでやめたんですけど、それから1時間くらい汗が止まりませんでした・・・これっていいんでしょうかね・・・・その後、冷たいシャワーをたっぷりと浴びて、リフレッシュ!!けっこうさっぱりして仕事ができました~ってなことで、探偵日記の続編です。車はそのまま直進して僕たちの車を追い越して走っていきます。車が追い越したそのとき、その車の運転席には男性の姿がはっきりと見えました。僕らはもちろん車の後を追うことに。見た目、かなり早そうな車なんですが運転はいたってゆっくり。ついていくのも楽チンです。ところが、30分ほど走ると突然、妙な行動を起こしました。急に車を道路脇に寄せたかと思うと、後続の車が途切れたとたんにUターンしたんです。あまりにも突然なことですから、僕らはいったんやり過ごすしかありません。脇道を利用してなんとか反対車線に入ったものの、もう男の車は視界にありません。でも諦めるにはまだ早いと、スピードを落として道路沿いのお店の駐車場を見ていきました。すると、なんと大型のドラックストアーの駐車場に車が停まっているではありませんか!!なんともラッキーです。とにかく車を駐車場の端のほうに停めました。僕はカメラを持って店内に入ります。何を買ってるのか気になりますからね。店内に入ってみると、すぐに二人を見つけることができました。二人は手を繋ぐようでもなく、特に男のほうはただぼんやりと彼女の後に着いて買い物かごを歩いてるだけのようです。このとき、この男の顔をはっきりと見ることができました。少なくとも、服装や髪型、体型なんかも含めてのことなんですけど、いわゆる世間一般でいう「もてない君」です・・・彼女の手にはトイレットペーパーやら、生活用品が目立ちます。ひととおり店内を歩くと彼女はレジへ。ここでまた驚くことが。彼女はレジに行くことは行ったんですが・・・続いて買い物かごを持った男がレジに入ると、彼女はそのままレジを抜けてしまい、清算は男がしてるじゃないですか!!ってことは、この買い物は彼女の買い物ではなかったんでしょうか・・・清算を終えると二人は店の外に出て行きました。僕は店内の自販機でコーヒーを買ってから外にでました。僕が男の車に目をやったときは、ちょうど男が買った商品を後部座席に積み込んでいるところでした。男と女が会って、買い物して、その次に行くところは・・・そんな期待を持ちながら追跡の続行です。それから・・・いったいなんなんでしょうか・・・それから走ること2時間・・・どこに向うわけでもなく、ただ、市内をグルグルグルグル走ってるんですよ。途中、大きなマンション郡の中に入っていきましたから、もしかしたら男の部屋にでも行くのかと思いきや・・・マンション郡の中を行ったりきたりして、また市内へ戻って走り回る・・・結局、どこに行くわけでもなく彼女の家まで戻ってきました。調 「いったいなんなんすかね?」Q 「買い物とドライブやね・・・」調 「そのままですやん・・・」Q 「だって、そのままなんやもん・・・」調 「・・・・・」Q 「買い物袋、降ろしとるな。」調 「そうですね。」Q 「やっぱ、彼女の買い物やったんやなぁ。」調 「みたいですね。」Q 「あんな日用品の金を男が出すのも変な話やけどな。」調 「彼氏ではなさそうですもんね。」Q 「うん、やっぱ身体目当てでついてくる男をうまいこと利用してるんちゃうかな。」調 「それっぽいですね。」Q 「大したもんやわ・・・。」そんなことに感心している間に、彼女は家に入り男は車で走り去ってしまいました。調 「今日はさすがにもう動かないんちゃいますかね?」Q 「う~ん・・・ なんとも言えんなぁ。この女の行動は読めへんからな。」調 「それはいえてますね。」Q 「もうちょっと、様子見てよか。」調 「はい・・・。」それから30分くらい過ぎたときのことでした。また、僕らの車の後方に一台の車が停まりました。それも、見覚えのある車です。そうです!先日、彼女が電車に乗ると見せかけて実は男の車に乗った、まさにその車だったんです。待って正解ですね!!間もなく彼女が家から出てきました。男は彼女を見つけるとまた車で近くまで近づき、彼女は助手席に乗り込みました。いったい、どこに行くんでしょうか・・・つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.09
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。今日はすっごい雨と雷でした。特に雷がすごくって、近所の小学校に落雷があったそうなんです。けが人なんかはいなくてよかったんですけどね。僕はパソコンの前に座ってたんですが、どうやら付近の大気がすごく帯電してたんでしょうね。パソコンを置いてるスチール製のラックが稲光と同時に蒼い火花を出したんですよ!!さすがに驚きました。まともにくらったらサンダーカットなんてあんまり意味ないんでしょうね・・・さて、すこし間が開いてしまいましたが、探偵日記の続編です。彼女の人気のなさから考えても、よほどあくどい生き方をしてきたのかもしれませんね。こうなると、まだまだ他の男性が出てくる可能性が上がってきました。どこまで行くか判らない調査になってきましたが、気合を入れて、調査続行です!!次の日からまた調査を再開しました。当分の間、彼女が仕事を終えてからの行動と、仕事を休んだ日の行動を調査することに。それから数日は彼女はまっすぐ家に帰っていました。とは言っても調査がばれている様子はありません。何かの前触れでしょうか・・・そんなある日、松平さんから有力な情報が入りました。彼女が急に休むと言ってきたらしいのです。これは何かありそうです。早速、準備を整えて調査に備えました。そして彼女の休みの当日。彼女の休みの理由は病院に行きたいだとか・・・僕らは早朝から彼女の自宅の付近で張り込みを開始しました。午前中はまったく動きはなく・・・母親、弟が家を出て行きました。そういえば、母親は仕事をしているようではないんですよね。弟は学生だし、妹もいるんですよね。妹も学生でした。でも妹は学校に行った様子はありません。いったい、どういう家庭なんでしょうね・・・お昼を少し過ぎた頃、ようやく本命に動きがありました。玄関の扉が開き中から女性が二人出てきました。一人は彼女の妹です。妹は彼女の1.5倍くらいの体格をしてるから見間違うことはありません。じゃ、もう一人の女性は???なにか違う・・・彼女の顔がぜんぜん違うんですよ。化粧ってすごいですね!!どうしてこんなに変わるんでしょうか・・・僕もそれなりに年をとってますからね。女性が化粧をするとどれくらい変わるかはわかってるつもりなんですが・・・こんな逆大変身は初めてです・・・そんなことに調査員と一緒に感心?しながら二人の後を追うことに。二人はそれぞれに自転車にまたがって走り出しました。向う方向からして近くの商店街に向っているようです。彼女はともかく、妹はなにしてんでしょうか?学校は休みなんでしょうかね・・・そんなことを考えながら追跡していると、彼女が突然自転車を止めました。横を見ると小さな内科医院の前でした。彼女は自転車を降りずに医院の玄関に挙げられた看板を見ています。調 「診療時間を見てるんですかね?」Q 「いやぁ~、普通に考えて、こんな時間には診察してないやろ。」調 「そうですよねぇ。」Q 「なんか考えがあるのかもな。」なんとも動きがよみにくいですね・・・間もなく、彼女は自転車で走り出しました。結局、商店街で食料品を買うと寄り道もせずにそのまま家に帰ってしまいました。それから1時間・・・なんお動きもないまま時間だけが過ぎていきました。調 「これって、やっぱりただのサボリなんですけね?」Q 「どうなんやろなぁ。」調 「わざわざ買い物に行くためだけに休むのも変ですよね?」Q 「う~ん・・・、まぁ、給料でもうてるし、休んでも給料変わらんからなぁ・・・。」調 「ほんまに気楽なもんですよねぇ~」Q 「ほんまや、松平さんが気の毒やわ・・・うん!?」調 「なんですか?」Q 「30メートルほど後ろに車が停まったやろ。」調 「へ? あ、はい。白い車ですね?」Q 「そうそう。なんか気にならへん?」調 「そう言われると・・・」Q 「この昼間にあんな若い子が乗るような車が停まってるのって、なんか気になるわ。カメラ回しとこか。」調 「あ、はい。了解です。」僕らの車の後方に停まった車がどうしても気になったんです。国産車のスポーツカーなんですが、けっこうお金が掛けられてそうなんです。カメラで車のナンバーを確認して様子を伺っているときのことでした。彼女の家の玄関が開いたんです。そして中から彼女が出てきました。彼女の動きを息を殺して見守ります。すると・・・なんと!!彼女はそのまま気になっていた車に向っていくじゃないですか!!そしてそのまま車の助手席に乗り込んでしまいました。車はそのまま直進して僕たちの車を追い越して走っていきます。車が追い越したそのとき、その車の運転席には男性の姿がはっきりと見えました。つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.07
コメント(1)
