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午前中、湯布院でまったりしたあと、やっと霧が晴れて通行可となった高速道路で一路、別府へ。で、別府ICに近づいたとたん、オットが「ん?硫黄のにおいがする」・・・。高速から別府の街が見えるのですが、街のあちらこちらから湯気が上がってて、なんだこりゃ~~?な迫力でした。どこもかしこも、温泉が湧いているのね・・・って感じで。さて、別府では地獄めぐりをしよう!という計画になっていました。地獄めぐりというのは、こんなのです。http://www.beppu-jigoku.com/温泉のテーマパークみたいなところです。温泉の性質によって8ヶ所に分かれていて、1ヶ所の入場料が400円、8ヶ所全部の共通券を買うと2000円(大人)で回れます。温泉が湧き上がって熱水の池ができているのですが、それが赤かったり(「血の池地獄」(^^;))青かったり白かったり。硫黄臭い蒸気が勢いよく吹き出ていたり、間欠泉が吹き上がったり。そんな様子を「地獄」に見立ててテーマパークに仕立てた感じです。でも、別府で高速を降りてわりとすぐの所に、この8ヶ所の地獄のテーマパークとはまた別の「坊主地獄」という場所がありました。8地獄とは違って、こちらは別経営。れっきとした県の天然記念物だそうな。でも、お客さんが全然入ってなくて、入り口もなんとな~~くアヤシい雰囲気の木造の建物。チケット売り場なんか、お金の受け渡しの所にだけ穴が開いていて、売り場の店員さんが見えない、ちょっと不気味な印象。入る前は、なんだろう?若干怪しいパチもん施設?と思いつつ、とりあえず入ってみよう、と、入場料、大人400円、小学生以下200円を払って入ってみたら。これが、ものすごい迫力でした。泥を盛り上げて作った竈のような外縁の中に粘度の高い熱泥水が入っていて、その真ん中に、直径30cmくらいの泡が盛り上がっては消え、盛り上がっては消えしているのです・・・。本当に、海坊主かなんかの頭?ってかんじで。そんな竈状の外縁が園内にいくつか点在していて、あちこちで坊主頭がボコボコしてて、げー、すごいーーー、と感動しているうちに、硫黄のにおい満点のものすごい蒸気が通路をふさぐように噴き出している箇所が。その蒸気の中を通らないと先に進めないんですが、とにかく蒸気が大量で、しかも硫黄臭いので、その中に突っ込んでいくのに恐怖を感じたほど。そこを通り抜けると、巨大な大穴がいくつか開いていたんですが、そこの一つに「ここは平成○年に起きた爆発でできた穴です」みたいなことが書いてある立て看板が・・・(汗)爆発・・・すんの。突然、爆発すんの?今爆発するかも・・・しれないの?みたいな恐怖が(><)実はここには500年ほど前まで延内寺というお寺があったそうなのですが、1498年の日向灘地震をきっかけに大爆発が起き、住職と寺院もろとも吹き飛んでしまったという逸話が残る場所なのだそう。その爆発の時にできたという大穴もそのまま残されているのですが、それを見て、その爆発のすさまじさを実感しました。その後も、何度か大爆発が起きているそうで、ここ、本当に歩いてて大丈夫なん??突然爆発せん??と不安になりました(^^;;;)見学客はわが家だけだったし、園内全体があまり手を入れていないアヤシい雰囲気だったのもあって、そんな意味でも、おそろしげ~な地獄でした。この後、8地獄めぐりをしたのですが、こちらはこちらで、きれいに整備されていてとてもよかったのですが、きれいに作り込まれすぎていて、テーマパークとしてはよくできているのですが、せっかくの自然の神秘が薄れてしまっている感じに。6箇所目くらいにさしかかったところから、ムスメ、見飽きたらしく「もう、あまり感動はないかも・・・」血の池地獄で「血の池プリン」(^^;;;)を食べて少々元気復活。最後の龍巻地獄では、30分に1回程度しか吹き上がらない間欠泉を入場と同時にすぐに見ることができて、ムスメ、意外に、「すごっ!」とものすごく感動していました。 地球内部の活動の不思議を実際に目の当たりにすることができて、ムスメにとっても私にとっても、結構、感動の体験になりました(^^)でも、どこが一番、感動したかっていうと・・・やっぱり、一番最初に見た坊主地獄でしたね。あまり手を入れていない自然のままの姿の方が、自然の恐ろしさや躍動感を感じられました。もし、別府に行くことがあったら是非、坊主地獄も見てみて下さい。この後、帰路につき、家に到着したのは夜の9時半頃。1泊2日なのに、地獄にまで行ってしまって、めちゃめちゃ長く感じた旅でした(^^;;;)
