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ひと夜にていのち育む秋黴雨ひとよにて いのちはぐくむ あきついり(追記)秋の長雨とはよく聞くことではありますが今回はエライことになりましたね。2本の台風に挟まれての特異現象なのかも知れませんが当事者の皆さんのお気持ちを察すると言葉になりません。≪泥連れの水おそろしや秋ついり 三橋敏雄≫
2015.09.10
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踏まれても涙は見せぬ蛍草ふまれても なみだはみせぬ ほたるぐさ(追記)路傍や山野、庭先などどこでも見られる身近な存在の草花。染料としても使われるのでツキ草、青花と呼ばれたり蛍を飼う際に籠の中にこの草を入れることから蛍草などなど別名も多岐にわたっていますね♪≪露草も露のちからの花ひらく 飯田龍太≫
2015.09.09
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暗闇を灯す標や葛の花くらやみを ともすしるべや くずのはな(追記)とにかく生命力旺盛な葛の葉です。その茂りの中で見え隠れするように咲く花は鮮やかな色彩で美しいものです。前面に出たがらない性格?もまた健気で魅力的ですね♪≪葛の花むかしの恋は山河越え 鷹羽狩行≫
2015.09.08
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待ち人の待ち草臥れて秋の空@東京・新橋駅前まちびとの まちくたびれて あきのそら(追記)「♪汽笛一声新橋をはや我汽車は離れたり…♪」の鉄道唱歌で有名なJR新橋駅前、通称SL広場です。待ち合わせ場所としても多くの人に利用されているようですが"待ち人"らしき人の姿は…?(JR新橋駅プラットホームより撮影)≪秋空や高きは深き水の色 松根東洋城≫
2015.09.07
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竜淵に潜みし天下睥睨す旧芝離宮恩賜公園@東京・浜松町駅前りゅうふちに ひそみしてんか へいげいす(追記)東京・四季劇場に入る前の時間を利用して立ち寄った旧芝離宮恩賜公園です。江戸庭園の典型ともいえる回遊式築山泉水庭。閑静なスポットで一時休憩、散策するに最適ですね♪≪竜淵に潜んで碧き瞳なる 五島高資≫
2015.09.06
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秋気満つ四季劇場の熱気かな一万回達成記念公演「ライオンキング」@四季劇場しゅうきみつ しきげきじょうの ねっきかな(追記)20年ほど前の『キャッツ』以来となる劇団四季鑑賞が実現しました。脚本演出の良さに加え迫力ある音楽、舞台装置の素晴らしさなどなど久しぶりに感動。チケット予約の難しさを裏付ける人気の程を実感した次第です。≪白滝の忽と現はる秋気かな 上田佳久子≫
2015.09.05
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冷やかな顔してつんと令夫人リコリス?改め 夏水仙ひややかな かおしてつんと れいふじん(附記)いわゆる曼珠沙華のようにモジャモジャとした部分がないのでちょっと違うなと思ったのですがどうやらヒガンバナ科の「夏水仙」(別名リコリス)のようですね♪≪冷やかに海を薄めるまで降るか 櫂未知子≫
2015.09.04
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虫籠に虫が欲しいと泣き虫くんむしかごに むしがほしいと なきむしくん (追記)*今日はかねてよりの念願であった「ライオンキング@四季劇場」を堪能してきました。一万回のロングラン、評判通りの感動と喝采の連続に酔いしれました♪蜻蛉釣り、蝉釣りに興ずる幼いお子達に出会いました。彼等の振舞いから察すると3歳~4歳に満たないような感じ。虫籠イッパイに得意顔の児がいる反面空っぽの籠に泣きべそかいている児。可愛くて楽しくなってきますね♪≪虫籠に虫ゐる軽さゐぬ軽さ 西村和子≫
2015.09.03
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素面なる朝は真白や酔芙蓉しらふなる あさはましろや すいふよう(追記)この花はほんとに不思議な花、愛嬌のある花ですよね。朝の咲き始めは白く、午後になるとピンク色になり夕方からは更に赤くなるのですから…。酔芙蓉なんて洒落た名前も良いですね♪≪ロゼといふ色に出でたる酔芙蓉 後藤比奈夫≫
2015.09.02