みなさん、こんにちわ。本日も窓から見える景色は雨模様・・・ま、梅雨なんですからこれで普通なんですよね。うちの探偵犬「武蔵&小次郎」もこの湿気と蒸し暑さは大嫌いの御様子・・・僕がエアコンのスイッチをピッ!!って入れると、急いでその部屋に走りこんできます。犬もカラッとドライがいいんですね~さて、本日も日記を更新できました!!3日連続なんてと~っても久しぶりです。それでは探偵日記、続編です。Q 「彼女と出会うそもそものきっかけを作った松平さんの友人を伝っていったらなんかわかるかもな!」調 「なるほど! そうですね!! 早速、明日にでもコンタクトとてみましょう!」こうして、松平さんを通じて友人にコンタクトをとり、そこからまたまた新たな事実が判明してきたんです。松平さんに簡単に事情を説明すると、松平さんは快く引き受けてくれました。その日の夜、『そういうことなら直接会ったほうが早い』ということで友人の上原さんに会うことに。友人は約束の場所にスーツ姿で現れました。彼はサラリーマンで、営業がお仕事。だから、仕事の最中にも関わらず時間を作ってくれたんです。彼はとても協力的で、彼女の友人関係の中で彼女のことを良く思っていない人物を紹介すると約束してくれました。上原さん自身、彼女との直接の関係はなく、松平と女性を引き合わせたとき初めて会ったらしいんです。それから数日して上原さんから連絡がありました。上 「もしもし、Qちゃんさんのお電話ですか?」Q 「はい、上原さんですね。」上 「はい、お時間は大丈夫ですか?」Q 「ええ、お手間をかけてすいません。」上 「とんでもないですよ。松平の頼みですからね。力にならないわけにはいきませんから。」Q 「ありがとうございます。で、何かわかりましたか?」上 「はい、以前、松平に紹介した例の女性を通じて話を聞いたんですが、みんな殆ど知らないと言うんです。」Q 「初顔合わせに同席するような関係なのにですか?」上 「そうなんですよ。どうやら松平の彼女は周りの人間からはあまりよく思われていないようなんです。」Q 「ほうほう。」上 「細かい部分は省きますが、あの初顔合わせに同席したのも、たまたま話を聞きつけた彼女が自分から名乗り出てきてらしいんです。」Q 「ほう~、その時点から大胆なんですね~。」上 「僕も、今更ながらに驚いてるんです。でも、言われてみれば紹介した女性は松平の彼女と殆ど話をしていなかったように思います。」Q 「なるほど。他には何かわかりましたか?」上 「ええ、肝心の以前の仕事のことなんですけど、どうやら彼女はキャバクラで働いてたみたいなんです。」おお~、ドンピシャ~Q 「そうなんですか~。今となっては納得ですね。」上 「その辺の話に関しては、飲み屋街で彼女が中年の男性と一緒に歩いていたのを見たってことも言ってました。」Q 「お店の名前なんて、わかりませんよね?」上 「えぇ、すみません。そこまでは・・・。なんせ、どこまで本当の話なのかは僕にもわからないんです。」Q 「どういうことですか?」上 「そこなんですが、彼女の話となると皆、あまり話したがらないというか・・・」Q 「ほう?」上 「本当ならQちゃんに直接会わせたかったんですけど、皆あまり関わりたくないと言うんです。」Q 「僕が探偵だからですかね?」上 「いえいえ、そうじゃなくて、彼女の関係していることに関わりたくないと言うんです。」Q 「よほど嫌われているようですね。」上 「はい、どうやらそんな感じですね。なんせ、回りの人間から出てくるのは彼女の悪口ばかりなんですよ。」Q 「ほぉ~」上 「だから今回の話も、誰が話したかは絶対に漏らさないって言うのが条件なんです。」Q 「安心してください。僕はこれ以上細かなことは聞きませんし、もちろん誰にも話しませんから。」上 「はい、よろしくお願いします。」Q 「いろいろありがとうございました。とっても助かりました。」上 「いえいえ、急な話でしたけど、なんとなく探偵の気分が味わえました。」Q 「それと、これはお願いなんですけど、今回の件はこの後にまだ調査が続きますからこれ以上の聞き込みはしないでください。万が一感づかれると困りますから。」上 「そうですね。わかりました。お約束します。」松平さんは、周りの友人にもとても良くしてるんでしょうね。こんなところで人間性が伺えます。とにかく、僕の推理は的中したことになります。そんなすごいことでもないんですけどね・・・彼女の人気のなさから考えても、よほどあくどい生き方をしてきたのかもしれませんね。こうなると、まだまだ他の男性が出てくる可能性が上がってきました。どこまで行くか判らない調査になってきましたが、気合を入れて、調査続行です!!つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.03
コメント(0)
みなさん、こんにちわ。今日はちょっと時間が取れたので連日の日記更新ができました。書ける時に書いとかないと、また何日も開いてしまいますからね・・・昨日だったか、ようやく20000ヒットを達成することができました!!これも、日頃から御訪問くださるメンバー様、ゲスト様のおかげとたいへん喜んでおります!!誠にありがとうございます。これからも頑張って更新していきますので、応援、御声援カキコ、よろしくお願い申し上げます~。ということで、祝20000HITを記念して昨日の日記から、日記の最後に僕(IT探偵Qちゃん)のいる「日本アイティ探偵社グループ」と、僕も講師を勤めている「SSDS特殊技能探偵養成学院」のバナーを貼らせていただきました!!日記を最後まで呼んでいただけるだけでもありがたいのに、こんなお願いをするのはとっても恐縮なんですが・・・日記の最後にワンクリックを!! どうか、どうかお願いいたします~もちろん、リンクフリーです!!出来立てなのでまだまだ未完成なんですけど・・・皆さんからの意見や御要望にもどんどんお応えしていきたいと思っています。日記共々、可愛がっていただけますよう、重ねてお願い申し上げます~前フリが長くなってしまいましたが・・・探偵日記「その涙の理由(わけ)は・・・!?」続編でございます。それから間もなく、男は車に戻ってきました。なんとなくすっきりした表情に見えたのは僕だけでしょうか・・・男はパーキングの清算を済ませると、勢い良く車をスタートさせました。さて、今度こそ自宅に帰るんでしょうか・・・それから、以外にも長い時間のドライブをすることになったんです・・・・男の車は夜の空いた国道をどんどん走っていきます。調 「いったいどこに行くんでしょうね?」Q 「さぁねぇ・・・、ついていくしかないね。」風俗街を出てから走ること約1時間・・・いつの間にか県名まで変わってしまって、着いたところは田舎の田園地帯。家もまばらで、殆どが農家のようです。男の車はその中の1軒の家のガレージへと入りました。どうやらここが男の自宅のようです。僕らは男が車を降りて家の中に入る様子を確認して、すこし間を置いてから住所と玄関にあげられた表札を確認しました。今までの情報には全く含まれない名前です。でも・・・僕の頭の中で、ふと、気になることがありました。この男性の住所・・・どこかで・・・・・・・・・・・あ!!僕の記憶の糸が繋がりました。この男性の住所は、松平さんの会社の領収書に紛れ込まされていた領収書の中にあった、コンビニとかガソリンスタンドとか・・・それにその店の住所が書いてあるんですけど、それと同じだったんです。これはちょっと面白くなってきました。彼女の狙いはなんなんでしょう?この男の住所と領収書の住所が同じなのは偶然とは思えませんからね。とりあえず、この日の調査はここで終了することにして帰ることにしました。帰りの車の中で調査員といろんな推理をしてみました。Q 「彼女と松平さんは、友人の紹介の場でおまけみたいな感じでついてきた彼女と出会ってるんやんな。」調 「はい、そうですよね。」Q 「そこで彼女は強引に松平さんの自宅に押しかけて、そこで松平さんを襲ってる。」調 「普通なら考えられない話ですよね。」Q 「彼女は松平さんに自分は会社をいくつも経営する社長の令嬢やって自己紹介してる。」調 「それは今回の調査で真っ赤な嘘ってことがわかりました。それにしてもとんでもない嘘ですよね。」Q 「その後、ある意味、責任を感じた松平さんは彼女と交際することにして、プー子の彼女を会社に就職させてやった。」調 「松平さんて、めっちゃいい人ですよね。」Q 「彼女は、松平さんの人の良さに漬け込んで、給料、休みも好き放題。おまけに買い物も全部松平さんに払わせてるし、かなり高額な物まで買ってもらってる。」調 「僕が彼女になりたいですわ。」Q 「でも、松平さんは彼女に買い与えた洋服やアクセサリーを彼女が身に付けているところを見たことがない。」調 「絶対、質に流してますよ。」Q 「それは僕もそう思うわ。あまりの我侭さに我慢できなくなった松平さんは彼女との関係解消を彼女に伝える。」調 「かなり勇気を出したんでしょうね。」Q 「ところが、彼女の口から出てきた言葉は、トラック、暴力団、まるで脅迫みたいな話やった。」調 「いきなりそんな話をされたら、誰でもビビリますよね。」Q 「万が一、会社に被害があってはと考えた松平さんは、関係解消の話をそのまま流してしまう。」調 「このときに相談して欲しかったですね。」Q 「そうやんな、何事もタイミングがあるからな。」調 「そのとき相談してくれてたら、とっくに解決してるかもですよ。」Q 「まぁ、タラ、レバの話をしても仕方ないしな。」調 「そうですねぇ・・・」Q 「んで、今回、たまたま税理士が今まで見かけなかった領収書を見つけて松平さんの耳に入れた。」調 「この税理士はポイント高いですよね。」Q 「そやね。今回の調査続行も税理のおかげみたいなもんやしね。」調 「でも、まさかこんな展開になるとは・・・ですね。」Q 「そやな。まぁ、領収書の日付を見て彼女の休みの日に重なっていることに気付いた松平さんも大したもんやけどね。」調 「そうですね。」Q 「で、今回の調査で、領収書の住所地と同じ住所地に住む男性との接触が確認できた。」調 「これはちょっと驚きましたね。」Q 「でも、領収書はそれだけやない。他にも何十枚もあるし、他の住所のものも沢山あるからな。」調 「単純に考えて、あの領収書は彼女のものだけではないって考えるのが普通ですよね?」Q 「そうやねん。そうなると、他にもこういう男性関係がある可能性が高いよな。」調 「そうですよね!」Q 「僕が思うに、彼女は今回のようなことをしてるのは初めてのことやないと思うねん。」調 「どういう意味ですか?」Q 「うん、そやから、今までにも松平さんみたいな金を持ってる男性に取り付いて、うまいこと金を引っ張ってたんちゃうかなと思うねん。」調 「なるほど~」Q 「あまりにも、手口が単純かつ巧妙やろ。強引に部屋に押しかけ身体を張って襲うなんてなかなかできひんで。」調 「そうですよね・・・」Q 「一目惚れして、どうしても抱いて欲しかったって言うんやったら、その後のそんな我侭三昧しいひんやろ。」調 「納得です。」Q 「まぁ、そうなるとそれまでの男性はどこで調達してきたんかってことが気になるけどね。」調 「そうですね。過去を洗うと面白い結果が出るかも知れませんね。」Q 「僕もそう思うわ。ちょっと調べてみてもいいかもな。」調 「そうですよね。どんな方法がいいと思いますか?」Q 「う~ん、そうやなぁ、金を持ってる男を物色するには出会い系とかではあかんしなぁ・・・。」調 「金持ちの男と出会う方法か・・・」Q 「やっぱ、そこそこの客が来るクラブとか、高級キャバクラあたりかなぁ。」調 「なるほどね、その線が濃そうですね。」Q 「そうや!」調 「なんですか?」Q 「彼女と出会うそもそものきっかけを作った松平さんの友人を伝っていったらなんかわかるかもな!」調 「なるほど! そうですね!! 早速、明日にでもコンタクトとてみましょう!」こうして、松平さんを通じて友人にコンタクトをとり、そこからまたまた新たな事実が判明してきたんです。つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「日本アイティ探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.02