May 1, 2012
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というわけで、離れが点在するコテージ型の温泉宿で1泊して温泉を満喫。2日目の午前中に湯布院を回り、午後から別府へ、ということになりました。湯布院って、山梨県の清里みたいなところなんですね~。少し高台から湯布院の盆地全体を見下ろすと、アルプスの谷間にある村のような雰囲気。豊かな自然の中に、小さな美術館がたくさんあったり、小ぎれいなおみやげやさんが軒を連ねる通りがあちこちにあったり。街の大きさは歩いて回るのにちょうど良い感じ。初夏の緑が美しかったからかもしれませんが、緑が豊かな美しい街でした。ムスメと私、ガラス細工と木工クラフトのお店に立ち寄ったのですが、どちらとも「かわいい~~~」と動けなくなりました(^^;)結局、私は木に象嵌細工を施した箸置きを買っちゃいました。ムスメは、なぜか、熊本のゆるキャラ『くまもん』のペンケースを(^^;;;)で、お昼を食べてから別府へ移動。午前中まで高速道路は霧で通行止めだったのですが、私たちが移動する頃には通行可になっていました。途中、まだ霧がかかってはいましたが。
May 1, 2012
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あれは1週間くらい前のことだったか・・・?私が寝ぼけている間に、ムスメとオットがGW中に旅行に行くという話を勝手に進めていて、目が覚めたら湯布院の温泉宿1泊が予約されていました。あれ?私、いつ行くって言ったっけ?で、湯布院って何があるの?ってオットに聞いてみたんですが、「よくわかんないけど、お散歩がいいらしいよ」えー、お散歩だけ?大人にはいいかもしれないけど、ムスメはつまんないかも…じゃ、別府が近いことだし地獄めぐりしようよ、と提案して、別府から入って、1日目は湯布院に直行して散策、2日目は別府に移動して地獄めぐり、というプランに決定。というわけで、この日、わが家にしては朝早く家を出て、お昼過ぎには別府に到着したのですが。雨でしたまぁまぁまぁ、と気を取り直し、別府でおいしくて安い天丼やさんで昼食を食べた後、いざ、高速道路で湯布院へ、と出発したら。霧のため別府-湯布院間は通行止め(ー"ー)湯布院、朝霧で有名なところのようですが、まさか、その霧に行く手を阻まれるとは。というわけで、急遽、一般道から湯布院へ、ということにしたのですが、うちの車、カーナビがついていないので、オット、道に迷ってしまい、湯布院とは逆方向に国道を走ってしまって、しばらく走ってから気づいたところでUターン。振り出しに戻るまで、小1時間かかったと思います。それから、今度こそ、いざ湯布院へ!!と出発したものの、ちょっと山道を登ったところですぐ前を走る車が見えないほどの濃霧に突入。とてもスリリングなドライブでした。それでも、山越えの道に入る頃には少し霧も晴れて、山道をくねくねと走っていったら、湯布院に入る直前で大渋滞。結局、別府で振り出しに戻ってから湯布院に到着するまでに1時間半くらいかかったような・・・。さらに、湯布院の町に入ってからも、「旅館の場所がわからない・・・」って、オット、再び迷子に。由布院駅まで行って、観光案内所で地図をもらって、場所を確認して。宿に到着したのは夕方5時半頃でした。ああ・・・湯布院、遠し。
April 30, 2012