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一ト本を折りて謡はむ女郎花ひともとを おりてうたわん おみなえし(追記)オミナエシは云わずと知れた秋の七草の一つ。しみじみとした秋の風情に適う花ですね。謡曲・女郎花は世阿弥作とされていますが「オミナメシ」と「メ」と振り仮名がついています。歳時記の傍題「おみなめし」はここからきているのでしょうか♪≪図書館の古典講座や女郎花 彩響子≫
2015.09.01
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此処へ来て萩と遊ぶや万葉集ここへきて はぎとあそぶや まんようしゅう(追記1)*萩の字は草カンムリに秋と書くことで分かるように秋の七草の筆頭格。万葉集でも「萩」の歌は141首で第一位、二位の「梅」118首を断然リードしてるそうですね。古くからその風情が愛されてきたってことでしょうね♪≪君たちの恋句ばかりの夜の萩 石田波郷≫(追記2)「平成27年8月の俳句一覧」の「宮日文芸・俳句」8月31日付け選句発表分を追加。■平成27年8月の俳句一覧《平成27年8月》No.3143 (引越しや) 引越しや祝儀賜る屁糞葛 (20150801)No.3144 (たつぷりの) たつぷりのラー油に似たる炎暑かな (20150802)No.3145 (向日葵や) 向日葵や岡本太郎呵呵大笑 (20150803)No.3146 (乾杯の) 乾杯の音頭は待てぬ暑気払 (20150804)No.3147 (茄子漬や) 茄子漬や類稀なるおもてなし (20150805)No.3148 (消防の) 消防の手を焼くがごと夾竹桃 (20150806)No.3149 (うなぎ屋の) うなぎ屋の暖簾をくぐる如くかな (20150807)No.3150 (生きる術) 生きる術吾を学べと青蜥蜴 (20150807)No.3151 (空蝉や) 空蝉やG難度とふ捻り技 (20150808)No.3152 (白玉や) 白玉やつめたき皿の蕩けたる (20150809)No.3153 (くびれにも) くびれにも美形ありなし青瓢 (20150810)No.3154 (千年の) 千年の時世を飛んで蓮の実 (20150811)No.3155 (百日紅) 百日紅帽子と水は欠かすまじ (20150812)No.3156 (どつしりの) どつしりのをんな戦艦おんぶばつた (20150813)No.3157 (じゆるじゆると) じゆるじゆると齧りてをりぬ施餓鬼かな (20150814)No.3158 (迎火を) 迎火を真つ赤に焚いて帰省の児 (20150815)No.3159 (鬼灯や) 鬼灯や鳴らしてやると母の声 (20150816)No.3160 (魂送り) 魂送り化粧道具を持たせけり (20150817)No.3161 (盆休み) 盆休み小人の園に遊びけり (20150818)No.3162 (新涼や) 新涼やゲゲゲの目玉高笑い (20150819)No.3163 (霊峰を) 霊峰を見上ぐれば早や秋の色 (20150820)No.3164 (少年の) 少年の遊び疲れて赤とんぼ (20150821)No.3165 (馬追の) 馬追の声聴きたくて吾の小部屋 (20150822)No.3166 (秋暑し) 秋暑しアジアン料理のピリ辛さ (20150823)No.3167 (束の間の) 束の間の英気養え秋の蝶 (20150824)No.3168 (曝け出す) 曝け出す老いの美醜や茘枝熟る (20150825)No.3169 (千代女てふ) 千代女てふ朝顔咲くは日本の美 (20150826)No.3170 (実椿や) 実椿やアンコ娘の黒き髪 (20150827)No.3171 (めらめらと) めらめらと怨念燃えて曼珠沙華 (20150828)No.3172 (見上ぐれば) 見上ぐれば緑は紅に秋の色 (20150829)No.3173 (式部の実) 式部の実むらさき増してアメジスト (20150830)No.3174 (此処へ来て) 此処へ来て萩と遊ぶや万葉集 (20150831)<まつやま俳句ポスト365>…夏井いつき選 (選句日ベース) (8月24日の週の「まつやま俳句ポスト365」は休載された。)◆兼題:ハンカチ (投句締切 2015/7/22) ・ハンカチを頭に被り応援歌 ・ハンカチの絹地は駄目と言ふ王子 ・ハンカチを扇ぎつ待ちぬ停留所◆兼題: 蟋蟀(投句締切 2015/7/29) ・蟋蟀や蛇口を締めて独り風呂 …(2015/8/13選: 人) ・蟋蟀やお喋り急に静まりぬ ・受け皿に落ちたるフォークちちろ鳴く◆兼題: 桔梗(投句締切 2015/8/5) ・絽綴の自ずと決まり桔梗咲く ・桔梗好きとふ人みんな母似なり ・桔梗の折り目正しき躾かな …(2015/8/20選: 並)<宮日文芸・俳句 / 宮崎日日新聞> ・拡声器迷子を知らす日の盛り ・バス待ちの刻の長さよ白日傘 ・地底の気じわり吸い取る素足かな ・夜の更けて月下美人の吐く妖気 …(福富健男選 2015/8/10 特選) ・菜園のブログ日記や花南瓜 ・碧空に三線響き仏桑花 ・水打つて末広亭の寄せ太鼓 …(本村蠻選 ・布施伊夜子選 2015/8/18 入選) ・存分にドゥユアベスト蝉の殻 ・地の神を崇むる跣足バリの舞 …(福富健男選 2015/8/18 入選) ・追善能終はりしんみり夏の果 ・空蝉や吾の訛りは抜けぬまま ・豪快に描くカンバス揚花火 ・生ぬるき風の重たげ吊忍 ・とつとつと老いの語りや花木槿 …(布施伊夜子選 2015/8/31 入選) ・疎まれし親の小言や生身魂 ・素朴なる婆の訛りやむかご飯 ・陽を浴びて水をごくごく百日紅