コメント(0)
みなさん、こんにちわ。ようやく梅雨らしい天気になってきましたね~今日は朝からずっと雨・・・雨・・・雨・・・時折、激しく降ったり、小雨になったりを繰り返しながら降り続いています。昨日がとっても天気が良くて、気温も湿度もとんでもないくらい高かったから、よけいに今日はジメジメしながらも涼しく思えます。そう言えば、昨日は朝から仕事で事務所に行ってまして、少し歩けば汗が吹き出てきますから、フェイスタオル片手に仕事してたんですが・・・食事を摂るチャンスがなくて、帰りの電車の駅のホームで、ふとうどんの看板に心を奪われて久しぶりに立ち食いうどんを食べました。なぜか、こういうところで食べるうどんはとっても美味しく思えるんですよね・・・おなかが空いてましたし、電車の時間もあまりなかったんで、一気に食べちゃったんですけど・・・その後がとんでもなくて・・・電車に乗ってから汗が止まらなくて困りましたよ・・・ずっと汗を拭きながら立ってました・・・周りの乗客は、さぞ見苦しかったでしょうね・・・次からは、ざるにします・・・と、いうことで探偵日記の続編です僕らは急遽予定変更で、この男性の後を追うことにしました。いったい何者なのか・・・そしてまたまた意外な結果が・・・男性の車を追うこと数十分。車は意外な方向へと向かって行きます。僕の記憶ではこの先には確か・・・「風俗街」があったんじゃ・・・まぁ、途中で向きを変える事もあるからと思いながら後を追いました。結局、男の車は迷うことなく風俗街の象徴とも言えるゲートをくぐってしまいました。普通なら用事がない限りここに来ることなんてありません。なんせ、ノーマルの店なんてないんですからね・・・他に抜け道もないし・・・この男性は彼女とは何もないんでしょうか。本当に謎ばっかりです。ゆっくりと後をつけていくと・・・なんと、男の車は入ってきたゲートとは反対側のゲートから街を抜けてしまいました。Q 「ん? ただの冷やかしか?」調 「いったいなんなんでしょうね?」Q 「う~ん、行きつけの店が休んでないかチェックしてたのかな??」調 「それにしても、女を自宅まで送って2時間も話して何もしなくて帰りに風俗遊びっていうのも変な話ですよね?」Q 「そうやなぁ・・・、付き合ってるとかじゃないのかもね。ただのアッシー君なんかも・・・」調 「なるほど・・・」男の車はゲートをくぐって一つ目の角を曲がるとすぐに車を脇に寄せました。もしかしたら、これは警戒行動!?そんな不安にかられたその時でした。男の車の運転席のドアが開き、中から男が下りてくるじゃありませんか!!これはいったい!?僕らはあえて男の車を追い越して、少し先に車を停めました。男の行動を冷静に見守ります。もし追跡がばれていたのなら、男がこちらに向ってくることもありえます。車を降りた男は・・・そんな僕らの心配なんて知るわけもなく、すぐ横の公衆電話に近づいていきます。Q 「はぁ!?」調 「なんなんすか! あいつは!」男はそのまま公衆電話に近づいたかと思いきや、ポケットから携帯電話を取り出してなにやら操作してから公衆電話の受話器を取るじゃありませんか!調 「なにやってるんでしょうかね?」Q 「さぁなぁ・・・、携帯でかけたくないのかなぁ・・・」男は携帯電話を見ながら公衆電話のプッシュボタンを押しています。どうやら、携帯電話のメモリーに登録してある番号にかけてるみたいですね。Q 「ははぁ~ん、わかったわ。」調 「へ? なにがですか?」Q 「たぶんやけど、どっかの店に電話してるんちゃうか。自分の携帯からかけて番号が相手にわかったら嫌とか思って公衆電話でかけてるとか。」調 「はぁ、なるほど~」Q 「まぁ、想像やけどね。」そんな話をしているうちに、男は電話を切ると車に戻りました。そして男は車を発進させると僕らの車を追い越してまた角を曲がりました。少し離れて後を追います。男はもう一度角を曲がり、最初にくぐったゲートまで戻ってきました。どうやら、一遊びして帰るようですね・・・男の車はそのままゲートをくぐると、その中にあるコインパーキングに車を停めて歩いて近くの店に入って行ってしまいました・・・それから間もなく、男は車に戻ってきました。なんとなくすっきりした表情に見えたのは僕だけでしょうか・・・男はパーキングの清算を済ませると、勢い良く車をスタートさせました。さて、今度こそ自宅に帰るんでしょうか・・・それから、以外にも長い時間のドライブをすることになったんです・・・・つづく・・・今日も最後まで読んでくれて本当に有難うございます。こちらはIT探偵Qちゃんのいる「IT探偵社グループ」のHPです。最後にワンクリック!! お願いします!!SSDS特殊技能探偵養成学院もよろしく!!
2005.07.01
コメント(1)
みなさん、こんにちわ。毎日あっついですね~すいません・・・また 暑いと言ってしまいました・・・なかなか雨が降りません。週間天気予報でも曇るだけで雨はまだなさそうです。喜んでいいのか、どうなのか・・・とにかく、暑さに負けずに頑張るべし!!ということで、また間が開きましたが探偵日記の続編です。早速、調査員とミーティングをして調査の準備に取り掛かりました。基本的には彼女は自転車での移動になりますから自転車の準備はかかせません。ただ・・・今回、松平さんの会社の領収書に混ぜ込まれていた領収書の中には、有料道路の領収書や、彼女の自宅からは随分離れたコンビニの領収証なんかも含まれています。とうぜん、彼女が自転車で行くにはかなりの距離になりますし、車を運転しない彼女に有料道路の領収書なんかは無縁のはずです。いったいどんなからくりになってるんでしょうか・・・いろんなケースを想定しながらの調査再開となりました。過去の彼女の行動パターンから、怪しい曜日が水曜だということがわかりましたから、そこを中心に調査をすることにしたんですが、なんと一日目からとんでもないことがおきたんです!!いつものように松平さんが彼女を会社近くの駅まで車で送ってきました。いつものように彼女は松平さんに軽く手を振ると駅の方へ歩いていきました。彼女はそのまま駅のホームへ歩いていったんですが、切符を買う様子も改札を通る様子もありません。いったいどうするのかと思って見守ると・・・彼女は不意に向きを変えて歩き出します。彼女の向うその先には・・・そんなことを考えていたら、彼女は入ったときとは別の出入口から駅を出てしまったんです!駅を出た彼女は辺りをキョロキョロ見渡すと、ふと何かを見つけたように歩き出します。彼女の向うその先には白色の普通車が一台停車しています。もしかすると・・・もしかします!!その白い車は彼女に気付いたのかライトをつけて彼女に近づきました。近づく車の運転席には中年の帽子を被った男性が確認できました。彼女はその車の助手席側に回るとそのままその車に乗ってしまうじゃないですか!!状況を見ていた調査員が僕のところに急いで車を回してくれました。急いで車に乗り込んで追跡開始です。なんとか間に車を2台挟んで後をつけることができました。ここからは調査員の追跡の腕次第です。途中、何度か信号で危ういところはあったものの、なんとか追跡することができました。調査員様様ですね~で、彼女の乗った車の向った先はといいますと・・・彼女の家の前じゃないですか!!ん?と、言うことはこの運転している男性は彼女の家を知ってるんでしょうか・・・なんとも不可解なことが続きます。すぐに車を降りるのかと思いきや・・・なかなか降りてきません。いったい中で何をしてるんでしょう。車内をよく見ると助手席のシートは倒されていて、ダッシュボードに彼女の足が投げ出されているのが確認できます。それなら男性は・・・普通に運転席に座ってます。どうやら、期待したようなことはないようです・・・男性はチラチラと彼女の方を見ながらなにやら話している様子。結局、彼女の自宅の前で2時間ほど話をして、ようやく彼女が車を降りました。そのまま彼女は自宅の中に入って行ってしまいました。僕らは急遽予定変更で、この男性の後を追うことにしました。いったい何者なのか・・・そしてまたまた意外な結果が・・・つづく・・・・それではみなさん、また明日・・・
2005.06.29
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。今日も実に暑い・・・暑い暑いといっても決して涼しくはならないんですけどね・・・本日は「その涙の理由(わけ)は・・・!?」お休みさせて頂きますね。どうも時間ができなくて・・・続きを待っていてくださる皆様。大変、申し訳ございません・・・明日は頑張って書きますからね!!ではでは・・・
2005.06.26
コメント(2)
みなさん、こんにちわ。梅雨に入ってからというもの、毎日、蒸し暑い日が続くんですが肝心の雨がなかなか降りません・・・本当に、異常気象ですね・・・お久しぶりに登場の電気屋さんと話したんですが、彼はこの蒸し暑さでバテバテらしいです・・・今年も台風が多くなるんでしょうかね。今回もまた日記の更新が遅れてしましたが・・・なんとか続編が書けましたので、ちょっとホッとしています。それでは「その涙の理由(わけ)は・・・!?」続編です。これはとんでもない事実かもしれません・・・あとは事務所に戻って彼女の住所の確認です。調査を切り上げ事務所に戻り住所の確認をしてみました。とても単純な方法なんですが、その結果、彼女の自宅であることがわかりました。この結果を聞いた松平さんは、きっと驚くことでしょうね・・・・それから数日後、今回の調査の結果を報告することになりました。前回と同じ喫茶店で待ち合わせることになったんですが、どうも気持ちが重いんですよね・・・なんせ、今回の調査で判明した事実は松平さんが彼女に聞かされていた話とはあまりにも違いが大きいですからね・・・仕方がないにしても松平さんが彼女に使ったお金もかなり高額になりますし、脅迫まがいのことまで言われてたんですから・・・そんな僕の不安をよそに喫茶店に現れた松平さんはどこか楽しそう・・・なんか良い事でもあったんでしょうか。Q 「どうも、お久しぶりです。」松 「お待たせしてすみません。今回はお世話になります。」Q 「いえいえ、とんでもないです。取りあえず何か注文しましょうか。」二人ともホットコーヒーを注文して、届くまでの間に松平さんに聞いてみました。Q 「僕の気のせいかもしれませんが、何か良い事でもあったんですか? 妙に楽しそうに見えるんですが。」松 「えっ・・・、ははは、いやぁ、やっと彼女と別れることが現実に近づいてきたかと思うと、こう、なんか嬉しくて!」Q 「あはは・・・そうでしたか・・・、よほど別れたかったんですねぇ。」