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ムスメは京都で生まれ、生後6カ月まで京都で育ったのですが、生まれてすぐ、全身に湿疹が出ました。最初は乳児性湿疹だと思っていたので、毎日お風呂に入れて、低刺激の石けんできれいに洗ってあげていたのですが、よくなるどころか悪化するばかり。病院で診てもらっても、乳児性湿疹だからよく洗ってあげて、といわれ、そうなんだ~・・・と思いつつ、日々、せっせと洗ってあげていたのですが。頭の先から足の先まで全身まっ赤っかになってしまいました。本人もかゆかったのでしょう、動くはずのない新生児が、かゆさで身もだえしているうちにベビーベッドの中でいつの間にか寝ている向きが変わってしまうほど。そのうち、傷口から滲出液が出始めて、肌着が真っ黄色になりました。病院でステロイドの入ったグリセリンをもらって、これまたせっせと塗ったのですが、いっこうによくならず。そうこうしているうちに、オットが転勤となり、今住んでいる街に引っ越してきたわけですが。地元の温泉にどぶんとつけたら、つるりときれいに・・・なーんていうことはなかったですが(^^;)、こちらに引っ越してきてからすぐにひどい赤みがとれて、徐々にきれいな肌になっていきました。結局、その後、ムスメは超乾燥肌であるということが判明し、お風呂はお湯に浸かるだけで油分が落ちてしまうので、石けんで体を洗うのは多くても週1回程度、お風呂自体も2日に1回で十分、と皮膚科で言われました。再び、少量のステロイドが入ったグリセリンを処方され、湿疹はほとんどなくなりました。今でも、真冬には肌が乾燥してかゆがりますが、さすがに小さいときほどの肌荒れはなくなり、春先のこの季節になると油分も十分に出てかゆくなることはなくなったのですが・・・。京都の旅の2日目、「お母さん、背中かゆい!!掻いて~~!!!」と暴れだし(^^;;;)旅館に帰ってからも、足を爪を立ててガンガン掻いちゃったもんだから、肌が逆立って真っ白に・・・。そこで思い出しました。1日目の夜、旅館のお風呂に入ったことを。そして、ハタとヘンなことが思い浮かびました。ひょっとして、ムスメ、京都の水が合わない!?「さるえちゃんが京都の大学に入ったら、お母さん、京都に遊びに来れるんだけどな~~~」なんて話をしていたのですが、うっかりこんな思いつきをムスメに話してしまったので、「水が合わないから、なんかムリそう」と却下されました。しまった(><)いや、決して、京都の水が”悪い”と言っているわけではありません。水が合わない、とは、ひょっとしてこういうこと?・・・と実感したお話でした。
April 3, 2012
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なぜ嵐山なのか?実は、JR嵯峨駅の隣、トロッコ嵯峨・嵐山駅に、鉄道模型のジオラマ博物館があるのです。ジオラマ京都JAPANムスメ、鉄道の方には興味はないのですが(鉄子ではない。列車酔いしたし(^^;))、ミニチュアを使ったジオラマには興味津々。いつか自分でつくってみたいと常日頃から考えているようで。入場料、大人500円、小人300円も取るので、しょぼいジオラマだったらやだな~~~、と思って避けてたのですが、ムスメがどうしても行ってみたい、というので、じゃ、ついでだから、ザ・京都の観光地の代表格、嵐山の渡月橋も見ておこうか、と、金閣寺からバスと電車を乗り継いで、京福線嵐山駅へ。とりあえず、先に雨の渡月橋を一往復し(橋から見えた、山の端が霧に煙る様子がとてもきれいでした)、嵐山駅前のおみやげ屋さんをふらふらと見て歩き、(やっぱり、かわいい竹細工屋さんやまゆ細工屋さんにいちいち足を止め)ふと見ると、「京友禅の絵付け工房を見学できます」という看板が。手書友禅工房 久利匠ちょっと着物に興味を持ち始めたところだったので、見てみたいと思い、ふらっと立ち寄ってみました。ま、絵付け工房といいつつ、絵付け作業の現場を見られるというわけではなく、工房の中で半分くらい着物のセールス、みたいな感じで話は進んだのですが、それでも、100円の入場料を払っているので、買わなければ行けないという圧力もあまり感じず、きれいなお着物をたくさん見せて頂いて、絵柄のデザインから実際の絵付けまでの工程や絵柄の意味とか、染めから絵付けまでたくさんの人の手がかかっていることとか、お着物の善し悪しとか、お値段とか(^^;)、遠慮なくいっぱいお話を聞くことができて、いい勉強になりました。呉服屋さんを通すと100万円以上する着物が、工房に直接注文すると30~50万円程度、という話にはびっくり。