2015.08.31
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式部の実むらさき増してアメジストしきぶのみ むらさきまして あめじすと (追記)*とても小さい花を群がり咲かせていたのは梅雨入り前の頃であったか。あの花々が今やジュエリーの如き光りを放って輝いている。平安朝の才媛紫式部も斯くばかりの美しさだったのだろうか。別種にコムラサキも…♪≪渡されし紫式部淋しき実 星野立子≫
2015.08.30
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見上ぐれば緑は紅に秋の色ヤマボウシの実みあぐれば みどりはべにに あきのいろ(追記)*残暑や台風に見舞われるなど不安定な天候が続いている中にあって秋の気配の度合いは日に日に増してきています。春から初夏にかけて楽しませてくれた花々は朱色や褐色の実へと変貌しつつあります…♪≪秋光の深浅は乳のにほひにも 飯田龍太≫
2015.08.29
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めらめらと怨念燃えて曼珠沙華めらめらと おんねんもえて まんじゅしゃげ*ワタシの散歩コースの途中にある"ちょっとした"曼珠沙華苑。例年のことながら他所に先駆けていち早く顔を出してくれます。ひょろひょろとした痩身が突然に地上に出てきて、その頭上には得体の知れない花がニョロニョロ広がる。まさに死人花、幽霊花と呼ばれる所以。 梵語では「天上に咲く」、別称はヒガンバナ♪≪ふるへあふ音叉のごとく曼珠沙華 夏井いつき≫
2015.08.28
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実椿やアンコ娘の黒き髪みつばきや あんこむすめの くろきかみ*つい2、3週間ほど前までは青っぽい色をしていた椿の実ですが次第に紅色を帯び艶っぽい色に変化してきました。このあと次第に褐色に変わり熟してくるとパックリ裂け、中から暗褐色の硬い種が3、4個出てくる。この実を絞って出てくる油がいわゆる"椿油"。整髪油はもちろん高級食用油としても可ですね♪≪椿の実拾ふや妣の髪油 山口キミコ≫
2015.08.27
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千代女てふ朝顔咲くは日本の美ちよじょとう あさがおさくは にほんのび
2015.08.26
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曝け出す老いの美醜や茘枝熟るさらけだす おいのびしゅうや れいしうる
2015.08.25
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束の間の英気養え秋の蝶つかのまの えいきやしなえ あきのちょう
2015.08.24
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秋暑しアジアン料理のピリ辛さあきあつし あじあんりょうりの ぴりからさ
2015.08.23
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馬追の声聴きたくて吾の小部屋*ウマオイを我が小部屋の観葉植物(シュロチク)、植木鉢の根元に。"鳴くまで待とう馬追"とは巧くいかないものですね♪うまおいの こえききたくて あのこべや
2015.08.22
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少年の遊び疲れて赤とんぼしょうねんの あそびつかれて あかとんぼ
2015.08.21
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霊峰を見上ぐれば早や秋の色ななかまど@富士急ハイランドれいほうを みあぐればはや あきのいろ
2015.08.20
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新涼やゲゲゲの目玉高笑いゲゲゲの妖怪屋敷@富士急ハイランドしんりょうや ゲゲゲのめだま たかわらい
2015.08.19