松 「はい! もちろんですよ! この2年間、楽しい思い出なんてないですからね・・・。」Q 「そうでしたかぁ・・・」そんな話をしているうちにテーブルにホットコーヒーが運ばれました。コーヒーを一口飲んでから本題に入りました。Q 「じゃ、調査結果の報告をさせて頂きますね。」松 「はい、よろしくお願いします。」Q 「こちらが今回の調査結果報告書と状況を撮影したビデオテープになります。」僕は鞄から調査結果報告書と撮影後に報告用に編集したビデオテープを取り出しました。Q 「順を追って報告させて頂きますね。」それから、時間にして30分程で報告は終了しました。報告している最中の松平さんはずっと黙ったまま報告書を見詰めていました。Q 「以上が今回の調査結果となります。」松平さんは大きな溜息を一つつくと顔を上げて・・・松 「どうもありがとうございました。それなりの覚悟はしていましたけど・・・まさか、こんなことだとは・・・なんと言うか、腹が立つというより驚きました・・・」Q 「そうでしょうね、僕も今回の調査の結果には驚きましたから・・・」松 「これじゃ僕を家に呼べないはずですよ・・・ 彼女の話とはまるで正反対の生活なんですからね・・・でも、なんでこんな嘘をつくんでしょうか? たんに恥ずかしかったんでしょうか? どう思いますか?」Q 「はぁ、はっきりと言わせて頂きますと、あくまで僕の推測であり意見なんですが、自分の生活状況を見られるのが恥ずかしいなんて可愛らしいものではないと思います。」松 「やっぱりQちゃんさんもそう思いますか? 私もなんとなくそう思うんですよ。」Q 「生活状況を見られたくないだけにしては嘘が大きすぎますよ。それに、暴力団の話やトラックの話なんて出してくるのもどうかと思います。それと、会社での彼女の書類が消えたことや、領収書のことも気になります。」松 「そうですよねぇ・・・」Q 「今後はどうされるんですか?」松 「私もそれを考えてたんですけど、この際、彼女と完全に縁を切りたいと考えてますから、もっと決定的な証拠のようなもの押さえてもらえませんか?」Q 「ということは、調査を続行するということですか?」松 「はい、無理ですか?」Q 「いえいえ、とんでもない!僕にとってはお仕事をいただけるんですからありがたい話ですよ!」松 「そうですか! ありがとうございます。」Q 「こちらこそありがとうございます!」松 「Qちゃんさん的には、彼女の素行や領収書はどう思いますか?」Q 「そうですねぇ、これは僕の感なんですけど彼女には松平さん以外に男性関係があるんじゃないかと思うんです。」松 「ほう、なるほど・・・」Q 「今回の調査結果や、松平さんとの交際中の彼女の行動や言動から推測するに、彼女はお金に対してかなりの執着心があるように感じます。」松 「それは言えてますね。」Q 「かなり飛躍した想像ですけど、松平さんが買い与えた高価な品を身に付けているところを見たことがないとおっしゃっていましたよね?」松 「そうなんですよ。」Q 「もしかしたら、そういう品物は現金化されているんじゃないかとも思うんです。」松 「なるほど・・・、その可能性は充分に考えられますね・・・」Q 「領収書に関しては、彼女の個人的な買い物やなんかの領収書を会社の領収書に紛れ込ませて、その分のお金を会社の金庫から出しているのかもしれません。」松 「あぁ、そうか・・・ 領収書があるんだから数字は合いますもんね・・・」Q 「まぁ、いろんな意味で松平さんが彼女と決別されることには大いに賛成です。」松 「Qちゃんさん、調査のほう、どうかよろしくお願いします!」Q 「はい! 精一杯頑張りますね!!」こうして、調査の続行が決まりました。そして・・・またまた驚く事実が次々と判明していくことになるんです・・・つづく・・・それでは皆さん、また明日・・・
2005.06.25
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。いよいよ本格的な梅雨ですね・・・今も外は雨が降ってます・・・雨が嫌いと言うわけじゃないんですが、どうしても動きが鈍ってしまいますね・・・さて、なんとか日記の更新を頑張っております!!皆様、読んでいただいてありがとうございます。アクセスが増えると言うのはとっても嬉しいものです!!これからも応援してくださいね!!それでは、「その涙の理由(わけ)は・・・!?」続編です!!Q 「なるほど、わかりました。任せてください!!どんな結果が出るにせよ、松平さんの覚悟が決まっているならできる限りのことはやらせてもらいます!!」松 「ありがとうございます!!」Q 「いやいや、お礼は結果が出てからにしてください。ばっちり、彼女の化けの皮を剥がしましょう!!」こうして、彼女の素行、身元調査が始まりました・・・・調査初日。松平さんとの打ち合わせで大体の調査スケジュールを立てましたから、とりあえずは調査に着手です。毎日、帰りは松平さんが彼女を会社近くの駅まで送ると言うことですから、スタートは駅に決めました。僕と調査員は松平さんに見せてもらった携帯電話に収められた彼女の顔写真しか知りません。その写真の彼女は少し丸顔の今時の女の子顔をしてます。僕も調査員もその写真の顔をしっかりと目に焼き付けました。調査開始から間もなく、予定していた時間を少し過ぎた頃に松平さんの車が予定の位置に停車しました。さて、本番開始!撮影用のカメラも準備万端!助手席のドアが開き、女性が下りてきました。髪の毛は思った以上に長く、メガネをかけています。メガネは事前情報にもありましたから、今回の調査の対象者である彼女に間違いないでしょう。顔も写真に写っていた顔と同じです。早速、彼女のあとをつけることに。実は、この時点では彼女の家がどこなのか、まだわかっていなかったんです。というのも、松平さんによると、過去、一度も彼女の家に行った事がないというのです。理由は、彼女の父親はとてもうるさい人間で、男性関係にもかなり厳しいとか・・・だから、彼女はいつも家の近くで降ろして欲しいと言って車を停めさせるんだそうです。僕が、『会社の名簿とかはどうなってるんですか?』と聞くと・・・松 「雇い入れるときに保険の関係もありましたから一通りは書かせたんです。でも、いつの間にか彼女に関する書類の全てが消えてたんです。うちの会社は小さいですから、社員名簿と言うほどのものはなくて・・・他の社員に聞いても書類に関しては知らないと言ってます。それもそのはずで、彼女は他の社員や出入の業者に『社長の婚約者だ』って言ってるみたいでみんな遠慮して深くは話していないみたいなんです。きっと、私の口からはそんな話はしませんから、他のみんなは余計に遠慮してしまってるんでしょうね・・・」そんなことで、松平さん自身が彼女の自宅を知らないと言うから・・・いろんな意味で驚きです。ですから初日の調査の最大の目的は『面取り』と『自宅の確認』です。彼女は車を降り松平さんに軽く手を振るとさっさと駅の改札へと歩き出しました。定期を持っているのかと思いきや、彼女は切符を買って改札を通りました。僕はカードを使って改札を通ります。彼女は間もなく到着した電車に乗り込み、僕は別のドアから乗り込みました。今のところ、警戒しているような様子はまったくありません。(まぁ、初日ですからね・・・)事前情報のとおり、時間にして30分くらいで到着した駅で彼女は電車を降りました。予定どおりだと、この後、彼女は駅の駐輪場に停められた自転車で自宅に戻るはずです。考えてみれば、いくつも会社を経営している家の娘が会社に電車で勤めて自転車で帰るというのも不自然に思えるんですが・・・でも、今まで社会経験がないお嬢様が結婚を前に社会経験の意味で会社に勤めるというパターンも考えられなくもありませんから・・・電車を降りた彼女は改札を出るとそのままてくてく歩いていきます。予備調査で周辺の駐輪場の位置はチェック済みです。ところが、彼女は駅を出るとそこには向わず歩道を少し歩きます。歩いて帰るのかな??なんて思ってると突然足を止めて、そこに適当に停めた自転車の鍵をはずしました。どうやら駐輪場には停めてないんですね・・・鍵を持ってましたから自分の自転車には間違いないんでしょうけど・・・でも・・・彼女がまたがった自転車は決してお嬢様が乗るような自転車には見えません・・・夜とはいえ、見た感じだとかなり古そうで、それに錆びて汚れてるんですよね・・・なんとも不可解です・・・この駅には別の調査員が自転車をセッティングして待っていてくれましたから慌てることなく彼女の後を追いました。少し後を調査員の運転する車が着いてきます。(日頃の運動不足がこういうときに実感できますね・・・ たまに乗るとけっこうしんどいです・・・)彼女は駅から自転車で5分くらい走った角を曲がり、住宅地に入っていきました。それから2回角を曲がったところで、彼女は自転車を停めました。彼女は自転車を降りるとそのまま角の家の玄関を開け、中に入っていきました。『友達の家かな???』なんでそんなことを思ったかと言いますと・・・彼女の入って行った家というのは、どう見ても大きくないのです・・・庭なんてものもありそうにありません・・・もちろん、何百万もする錦鯉が何匹も泳ぐ池も・・・いわゆる一般的な家と比べれば大きさは4分の1くらいでしょうか・・・一応2階はあるようなんですが、道路沿いの角の残地に建てられたような家なんです。洗濯機は、家が狭いせいなのか外に置いてあります。間もなく調査員の車が僕のところに到着しました。僕は自転車を車に積み込んで車に乗り込みました。調査員にQ 「なぁ、対象者はこの家に入ったんやけどな、どう思う??」調 「この家ってどの家ですか??」Q 「この角の小さい家・・・」調 「・・・まじっすか?」Q 「うん、まぁ、友達の家って事もあるしね。」調 「じゃ、ここで張り込みですね?」Q 「まだ、表札の確認してないししてきて。」調 「あ、はいはい。」調査員はそろそろと玄関に近づくと玄関のあたりを見渡しました。車に戻ると、調 「表札はあがってませんわ。」Q 「そうかぁ・・・、しゃぁないなぁ・・・」調 「やっぱここで張り込みですね?」Q 「そやね、ちょっと様子見よか。」それから数時間、二人で家の様子を見ていました。そして日が変わった頃、家中の電気が消えてしまいました。どうやらここが彼女の家のようです。これはとんでもない事実かもしれません・・・あとは事務所に戻って彼女の住所の確認です。調査を切り上げ事務所に戻り住所の確認をしてみました。とても単純な方法なんですが、その結果、彼女の自宅であることがわかりました。この結果を聞いた松平さんは、きっと驚くことでしょうね・・・・つづく・・・それではみなさん、また明日・・・