織りから絵付け、仕立てまで、かかる月日と人数を考えたら、職人さんの取り分は微々たるものだそうです。そこを出て、これまたザ・京都な、観光地プライスのニシンそば(^^;)を食べてから、いよいよ本格化してきた土砂降りの中、トロッコ嵯峨・嵐山駅へ。ムスメ念願のジオラマ京都JAPANは、そこそこ広く、よくできていました。京都の名所の寺社を忠実にジオラマで再現していて(配置はバラバラ(^^;))写真に撮影すると本物を空撮したように。ムスメ、「雨で本物を回れなかった分、これで満足」ですと。さて、そんなこんなしていたら・・・一瞬雨が止んで、風が吹き始めたな~、と思ったら。雷が鳴り始めたかと思ったら建物の屋根がバラバラバラーーー!!と轟音を立てて、何事?!と思って外を見たら、雹が降ってました。びっくり(@@)雹はすぐに止んだのですが、続いてホースで水をまいているような豪雨が降り始め、風がびゅーびゅー吹き始め・・・JR嵯峨・嵐山駅から京都駅に戻ろうと思ってたのに、あまりの風雨のすごさにジオラマ館から駅に移動できない・・・。ちょっと普通降りになったところで嵯峨・嵐山駅に移動して、JRで京都駅へ。そこから新幹線で東京の実家に向かったんですけどね。京都駅の新幹線ホームにたどり着いた頃には、あの嵐はどこへやら、晴天になってました。なんだったんだあれは???その後、嵐を追いかけるように新幹線で東京へ。途中、架線トラブルがあったようで、徐行したり止まったりしながら40分遅れで午後8時頃、東京に着きました。そしたら・・・不思議な光景が広がっていました。まだ8時なのに、東京の地下鉄ががら空きなのです・・・。実家でTVニュースを見てわかったのですが、企業は早期帰宅を実施していたんですね。でも、私たちが東京の地上に出た午後9時頃には、強めの風は吹いていたものの、月も星もきれいに見えるほど空は晴れ渡っていました。なんとなく、嵐のさなかに突っ込むことなく、観光地を一巡して、無事、実家に到着。ムスメの嘔吐に始まり(^^;;;)、嵐に終わる、なんともスリル満点な京都旅行でした・・・。また行きたいな~。でもって、次こそは、桜の哲学の道を見たいな~・・・。
April 3, 2012
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実は、今回の京都旅行は、ムスメが「金閣と銀閣が見たい」と言いだしたことがきっかけで実現しました。なので、2日目は銀閣のある東側、3日目は金閣のある西側を回る、という予定でいたのですが。その3日目。この日は、各所に被害をもたらしたあの春の嵐の日でした。前日から天気予報でもニュースでも、爆弾低気圧がやってきて、破壊力は台風以上、と連呼していました。雨の京都って、あんまり行くところがないんですよね・・・。太秦の映画村とか錦市場とか、いろいろ考えてみたんですけど、なんとなく、ぴんと来なくて。京都の天気予報を見てみたら、爆弾低気圧の通過予測時刻はお昼頃。だったら、お昼までは何とか天気がもつのではないか?とふんで、とりあえず、金閣寺までは行ってみよう、そのあとどこへ行くかはそこで考えよう、ということに。朝、目を覚まして旅館の窓から外を見てみたら、まだ雨が降ってなかったので、ラッキー♪と、そそくさと旅館をチェックアウトして、外に出てみたら・・・ジャストタイミングで降り始めちゃいました(ー"ー)そして見る間にザーザー降りに。京都駅前の旅館だったので、地下道に駆け込んで、そこから地下鉄の駅に出て、地下鉄で北大路まで。そこからバスで金閣寺へ行きました。まだ朝が早かったからか、雨のせいか、バスの中はがら空きで、東南アジア系と思しき観光客5~6人と私たちだけでした。金閣寺に到着した頃には、雨はなかなかの降りっぷり。でも、観光客っているところにはいるんですね~・・・金閣寺、もっとがら空きだと思っていたら、結構、人がいました。しかも、外国の人たちばかり。外国からの観光客の場合、あんまり雨なんて気にしないんでしょうね。傘を差していない白人系の人たちも(>米国やオーストラリアなんかは傘を差す習慣がない人もいますから・・・)境内の鐘を1回200円でつけるというので、二人で1回分を支払って、ムスメと一緒に鐘を突きました。