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盆休み小人の園に遊びけりぼんやすみ こびとのそのに あそびけり
2015.08.18
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魂送り化粧道具を持たせけり オシロイバナたまおくり けしょうどうぐを もたせけり
2015.08.17
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鬼灯や鳴らしてやると母の声<推敲後>*鬼灯を鳴らすのって難しいのですよね。そもそも、中に入っているタネを取り出すのがヤッカイ。昔の人は巧くやっていたような記憶あります♪ほおずきを ならしてやろと ははのこえ<推敲前>ほおずきや ならしてやると ははのこえ<推敲後>
2015.08.16
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迎火を真つ赤に焚いて帰省の児むかえびを まっかにたいて 帰省の児
2015.08.15
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じゆるじゆると齧りてをりぬ施餓鬼かなじゆるじゆると かじりておりぬ せがきかな
2015.08.14
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どつしりのをんな戦艦おんぶばつたどっしりの おんなせんかん おんぶばった
2015.08.13
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百日紅帽子と水は欠かすまじさるすべり ぼうしとみずは かかすまじ
2015.08.12
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千年の時世を飛んで蓮の実せんねんの ときよをとんで はちすのみ
2015.08.11
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くびれにも美形ありなし青瓢くびれにも びけいありなし あおふくべ
2015.08.10
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白玉やつめたき皿の蕩けたるしらたまや つめたきさらの とろけたる
2015.08.09
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空蝉やG難度とふ捻り技うつせみや じーなんどとう ひねりわざ
2015.08.08
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生きる術吾を学べと青蜥蜴*立冬を前にして早々と短い一生を終えてしまった蝉がひっくり返っていました。その傍を青蜥蜴が「尾を切って生き延びる術を知らないのか」と話しかけるようにニョロニョロ通り過ぎて行きました。いきるすべ われをまなべと あおとかげ ** ↓「うなぎ屋の」句は昨8月6日に「下書き保存」していた原稿を本8月7日に「7日付け分」としてアップしたつもりだったのですが、投稿日時は「8月6日」となってますね。これも「予約投稿」が出来ない弊害と云えそうだなぁ♪
2015.08.07
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うなぎ屋の暖簾をくぐる如くかな*老舗うなぎ屋さんに勝るとも劣らぬうな丼。我が家でゆっくりと戴くのがイチバンですね♪うなぎやの のれんをくぐる ごとくかな
2015.08.06
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消防の手を焼くがごと夾竹桃しょうぼうの てをやくがごと きょうちくとう
2015.08.06
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茄子漬や類稀なるおもてなしなすづけや たぐいまれなる おもてなし
2015.08.05
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乾杯の音頭は待てぬ暑気払かんぱいの おんどはまてぬ しょきばらい
2015.08.04
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向日葵や岡本太郎呵呵大笑ひまわりや おかもとたろう かかたいしょう
2015.08.03
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たつぷりのラー油に似たる炎暑かなたっぷりの らーゆににたる えんしょかな
2015.08.02