2005.06.22
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。毎度毎度、更新が遅れてすみません・・・暑さに負けず、なんとか毎日頑張っております!!それでは早速、続編でございます・・・Q 「え!女性のほうからですか!?」松 「そうなんです・・・。それもかなり積極的で・・・その後のことは・・・僕も男ですから・・・ご想像にお任せします・・・」Q 「はぁ・・・、実に変なはなしですね・・・」松 「結局、本来紹介された女性とはそれきりになってしまって、今の彼女と付き合うことになってしまったんです。」Q 「なるほど・・・」松 「それから何もかもがおかしくなってしまったんです・・・」Q 「と、言いますと?」松 「彼女は、自分の父親は会社を3つ経営している社長で、住んでいる家は大きな一戸建て、庭には池があって何百万もする錦鯉が何匹も泳いでると言ってたんです。他に自宅以外にも別荘があって父親は滅多に帰ってこないとも言ってました。」Q 「ほう!それはすごいですね!」松 「それに父親はかなりの金持ちで地元の有力者や、暴力団関係にも顔が利くと聞かされてたんです・・・。」Q 「そこまでいくと、ちょっと胡散臭いですね。」松 「私としては、女性から迫られたとはいえ関係を持ったのは事実ですから、いい加減なことはするつもりもありませんでしたし、できる限りのことはしていたつもりだったんです。その当時、彼女は仕事についてなかったんですが、彼女が自分を雇ってほしいというもんですから、彼女の望む条件そのままで事務員にしたんです。もちろん、給料も週休も高待遇です。」Q 「まぁ、彼女となると仕方ないのかもしれませんね。」松 「えぇ、それはそうなんですが・・・」Q 「問題があったんですね?」松 「はい・・・、彼女、週の内の半分も出勤しないんです・・・」Q 「はぁ?」松 「土、日はもともと休みなんですが、平日の半分くらいしか出勤しないんですよ。さすがに私も言ったんですが体調が悪いとか、急用ができたとか言っては休むんです。最初はお嬢様育ちだから仕方ないと思うようにしてたんです。でも、週末には必ずと言っていいほど買い物に付き合わされるんです。どうやら最初から欲しいものを決めてるみたいで、私はお金を払うためについていくみたいなもんなんです。」Q 「それじゃ、随分とお金を使ったんじゃないですか? 高価なものもあったでしょ?」松 「はい、100万以上する指輪も買いました・・・。」Q 「なまじ、お金があるって言うのも考え物ですね・・・」松 「そんなことが1年も続いて、さすがに私もいろいろ考えまして、別れようと思ったんです。」Q 「1年ですか・・・」松 「はい・・・。それで思い切って彼女に話したんです。関係を解消したいって・・・。」Q 「で、どうでした?」松 「彼女はいきなり父親の話を始めて、また暴力団の話が出てきたんです。」Q 「あらら・・・」松 「それも、すごく遠まわしな言い方で、『以前、ある人が父親を怒らせてしまって、数日後、その人の家にトラックが突っ込んだんだよね~』ってな感じです・・・。」Q 「それじゃ、まるで脅しですね!」松 「私としては自分の会社にトラックが突っ込んじゃたまりませんからね・・・。その時はそれで何事もなかったように話は終わったんです。それからなんです。彼女のわがままは一気にエスカレートしたんです。休みも増えるし、買い物は増えるし、週末に一泊旅行なんかもしょっちゅうなんです。でも、買い物で買った服やバッグなんかを身に付けているところを今まで一度も見たことないんですよ。おまけに、彼女が急に休んだ日に連絡してみると絶対に電話に出ないんです。」Q 「それは怪しいですね。」松 「そんなことが続いていて、最近、おかしなことがあったんです。」Q 「それは?」松 「私の会社の経理関係は税理士事務所に任せてるんです。毎月決まった日に会社に来てくれて領収書なんかを持っていってくれるんですがそのとき声を掛けられたんです。『社長のところの領収書、最近クレープとかラーメンとか入ってますけど・・・社長は知ってますよね?』私はそんなの覚えがなかったですから領収書の束を見てみたんです。そしたら、クレープやらラーメンやら携帯電話やら・・・うちの会社に関係ないものがいっぱい出てきたんですよ!」Q 「なるほど、だいたい察しがつきました。その領収書の日付を見たら・・・?」松 「そうなんです! 彼女が体調不良だの急用だのって休んだ日にぴったり当てはまるんです!!」Q 「そのまんまですね~。で、そのことは彼女には?」松 「まだ言ってません。それでQちゃんさんを紹介してもらったんです。今の状況ではまだ推測ですからね。万が一にも暴力団なんかが絡んでいたら嫌ですから・・・だから、彼女の素行と家庭事情を調べて欲しいんです。その結果次第で私も対応を考えようと思いまして。」Q 「なるほど、わかりました。任せてください!!どんな結果が出るにせよ、松平さんの覚悟が決まっているならできる限りのことはやらせてもらいます!!」松 「ありがとうございます!!」Q 「いやいや、お礼は結果が出てからにしてください。ばっちり、彼女の化けの皮を剥がしましょう!!」こうして、彼女の素行、身元調査が始まりました・・・・つづく・・・それではみなさん、また明日・・・
2005.06.19
コメント(6)
みなさん、こんにちわ。今日も一日暑かったですね~まだまだこれから暑くなりますからね・・・暑さに負けずに頑張っていきましょう!!さて本日のお題は「その涙の理由(わけ)は・・・!?」続編です。松 「そうですか!来て頂けると助かります! できれば平日の昼間にお会いしたいんですが、休憩時間が限られているもんですから・・・。」Q 「そうですか。遠慮しないでくださいね。こちらからお伺いしますよ。」こうして、僕は松平さんの指定した喫茶店に行くことになりました。約束は二日後の午後2時。指定された喫茶店についてみると、お昼時を過ぎているせいか店内は人もまばらで静かでした。どうやら僕の方が先に着いたようで、松平さんらしき男性の姿はありません・・・僕は携帯電話を取り出して松平さんに電話をかけようとしたその時、松平さんから電話がかかってきました。松 「すみません、ちょっと仕事が長引いてしまって、もうすぐ着きますから!」Q 「いえいえ、かまいませんよ。僕は今着きましたから、気をつけて来てくださいね。」それから五分も経たないうちに駐車場に一台の車が入ってきました。僕は先に店内のテーブルに着き面談の準備を進めていました。車から降りた男性は店の入り口で店内をぐるっと見回すと、雰囲気から僕だと察したのか、僕のテーブルに男性が近寄ってきました。男性は男 「Qちゃんさんでしょうか?」Q 「はい、松平さんで?」男 「はい、松平です。今日はわざわざありがとうございます。」Q 「いえいえ、とんでもないです。どうぞ、掛けてください。」こうして松平さんにお会いできました。二人ともホットコーヒーを注文して、コーヒーが届くまでの間は松平さんの仕事の話や山本さんとの関係の話やなんかで雰囲気をなごませてて・・・松平さんは会社を経営されている社長さんでした。コーヒーが運ばれたところで本題へと入りました。Q 「じゃ、今回の御相談の件についてお話をお伺いしましょうか。」松 「はい、よろしくお願いします。何から話せばいいでしょうか?」Q 「そうですね、今回は僕は何も聞かされてませんから、松平さんの抱えている問題を、思ったように話してください。」松 「わかりました。実は交際中の女性のことで相談があるんです・・・」Q 「ふむ、続けてください。」松 「その女性なんですが、結論から言うと関係を終わりたいんです。」Q 「ほぅほぅ。」松 「この女性は僕の会社の事務員なんですが、もともとはそうじゃなかったんです。出会ったきっかけはちょっと変わってるんですけど・・・」Q 「変わってるといいますと?」松 「えぇ、友人から女性を紹介されたんです。それでその女性に会うことになったんですが、僕が友人にも同席してくれって頼んだら1対2じゃ女性がかわいそうだということになって、その女性にもう一人女性を連れてきてもらう事になったんです。」Q 「そこで連れて来られた女性が今の彼女ってことですね?」松 「おっしゃるとおりです・・・」Q 「でも、なぜ?」松 「初めて出会ったその日のことなんですが、今の彼女がやたらと噛み付いてきたんです。」Q 「ほぅ!?」松 「『私は親友だからいい加減なことは許さない』とか『今、付き合ってる女がいないか証明しろ!』とか・・・」Q 「いきなりそんな話だと驚きますね。」松 「えぇ、そうなんですよ。挙句の果てに『女がいないなら部屋を見せられるでしょ!あなたの部屋を私に見せて!!』って言い出して・・・」Q 「随分、強引ですね~」松 「あんまりしつこく言うもんですからだんだん腹が立ってきて、『そんなに言うならお見せしますよ!一人暮らしですから散らかってますけどね!』って言ってしまったんです。」Q 「じゃぁ、みんなで松平さんの部屋に?」松 「いえ、その後は普通に食事をしたんです。そして帰り際に突然『私、この人の部屋を見てきてあげるわ!』って言い出したんです。」Q 「まじですか?」松 「えぇ、マジです。本来、紹介してもらっている女性もさすがに止めてくれたんですが、『いいからいいから!私がちゃんと見てきてあげるから!』って聞かないんですよ。結局、僕の車に強引に乗り込んできてしまって・・・仕方なく部屋に連れて行ったんです・・・」Q 「そんな女性がいるんですね~」松 「部屋に着いたらすぐに帰ってくれると思ってたんですけど、部屋に上がって一通り見渡すと座り込んでしまったんです。」Q 「居座りですか・・・」松 「そうなんですよ・・・。まぁお茶くらいと思って出そうとしたら勝手に冷蔵庫からビールを出してきて呑みだしたんです。それから『もう送っていくから』って言っても『今から女が来るんじゃないの?私がいたら不味いの?』ってしつこくて・・・」それから急に擦り寄ってきたんです。」Q 「え!女性のほうからですか!?」松 「そうなんです・・・。それもかなり積極的で・・・その後のことは・・・僕も男ですから・・・ご想像にお任せします・・・」Q 「はぁ・・・、実に変なはなしですね・・・」つづく・・・それではみなさん、また明日・・・
2005.06.15
コメント(1)