記念にいただいた絵はがきは雪化粧した金閣・・・。それから、参拝料を払って有料区域に入ってみたら・・・。雨が土砂降りでも、金閣は輝いていましたムスメの目の輝きも、銀閣の時よりも一段とキラキラで。「うわ~~~」と声を上げていました。日本人はわびさび・・・とか言いつつも、やっぱり、キラキラの方が迫力ありますねー。ムスメはいろんなところから何枚も写真を撮って満足げでした。そして、「何か記念におみやげがほしい!」と、数ある金閣グッズの中から悩みに悩んで、金閣の絵がついた竹の栞を買っていました。(金閣のプラスチック製置物とかキラキラの色紙とか買おうとするから阻止するのに一苦労(^^;;;))キラキラの威力。それから、お抹茶コーナーがあったので、そこでお菓子とお茶をいただきました。街中の休み処で飲んだお抹茶より格段上質のお茶で、お味も甘く、点て方も泡のきめが細かくてなめらか。さすが京都のお茶!と感じるおいしいお茶でした。これがお菓子もセットで500円。お抹茶を飲むなら、有名寺社のお抹茶コーナーが絶対にお得です。さて、雨足はさらに激しくなっていたのですが、もっと勢いを増したのが観光客の数。最後のおみやげコーナーに着いた頃には、押すな押すなの大混雑。ほとんどが外国の方々。敷地から出てみると、たくさんの観光バスから、中国語を話す方々の団体がぞろぞろと・・・。あとでわかったのですが、4月の初めは花見を当て込んでツアーがたくさん企画されているらしく、雨が降っても旅程通りに観光地を回らなければならないんですね。あんな土砂降りの日でも、観光地はどこへ行っても満員御礼状態でした。さて、次はどこへ行く?と、雨の中でムスメと話し合った結果、まだ雨だけで風が吹き始めていなかったので、嵐山に行っちゃおうか?ということに。実は、ムスメが意外なところへ行きたいと言い出したのがきっかけでした。
April 3, 2012
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2日目は、京都の東側を回りました。コースは、平安神宮→南禅寺→哲学の道→銀閣寺ここで桜を見飽きるほど見る・・・予定だったんですけどね。行けども行けども、桜の枝ばかり。つぼみは、固~~~く固く閉じたまま、開く気すらなさそうな勢い。行くところ、行くところ、地元の方い「来週くらいがみごろやろね~」と言われ、がっかりでした。実は、12年前まで、7年間京都に住んでいたのですが、7年も住んでいたのに、哲学の道の桜を一度も見たことがなかったのです。だから、今度こそはっ!とすごく楽しみにしてたんですけどね~・・・残念でした(^^;)でも、京都の東側は、昔、幼い息子を連れて、家族3人でよく散歩に行ったり、出産のために産科に通ったりした、私にとっては、とてもとても思い入れの深い懐かしい場所。晴天で気温も上がったこの日は、お散歩日和でした。平安神宮はムスコ、ムスメともお宮参りに行った神社でした。なので、12歳になったムスメと一緒にお参りできたのは、感慨もひとしおで、ちょっと目がうるんでしまいました。南禅寺は、ムスコをベビーカーに乗せて紅葉をよく見に行った場所(大きくなっても歩かないヤツだったからな・・・)。哲学の道の途中にある喜さ起という湯どうふやさんには、季節の案内をいただいて、冬のあんこう鍋の季節や夏の蛍の季節、これまた幼かった息子を連れて家族3人でよく食べに行っていました。桜の枝ばかりで殺風景な哲学の道に、へとへとに疲れて「もう歩けん~・・・」とバテていたムスメをつれて、ちょっと高価でしたが湯どうふを食べに。十数年前も十分に古いお店(失礼!)でしたが、昔と全く変わっていませんでした。哲学の道沿いにはカラフルなストールをたくさん置いてある露店が出ていて、思わず足を止めてしまいました。そのお店の明るい雰囲気のお姉さんのトークに引き込まれ、絹と綿をよりあわせた太めの糸をざっくりと織った、いい色合いのストールを自分用と母へのおみやげ用に2本お買いあげ。とはいえ、ムスメにとっては哲学の道全行程を徒歩で制覇するのは、ちょっとしんどかったようで・・・。本来の目的地である銀閣寺に着いた頃には、へろへろになっていました。