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引越しや祝儀賜る屁糞葛ひっこしや しゅうぎたまわる へくそかずら≪お詫び≫昨日(7月31日)、旧ブログ<第2版>へ戴いたコメントへの返事は夜24時まで書き込み可能だと思いのんびりしていましたら17時にはシャッターが下りてしまったようで、コメ返出来ませんでした。なので当楽天ブログ(7月31日付)の方へ書かせてもらってます。悪しからず…♪*本日より「たんとの四季折々写真俳句<第3版>」の実質的スタートです。あらためてよろしくお願いします♪ 《旧ブログ》 ◎たんとの四季折々写真俳句<第2版> → http:/shashin-haiku.info/blog/211 ◎たんとの四季折々写真俳句<第1版> → http://yaplog.jp/sunnyday2/
2015.08.01
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別れとは出会ひの始め七月尽「写真俳句ブログ」トップページよりわかれとは であいのはじめ しちがつじん■平成27年7月の俳句一覧《平成27年7月》No.3112 (オフ街に) オフ街に露台並べば異国風 (20150701)No.3113 (香を嗅げば) 香を嗅げば目に滲みをりぬ百合の花 (20150702)No.3114 (金食ひの) 金食ひの五輪施設や蒸暑し (20150703)No.3115 (桃色に) 桃色に我を忘れて黒揚羽 (20150704)No.3116 (母さんや) 母さんや付いて来てねと鴨の雛 (20150705)No.3117 (二階から) 二階からやつと臍見ゆ泰山木 (20150706)No.3118 (違憲とも) 違憲ともさはあらぬとも捩れ花 (20150707)No.3119 (山法師) 山法師咲いて実ればくれなゐに (20150708)No.3120 (花デイゴ) 花デイゴ郷の太陽見るごとく (20150709)No.3121 (焦点は) 焦点は何処に当てよか百合の花 (20150710)No.3122 (青柿や) 青柿や蔕の固まる健康美 (20150711)No.3123 (ふふみたる) ふふみたる木苺ひとつ遠きこと (20150712)No.3124 (あどけなき) あどけなき色は染まずに青トマト (20150713)No.3125 (お互ひを) お互ひを灯し合ひつつクレマチス (20150714)No.3126 (ナイターや) ナイターやブルーライトの浜の風 (20150715)No.3127 (球場の) 球場の熱気焦がせし大夕焼 (20150716)No.3128 (グラジオラス) グラジオラス嬉しきことのあるらしき (20150717)No.3129 (帰りには) 帰りには梔子匂ふ路とせむ (20150718)No.3130 (悠久の) 悠久の冥王星や古代蓮 (20150719)No.3131 (梅雨明けは) 梅雨明けは斯くの青さよアガパンサス (20150720)No.3132 (浜木綿や) 浜木綿や南の島に潮の雨 (20150721)No.3133 (うちなーの) うちなーの三線聞こゆ仏桑花 (20150722)No.3134 (陽を向かぬ) 陽を向かぬ向日葵もあるへそ曲がり (20150723)No.3135 (涼風や) 涼風や下の句浮かぶ陽の翳り (20150724)No.3136 (初蝉や) 初蝉や独擅場の大欅 (20150725)No.3137 (太陽が) 太陽が色を弾きてトマト熟る (20150726)No.3138 (カリオンも) カリオンも調子はずれや炎天下 (20150727)No.3139 (暑き日は) 暑き日は簡明なるを旨とせむ (20150728)No.3140 (懇ろに) 懇ろに頭を垂れて蝉の殻 (20150729)No.3141 (黙々と) 黙々と歩幅変へずに夏盛り (20150730)No.3142 (別れとは) 別れとは出会ひの始め七月尽 (20150731)<まつやま俳句ポスト365>…夏井いつき選 (選句日ベース)◆兼題:南風 (投句締切 2015/6/17) ・違憲ともさはあらぬとも南風吹く ・南沙より気だるき匂ひ南風吹く …(2015/7/2選: 人) ・観劇の余韻じわじわ南風吹く◆兼題: 目高(投句締切 2015/6/24) ・ご先祖は郷にお在せり目高の子 ・藻に隠れ数へるたびの目高かな …(2015/7/9選: 並) ・緋目高や猫の喜ぶ泳ぎして◆兼題: 登山(投句締切 2015/7/1) ・登山帽脱いで合掌慰霊の碑 …(2015/7/16選: 人) ・新田次郎読んで広げる登山地図 …(2015/7/16選: 人) ・富士の土落さぬやうに登山靴 …(2015/7/16選: 人)◆兼題: 百物語(投句締切 2015/7/8) ・幕間ごとざわめきの百物語 ・百物語百の奇声の闇夜かな …(2015/7/23選: 