みなさん、こんにちわ。そしてお久しぶりです。相変わらず日記が書けない毎日です・・・っていっても仕事が忙しくて儲かってるわけじゃないんですけど・・・さて、今回の日記は、その当時まだ交際中だった男女の話です。また長編になってしまいますから、気を長くして読んでくださいね。それでは、「その涙の理由(わけ)は・・・!?」第1話です・・・季節は早春、まだまだ寒い日が続く頃のことでした。ある日の午後、仕事で街を歩いていた僕の携帯電話に男性の声で電話がありました。表示された番号にも、男性の声にも覚えがありません。僕は全く知らない人からの電話の場合はいきなりは名乗りません。Q 「はい、もしもし?」男 「もしもし、恐れ入ります。山本さんから紹介してもらった松平と申します。」Q 「・・・・松平さん・・・え~っと・・・あ~、はいはい、聞いてます聞いてます。」松 「お忙しいところすみません。今よろしいですか?」Q 「ええ!もちろんかまいませんよ!」実はこの男性、随分前に知り合いの山本さんから「ちょっと相談に乗ってやって欲しい奴がいるんだよ。近いうちに直接電話させるから・・・」って言われてた方でした。とは言うものの、かなり前の話ですからさすがにすぐには思い出せませんでした。松 「実は相談があるんですが・・・。できれば直接お会いしてお話したいんですけど・・・」Q 「そうですね、そのほうがいいと思います。それでしたら、事務所におこしいただくか、こちらから御指定の場所まで出向きますけど。」松 「そうですか!来て頂けると助かります! できれば平日の昼間にお会いしたいんですが、休憩時間が限られているもんですから・・・。」Q 「そうですか。遠慮しないでくださいね。こちらからお伺いしますよ。」こうして、僕は松平さんの指定した喫茶店に行くことになりました。つづく・・・それではみなさん、また明日・・・
2005.06.13
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。もうじき梅雨ですね・・・当分の間はジメジメに悩まされますね・・・ここ最近の僕はといいますと・・・また、なんとか新しい事務所をもつことができました。僕の夢である「自社ビル」は、なかなか実現しそうにありません・・・世の中っていうのは厳しいもんですね~でも、僕を支えてくれる仲間が沢山いますから、決して諦めずに頑張りますね!!日記はなかなか更新できませんが、忘れることなく、きっと更新していきますからね!!それでは、また!!
2005.06.08
コメント(5)
みなさん、こんにちわ。やっと雨が上がりました。今年の4月は観測史上稀に見る低降水量だったとか。かと思えば、降ると大雨だし・・・本当に異常気象ですよね~これもやっぱり地球温暖化のせいですかね・・・earth Conscious(アース コンシャス)どこかのラジオで言ってました。もっと環境のことを考えないといけませんね・・・僕なんかは釣りをしますから、よく考えさせられるときがあります。例えば、釣りをしながらタバコを吸っている人が、そのタバコをなんの躊躇もなく、今正に自分が釣りをしている池や河や湖にポイって棄てます・・・それじゃ、自分の家に水槽や池があって、そこに観賞魚が泳いでいるとして・・・その中にタバコを棄てられますか?絶対に棄てないですよ。それは水槽が汚れるからじゃなくて、魚が死んじゃうことを知ってるからです。じゃ、河や湖ならいいんのかな?そんなことはないです。たかが1本のタバコでも確実に環境を悪くします!それは他のゴミでも一緒です。ビニール袋は何年たっても土にはならないんだから・・・もっと、環境のことをみんなが考えないと・・・ちょっといつもとちがうQちゃんでした~それではみなさん、また明日~
2005.05.09
コメント(4)
みなさん、こんにちわ~なんとも良いお天気です。世間はGW真っ最中!!今年のGWはなにやら雑用なんかに追われてます・・・今日は他の作業がまだまだ終わらないので、とりあえず、御挨拶まで・・・本日、ようやく日記の「お気に入りリンク」の登録を完了しました。新着日記(お気に入りリンク)は50件までしか登録できないですから、先着順にリンクさせて頂きました。50件を超えたところからはお気に入り(ブックマーク)に登録させていただきました。皆さんの日記のタイトルがわからないということもあって、「・・・・さんの日記」というふうになってます。特に日記のタイトルでの掲載を希望される方は、BBSかコメントのところに書き込んで於いてくださいませ。とにかく、すでにリンクしていただいているにもかかわらず、相互リンクが遅くなってしまって、本当にごめんなさい。これからも、よろしくです~IT探偵Qちゃんでした~
2005.05.04
コメント(11)
みなさん、こんにちわ。ここ最近の気温の上がり方はすごいですね!先日なんて、もう夏みたいでしたよ!!それにしても、なかなか日記を毎日更新することができません・・・本当に申し訳ない・・・なんとか頑張りますので、どうか御勘弁を・・・でわ、「ひどい奴!!」完結編です~母親は言いにくそうに今の話を聞かせました。すると父親は、父 「息子がご迷惑をおかけしているようですね・・・とりあえず上がって下さい。」父親はとても紳士的な態度で田中さんと僕を家の中に招いてくれました。居間に通された僕達は、そこでしばらく待つことになりました。その間に父親は彼と話をしているようで、母親がお茶を出してくれました。それにしても、なんとも言えない嫌~な雰囲気です。楽しい話をしに来たんじゃないですから当たり前なんですけどね・・・10分ほど待った後、父親が彼を伴って戻ってきました。彼の姿は相変わらず小汚い・・・僕の印象としては少しふてくされているような・・・田中さんは一回チラッと彼を見たきりうつむいたまま・・・彼もずっと何も言わず下を向いてます。しばらく沈黙が続き、我慢できなくなったのは僕でした・・・Q 「田中さん、今日は御両親もいてくれますから、ちゃんと話をしましょう。」田 「・・・はい、そうですね。」父 「息子が御迷惑を掛けたようで・・・、本当に申し訳ございません・・・。」父親も母親も一緒に頭を下げました。でも、彼はうつむいたまま動きません。田 「いいえ、迷惑というか・・・、以前はいちおう付き合ってましたから・・・安易に貸してしまった私にも非があると思います・・・ただ、彼が急にいなくなって連絡もつかなくなってしまいましたから・・・それで私一人じゃどうしようもなくてQちゃんに相談したんです。」父 「そうでしたか・・・」田 「そんな時に彼から連絡があったんです。『仕事が決まって地方にいるから・・・ 給料が出ないから返済を待ってくれ・・・』って・・・でも、どうも話が変だって事で彼を探してもらったんです。そしたらこんな結果になってしまって・・・」父 「そんな嘘をついてたんですか・・・」田 「私としては・・・」ここまで話したとき、田中さんは彼の方を見て言葉を詰まらせました。きっと、まだ彼への気持ちや思いがあったんでしょうね。僕は田中さんに話しかけました。Q 「こういう展開になってしまって田中さんもショックですよね。でもここで話し込んでも拉致があきませんから、一先ずお金の件を話してはどうですか?」田 「・・・わかりました。」父 「あのぉ、借金はいくらになるんでしょうか・・・?」田 「全部で300万近くになります・・・」父 「そんなにですか・・・!?」さすがに父親も金額を聞いて驚いたようです。彼は相変わらずうつむいたまま何も話しません・・・Q 「田中さん。」田 「はい。」Q 「以前お話してたようにお願いしてはいかかがですか?」田 「あ、そうですね。あのぉ・・・」田中さんは打ち合わせたとおりの話を始めました。田 「この4年間で貸したお金の総額はさっき言ったとおりなんですけど、借用書を書いてもらっているものと、書いてもらっていないものがあるんです。それと彼がカードで借りた分の金利はそこには含まれてないんです。借用書の枚数も結構な枚数になりますし、かなり適当に書かれているものもあるんです。ですからこの際、全部をまとめてちゃんとした借用書を作りたいんです。それで今回はきっちりとした返済計画と返済期限を決めてお父さんに連帯保証人なっていただきたいんです。Qちゃんには立会人になってもらいますから。」父親は母親と彼を交互に見ながら少し間をおいて、父 「スネ夫、今の話は全部本当なのか?」彼はうつむいたまま返事をしません。父 「どうなんだ! 自分のしたことだろ! ちゃんと返事をしろ!」父親は声を荒げはしなかったものの、その言葉と声には怒りと落胆と悲しみが込められているように感じました。父親の声の意味を感じたのか、彼はうつむいたまま小さくうなずきました。父 「田中さん、息子が御迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした。借用書はちゃんと作ります。もちろん、私が連帯保証人として責任を持ちます。それで許してやってもらえるでしょうか・・・?」父親と母親は田中さんに深く頭を下げました。田 「そうしていただけるなら私は満足です。なにより、もうこのことは忘れてしまいたいですから・・・」その後は田中さんは何も話しませんでした。僕は借用書を渡していましたから、田中さんが鞄から借用書を出して僕が書き方を指示しました。最終的には父親の預金から200万円を現金で払い、残りを10回の分割ということで話は決着しました。結局、僕と田中さんが帰るまで彼は一言も口をききませんでした。なんとも、情けない野郎です!でも、主たる目的は達成できましたからいいんですけどね。帰り道、田中さんはずっと黙ったままでしたが、別れ際、Q 「Qちゃんがいてくれてとても心強かったです!本当にありがとうございました!これで私も吹っ切れるような気がします!頑張ってもとの自分に戻りますね!」そう言って笑顔でお辞儀をしてくれました。僕の一番嬉しい瞬間です。それから1週間もしないうちに田中さんから電話が入り、指定した銀行口座に借金の全額が振り込まれていたという連絡がありました。きっと父親がなんとか工面したんでしょうね。今回は僕の関西弁の出る幕はありませんでしたが、むしろそのほうが嬉しいですよね。何よりも彼の父親が紳士的だったことに感謝します。でも、こんな話は世間にはゴロゴロしてますよ。今回なんかはすんなり返してもらえてラッキーなくらいです。田中さんが頑張ってくれること、彼が人間として成長してくれることを心から願います。それではみなさん、また明日・・・たぶん・・・
2005.05.02