でも、写真で見たことがあるものの本物は、やっぱり感動ものだったようで、「ここは教科書で見たことある角度」とかいって、いっぱい写真を撮ってました。朝から出発して、銀閣寺を出たのが3時頃。ちょっと時間があるね、御所に行く?それとも、昨日見逃した八坂神社に行く?と聞いたら、八坂神社&祇園が見たい、というので、そちらのコース。バスで百万遍まで出てから、バスを乗り換えて、祇園の方へ。途中、バスから京大正門前や、ムスメが生まれた京大病院を眺め、私は「ああ、大きなおなかでここ歩いたよな~・・・」などと懐かしさにひたりつつ、祇園近くでバスを降りて、八坂神社にお参りし、辻利でお茶しようと思ったら・・・長蛇の列。あきらめて別のお店に入ろうと思ったものの、どこも観光地プライス。お茶セット1人前1000円(@@)のお店には入れませんでした。一休みするお店を探してうろうろしているうちに、舞妓さんが!!置屋さんから出てくるなり観光客に取り囲まれてしまい、小走りで去っていってしまったので後ろ姿しか見られなかったのですが、本物の舞妓さん、きれいでした(^^)やっと見つけたそこそこのお値段の休みどころで一休みして、旅館に戻ったんですけど・・・歩き疲れて、夕食前に30分ほど寝てしまいました。なんかもう、良くも悪くもいろんな意味で、ザ・京都!といった感じの一日でしたが、懐かしい場所を巡り歩くことができたという意味では、満足な一日でした。
April 2, 2012
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以前からずっと、ムスメに「京都に行ってみたい」と言われていて、中学受験で1年間どこにも行けなかったし、合格祝いにここは一つ、と二人で、2泊3日で京都旅行をすることにしました。実は、12年前、京都からこちらに引っ越してから1度も京都に行っていませんでした。京都って、小さい子を連れて歩くのは向いてない街ですからねぇ・・・なので、ムスメも文句を言わず歩くようになったことだし、学校や授業で日本史を習って興味を持ち始めたことだしちょうどいいかな、と。生後6カ月で京都から引っ越してしまったムスメ。初の里帰り(?)です。というわけで、JRで特急と新幹線を乗り継いで行ったんですけど・・・。ムスメにとって初の特急の旅。列車酔いして嘔吐してしまいました・・・(ー"ー)幸い、着替えは一式持っていたので、新しい服に着替えさせて汚れた服はビニール袋に突っ込んで持って歩いたんですが。京都駅に到着して一番先にしなければならなかったのは、コインランドリー探し&洗濯という、思い出深い旅のスタートとなりました。これがまた、宿泊した旅館からコインランドリーまでがまた遠くて。コインランドリーと昼食を食べるために戻った京都駅との往復でヘロヘロに疲れ切ったあとで観光に出発。最初の観光地、三十三間堂に到着したころには腰痛が・・・。でも、ムスメにとっては初めての”本物”体験。社会の教科書や塾のテキストで”知っている”だけのものの本物には迫力があったようです。本物の風神雷神像に感激し、1002体の仏像に圧倒され、もう、これだけで、「来てよかった!」と満足していました。その次は清水寺。残念だったのは、修復工事中だったので、建物に覆いがかかっていたことでした。でも、本物の”舞台”を見ることができて、これまた感激だったようです。でも、一番、感激だったのは、参道に並ぶ、おみやげ屋さんだったかもしれません。十数年前と比べたら、若い人向きのかわいいグッズを置いたおしゃれなおみやげやさんが増えていて、どのお店もかわいくて、一つ一つ足を止めていたら、あっという間に日が傾いて、寒くなってきました・・・。その先、八坂神社と円山公園まで行く予定だったのですが、もういいか~・・・と、旅館に戻りました。それにしても、返す返すも残念だったのは・・・桜が、つぼみすらふくらんでいない状態だったこと(T_T)ところどころ、梅や桃や緋寒桜(?)と思しき花は咲いていたのですが、ソメイヨシノは、咲く気ないんかい!?と思うほどつぼみが固く固く閉じていて。そして、寒い。もう4月だっていうのに。
April 1, 2012
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