並) ・叫声は笑ひに終はり百物語◆兼題: 葛餅(投句締切 2015/7/15) ・葛餅や宴の仕上げの喉すべり ・葛餅やぷるんと弾む嬰児ごと ・葛餅や浅草茶屋の赤毛氈 …(2015/7/30選: 並)<宮日文芸・俳句 / 宮崎日日新聞> ・桃太郎とふ名のトマト福々し ・邯鄲をしみじみ謡ひ寝茣蓙かな …(布施伊夜子選 2015/7/6 特選) ・初獲りの苺ふた粒妻と食ぶ ・不覚にも転んでをりし梅雨じめり ・草引いて小花一輪残しけり ・柚の花の香りを運び回覧板 ・軽鳬の子に素知らぬ振りの母のゐて ・枇杷たわわ村の人口超ゆるほど ・ほととぎす啼いて目覚めのヴィヴァルディ ・今朝もまた同じ挨拶梅雨じめり ・蝸牛登攀絶壁狭庭石 ・夕焼けに尻込みしてる散歩犬 **********************本日(7月31日)までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とし、明日(8月1日)からは当楽天ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第3版>」のみの単独投稿とします。 ●たんとの四季折々写真俳句<第2版> → http:/shashin-haiku.info/blog/211 ●たんとの四季折々写真俳句<第3版> → http://plaza.rakuten.co.jp/tanto575/
2015.07.31
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黙々と歩幅変へずに夏盛りもくもくと ほはばかえずに なつさかり*明日7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。 → http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.30
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懇ろに頭を垂れて蝉の殻ねんごろに こうべをたれて せみのから*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。 → http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.29
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暑き日は簡明なるを旨とせむあつきひは かんめいなるを むねとせん*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。 → http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.28
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カリオンも調子はずれや炎天下かりおんも ちょうしはずれや えんてんか*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。 → http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.27
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太陽が色を弾きてトマト熟るたいようが いろをはじきて とまとうる*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。→ http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.26
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初蝉や独擅場の大欅はつせみや どくせんじょうの おおけやき*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」と併用投稿とします。 http:/shashin-haiku.info/blog/211**********リンクの貼り付けがうまくいかないぞ…♪************
2015.07.25
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涼風や下の句浮かぶ陽の翳りりょうふうや しものくうかぶ ひのかげり*来たる7月31日までは旧ブログ「たんとの四季折々写真俳句<第2版>」↓と併用投稿とします。http:/shashin-haiku.info/blog/211
2015.07.24
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