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。今日は一日風が強く、少し肌寒いくらいでした。以前にも話したと思うのですが、僕の趣味の一つは釣りです。いわゆる、バスフィッシングというやつで、近くの河川や湖でオカッパリ(岸からの釣り)だったり、ボートで釣りをしたりします。冬場は一応オフシーズンですから、釣りに出かける機会は極端に少なくなるんですけど、早春頃からがシーズンになりますから、口癖が『釣りにいきたいな~』に、なってしまいます。仕事で車を走らせていると、ちょくちょく釣り人をみかけるんですが、見るたびに『いいな~』って、一人でぼやいてます・・・さて、本日の日記のお題は・・・引き続き「ひどい奴!!」続編です・・・特に引っ張るつもりはないのですが・・・以前と違い、長い日記を書く時間がなくて、どうしても続編になってしまうのです。どうか、みなさんご理解のほどを・・・彼はパチンコ台に向って遊戯中・・・時折、隣の客と親しげに話したりしてます。どうやら常連のようですね。僕は缶コーヒーを2本買って店を出ました。車に乗り込み調査員に缶コーヒーを1本渡して、調査成功の乾杯です~。それから事務所に戻って田中さんに電話を入れました。Q 「もしもし、Qちゃんですが。」田 「あ、はい。お世話になります。で、その後はどうですか?」Q 「えぇ、実は彼の居場所がわかったんです。それで電話をさせてもらいました。」田 「そうなんですか!! で、彼は今どこに?」Q 「はい、彼は今、実家に身を寄せているようです。」田 「そうなんですか・・・、やっぱり彼の話は嘘だったんですね・・・」Q 「残念ですが、そういうことになりますね・・・。」田 「・・・・・・・・・・・」Q 「それで田中さんに相談なんですが、今後はどのような対応を望まれますか?」田 「そうですね・・・、居場所が実家なのなら、彼の両親を交えて直接話したほうが良さそうですね・・・。」Q 「そうですね、僕もその意見に賛成です。実際、いくつか他の方法もあるんですが、両親が同席している場所なら彼も声を荒げることはないでしょうしね。借金がある事実も向こうの御両親に知ってもらったほうがいいですからね。」田 「そうですよね。じゃそうしようと思います。その時、Qちゃんも同席してもらえますか?」Q 「はい、かまいませんよ。」田 「よかった! やっぱり一人じゃ心細いですから・・・」Q 「あくまで第三者ですから、直接、僕が話をするわけにはいきませんけど、ちゃんと一緒に同席して援護射撃しますから安心してください!」田 「有難うございます。よろしくお願いします。」こうして、彼と田中さんとが直接、話し合うことになり、田中さんと打ち合わせをして一緒に彼の実家に行くことになりました。そして、話合いの当日。事前に彼に連絡を入れると、またどこかに雲隠れしてしまう可能性もありましたから、いきなり実家にいくことにしました。彼女が玄関の呼鈴のボタンを押すと、間もなく初老の女性が玄関を開けて顔を覗かせました。どうやら彼の母親のようです。田中さんは深く頭を下げて田 「突然にすみません。スネ夫さんはいらっしゃいますか?」母 「はい、おりますけど・・・どちらさまでしょうか?」田 「はぁ・・・、実は以前お付き合いしていた田中と申します・・・」母 「は!? そうですか・・・ちょっと待ってくださいね・・・ スネ夫ー!」母親は奥に歩きながら彼の名前を呼びました。母親が奥の部屋に入ってからなかなか戻ってきません・・・僕と田中さんはしばらく玄関で待たされんぼ・・・ようやく母親が戻ってくると、母 「あのぉ、どんな用か?って聞いてるんですけど・・・」田 「どんな用かって・・・」田中さんは振り返って僕を見ました。僕は田中さんにQ 「もう話してもいいんじゃないですか。このままだと話が前に進みませんからね。」田 「そうですね・・・。実は・・・」田中さんは一呼吸してから事の事情を話し始めました。以前、半同棲しながら交際していたこと・・・彼がお金を借りていること・・・返済の約束が守られないまま姿を消したこと・・・最近、地方で仕事を始めたから返済を待ってほしいと連絡があったこと・・・母親は黙って田中さんの話を聞いていました。一通りの話が終わっても、母親は何も話しません。というよりも、あまりにも突然の話にかなりショックを受けている様子でした。しばらく沈黙が続き、田中さんも困っているようなので僕が口を開きました。Q 「お母さん、あまりに突然の話ですからショックとは思うんですが、どうか、息子さんに会わせてもらえませんか?」すると母親は。母 「失礼ですが、おたくは?」僕が話そうとすると田中さんが先に話しました。田 「私の知り合いでQちゃんです。今回のことでいろいろと相談に乗ってもらってて、今日も一緒に来てもらえるようにお願いしたんです。」自己紹介の手間が省けました。すると今度は母親の後ろから父親が登場してきました。母親は言いにくそうに今の話を聞かせました。すると父親は、父 「息子がご迷惑をおかけしているようですね・・・とりあえず上がって下さい。」父親はとても紳士的な態度で田中さんと僕を家の中に招いてくれました。本日はここまで・・・それではみなさん、また明日・・・(多分・・・)
2005.04.22
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。こちらは昨日の天気と打って変わってとってもいい天気~なさに「春」って感じです。探偵犬 武蔵&小次郎もめちゃんこ元気に走り回ってます。さて、本日の日記も前回に続き「ひどい奴!!」続編です。もしかしたら、完結するかも・・・くたびれたシャツをだらりとはおって、何日も洗ってなさそうなジーパンをはいて、匂ってきそうなスニーカー・・・あれは決してオシャレやファッションといったものではありません!!背格好からして彼っぽい!!僕が田中さんから預かった写真の彼も、着古して襟の伸びっきったシャツにぼさぼさの頭でした。早速、尾行開始です!!彼は特に急ぐ様子もなく、ゆっくりとした動きで玄関横に停めてある自転車にまたがると、ゆっくりとこぎだしました。僕は急いで車の後ろに積んである折りたたみ自転車を降ろします。そして、取り合えず調査員に車で彼の後をつけさせました。こういう時のために、調査車輌には折りたたみ自転車が積んであるんです。自転車を組み立て、急いで彼の後を追います。携帯で調査員に電話をかけると、彼は全然急いでないらしくて、まだほんの少し先を走っているとの事。二つ角を曲がったところで調査車輌を確認できました。調査員は車を停めて僕を先に走らせます。僕は息を落ち着かせて彼の少し後ろにつきました。彼は相変わらずタラタラと自転車を進ませます。少し進むと大通りに出ました。なんとなく読めてきました。僕の視線の先には大きく賑やかなネオンが・・・Q 『もしかして・・・パチンコ!?』ありがちな予想をしながら後を追っていくと・・・なんと!そのまんまでした・・・彼はパチンコ屋の自転車置き場に自転車を無造作に停めると、鍵もかけずに店の中に入っていきました。なんともまぁ・・・すぐ後から調査員が車で駐車場に入ってきました。僕の自転車はそのまま自転車置き場に停めて、僕は一端車に戻りました。調 「とんでもない奴ですね~!」Q 「まぁ、こんなもんだろうね・・・」調 「で、これからどうします?」Q 「まぁ、どこに住んでるかもわかったし、仕事もしてないみたいだからね・・・。取りあえず田中さんに状況を話して、後のことを決めようか。」調 「そですねぇ」僕は調査員に自転車を積み込むように頼んで、その間に店の中に入りました。彼はパチンコ台に向って遊戯中・・・時折、隣の客と親しげに話したりしてます。どうやら常連のようですね。僕は缶コーヒーを2本買って店を出ました。車に乗り込み調査員に缶コーヒーを1本渡して、調査成功の乾杯です~。それから事務所に戻って田中さんに電話を入れました。本日はここまで・・・それではみなさん、また明日。(多分・・・)
2005.04.21
コメント(0)
になさん、こんにちわ。日記再開二日目!この前の日記が中途のままになっていましたので・・・今日はその日記の続きを書きたいと思います。でも、皆さんは以前の日記がどんな内容だったかなんて覚えてませんよね・・・実は僕もさっき読み返しました・・・皆さんも以前の日記を読んでからのほうが内容がわかりやすいかも・・・では、「ひどい奴!! 続編」でございます。田 「なにかわかったんですか?」Q 「えぇ、また詳しくお知らせしますね。」田 「はぁ・・・、よろしくお願いします。」人間って、最後に頼るのは親なんですかね・・・僕の予想では、彼は実家に帰って親の世話になってるんだと思ったんです。調査員も同じ意見のようです。それでは、気を引き締めて調査再開です!!僕と調査員は彼の実家の見える位置に待機して張込みを開始しました。早朝からの張り込みですから、少しの間、辺りは出勤するサラリーマンや学校に向う学生たちでにぎわいます。でも、その中に彼の姿はありません。通勤、通学ラッシュもおさまり、あたりに少なからず静けさが戻りました。時計を見ると午前9時過ぎ・・・さすがに1日目ですからね・・・彼はどこかに勤めていて今日は休みという可能性もあります。ここはひとまず様子を見るしかありません。そうこうしているうちに時間は午前10時・・・調査員が「腹がへってきましたね~」なんてことを言い出したその時です!彼の実家の玄関の扉がゆっくりと開いたんです!そしてそこから、いかにも「小汚い」という表現のぴったりくる男性がふらふらとでてくるではありませんか!!髪の毛はのびてぼさぼさ・・・くたびれたシャツをだらりとはおって、何日も洗ってなさそうなジーパンをはいて、匂ってきそうなスニーカー・・・あれは決してオシャレやファッションといったものではありません!!背格好からして彼っぽい!!僕が田中さんから預かった写真の彼も、着古して襟の伸びっきったシャツにぼさぼさの頭でした。早速、尾行開始です!!本日はここまでそれではになさん、また明日・・・(多分・・・)追伸今日の関西は雨です桜も殆ど散ってしまって今は葉桜残念だけど、また来年も咲くからねずっと咲いてたら、お花見をしようとは思わないんでしょうね・・・(独り言でした・・・)
2005.04.20
コメント(4)
みなさん、こんにちわ。またまた長い間の御無沙汰になってしまいました・・・人生というのは、本当に厳しく険しいものですね・・・裏切られたり・・・騙されたり・・・僕のような仕事をしていても、さすがに我が身に起るとショックなものです・・・それでも・・・負けてなんていられません!!どんな苦難にも立ち向かって前進あるのみ!!!そして、決意も新たに楽天日記の再開です!!以前とは状況も変わり、日記の内容も変わるとは思いますが・・・どうか、これからもよろしくです!!
2005.04.19
コメント(8)
みなさん、こんにちわ。今日は少し事務所にいられるので今のうちに日記の続きを書きますね!!昨日に続いての続編でございます。いつも続いてしまってすみません・・・それでは・・・田 「わかりました。よろしくお願いします。」それから探偵ならではの聞き取り技術を駆使して彼にメールを送ってもらいました。それで得られた情報は彼の携帯電話の番号と会社の名前でした。それだけわかれば後は行動あるのみです!!僕は早速行動を開始しました。ちなみに・・・どんな内容のメールを送ったのかは企業秘密でございます・・・僕は早速調査を開始しました。まずは電話番号の持ち主調べ。『え~!! そんなのわかっちゃうんですか~!!』わかっちゃうんですよね~で、出てきた答えと言いますと・・・なんと地元の住所じゃないですか!!彼はもともとお金がないからと携帯電話持っていなかったはずなんです。この様子だと、最近はお金があるんでしょうか。何よりもまずは大きな手がかりです。お次は会社。本当に勤めてるんでしょうかね・・・社員研修と言うんですから、まさかアルバイト扱いじゃあるまいし。で、調べてみると・・・無い・・・やっぱりその会社の社員としては扱われていませんでした。だんだんと嘘が見えてきました!!こうなれば、後は皆さんもおわかりでしょう!この住所に住んでるかどうかです。早速、調査員を連れて確認です。と、ここでふと気になった事があるので田中さんに連絡してみました。Q 「あのぉ、ちょっと確認したいんですけど、○△□×▽って住所に心当たりはありませんか?」田 「それの住所って・・・、あっ!彼の実家の住所です!」Q 「ほう、やっぱりそうですか。有難うございます。調査する手間が省けました。」田 「なにかわかったんですか?」Q 「えぇ、また詳しくお知らせしますね。」田 「はぁ・・・、よろしくお願いします。」人間って、最後に頼るのは親なんですかね・・・僕の予想では、彼は実家に帰って親の世話になってるんだと思ったんです。調査員も同じ意見のようです。それでは、気を引き締めて調査再開です!!本日はここまで。それではみなさん、また明日・・・(多分・・・)
2005.02.09
コメント(9)
みなさん、御無沙汰です・・・本当に御無沙汰です・・・実は仕事上のトラブルなんかもありまして、人間て言うのは難しい生き物ですね~日記を更新できないにもかかわらず、毎日御訪問してくださる皆様には本当に感謝です。今日書いて、明日書ける保証はないんですが、頑張って書きますね。田 「でもその分のお金も借用書にはしたんです。それから少しして彼が住み込みの仕事に行くって言い出して出て行ったんです・・・。それっきり・・・」Q 「そうだったんですか。で、その彼から連絡があったんですね?」田 「はい・・・」Q 「で、彼はなんと?」田 「彼からメールが届いたんです。」Q 「メールですか。内容は?」田 「それが、『企業に就職が決まって、今は社員研修で九州に来てる。研修中は給料が出ないから借金の返済は当分待ってほしい・・・』そんな内容でした・・・。」Q 「研修中だから給料が出ないって言うのは変な話ですね。」田 「えぇ、私もそう思いました。だから、もしかしたらうまく言い逃れて逃げるつもりなんじゃないかって思ったんです。」Q 「なるほど、それで僕のところに相談にこられたんですね。」田 「はい・・・」Q 「わかりました! まずは彼が本当に九州にいるのか確かめないといけませんね。調査を進めるのに必要な情報を集めなくてはなりませんから、これから僕の言うとおりに彼にメールを出してくださいね。」田 「わかりました。よろしくお願いします。」それから探偵ならではの聞き取り技術を駆使して彼にメールを送ってもらいました。それで得られた情報は彼の携帯電話の番号と会社の名前でした。それだけわかれば後は行動あるのみです!!僕は早速行動を開始しました。続きはまた・・・それではみなさん、また明日・・・・
2005.02.08
コメント(3)
みなさん、こんにちわ。御無沙汰してもうしわけございません・・・なかなか日記が更新できないまま何日過ぎてしまったのか・・・今日は続編ですから、どんな話か忘れてしまった方は戻って読んでくださいませ・・・さて、本日のお題は「ひどい奴!」 続編Q 「4年ですか・・・、長いですね。」田 「はい・・・、だから私もまさかこんなことになるとは・・・」Q 「そうでしょうね、で、なんのお金を貸してたんですか?」田 「はい、彼は法律関係の資格が欲しいと言い出して・・・最初はバイトをしながら勉強すると言ってたんですけど、何日も経たないうちに、バイトがしんどいからやめてきたって・・・以前から仕事は長続きしなかったんですけど、今度は資格を取るって目的があるから続くと思ったんです・・・結局それから一年ほど、ずるずるとそんな日が続いたんです・・・」Q 「ほう・・・、なるほどね・・・、で、その後、資格は?」田 「はぁ・・・、私は昼間は仕事をしてますからわからなかったんですが、どうやら勉強らしい勉強はしてなかったようなんです・・・」Q 「あらら・・・」田 「それから、だんだんお金を借りるようになったんです。それまでもお金を貸したことは何度もあったんですけど、小額だったんで仕方ないって思ってて・・・、でもその頃からはまとめて10万単位のお金を貸せと言うようになって・・・・」Q 「だから借用書を取るようになったんですね?」田 「はい、あまりに頻繁でしたから。」Q 「何に使うのかは聞かなかったんですか?」田 「もちろん聞きました。でも、なかなか言わなくて、しつこく聞くと『借りた金を俺がどう使おうが俺の勝手だろ!後で返すって言ってるんだからほっとけよ!』って、怒り出してしまうんです・・・」Q 「ふうぅむ・・・、その積み重ねでこんなに高額になったんですか?」田 「いえ・・・。ある日、私の財布からカードがなくなってることに気づいたんです。」Q 「カードというのは?」田 「消費者金融のカードです。彼にしつこく頼み込まれて、お金がないって言ったら『カードを作って借りてくれ』って言われて・・・仕方なく作ったんですけど、その時のお金は私の方であとからすぐに返済してそのまま財布にしまっておいたんです・・・」Q 「じゃ、彼がそのカードを使って勝手に?」田 「相なんです・・・。彼は私の良く使う暗証番号も知ってましたから・・・ある日私の勤め先に電話があって、返済が遅れてますよって・・・」Q 「それではじめてわかったんですね?」田 「えぇ・・・、彼に聞いたら急にお金が必要になったからって言って・・・。私はもう駄目だって思ってそれ以上は何も話しませんでした・・・。。」Q 「呆れたんですね・・・。」田 「でもその分のお金も借用書にはしたんです。それから少しして彼が住み込みの仕事に行くって言い出して出て行ったんです・・・。それっきり・・・」Q 「そうだったんですか。で、その彼から連絡があったんですね?」田 「はい・・・」続きはまた・・・追伸日記の相互リンクの作業が遅れまして、誠に申し訳ございません・・・できるかぎりがんばりますので、いましばらくお待ちくださいませ
2005.01.20
コメント(10)
全61件 (61件中 1-50件目)