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以前、放送大学についてちょっと書いたりしてみました。放送大学で学ぶ~リスキリングhttps://plaza.rakuten.co.jp/tanuchan/diary/202211020000/まだ細々と翻訳業を営んでいるのですが、依頼される仕事の幅がどんどん広がり、独学ではなかなかしっかりとした知識の土台を築けないと悩んでいたときに、知り合いから「放送大学いいよ」と勧めてもらって現在に至っています。医学、薬学、生物学を中心に体系的に学べたことで、仕事の上でもかなり役に立っています。さらに科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」https://www.ouj.ac.jp/reasons-to-choose-us/expert/で、自分の興味の範囲よりも若干広い視点からいろいろ学んだことも、とても面白かったです。2022年度までに「食と健康アドバイザー」と「健康福祉運動指導者」の認証を取得しました。そして2023年度。いろいろあって忙しくなってしまい、少し休憩期間を設けようと3科目、英語関連科目を2つと統計学を取ってみました。英語関連科目はオンライン科目「看護・医療の英語」と「小学校外国語教育教授基礎論」です。「看護・医療の英語」は、病院の外来や入院で必要な英語表現をスキット(寸劇)で学ぶ方式。講師の二人のトークが、授業回が進むにつれてどんどん軽妙でユーモラスになっていき、なかなか和める授業でした。それに対して「小学校外国語教育教授基礎論」は、小学校教育に外国語が導入された経緯が理路整然と展開され、なかなか固い内容でした。でも、実際に小学校で行われたモデル授業の様子がふんだんに取り込まれていて、子どもたちが生き生きと積極的に英語の授業に取り組んでいる姿はなかなか見応えがありました。今、母の手伝いで子どもたちの英語のお手伝いをちょっとだけしていますが、小学生って本当に耳が柔軟で、聞いたとおりに発音できるのです。中学生から始めた子たちと比べると、発音が格段に優れています。この科目を通して、小学生の語学能力の発達段階の理論を学べたことは、とても良い経験でした。・・・ただ。これを全国の小学校で一律に実施するのは絶対に無理、と感じました。ただでさえブラックな職場と言われているのに、英語に慣れ親しんでこなかった小学校教員がいきなりモデル授業の様なハイレベルな授業をできるわけがないというのが偽らざる感想です。このレベルの教育をしたいのであれば、もっと教育現場に資金を注ぎ込んで多くの人材を確保しないと、学校教育が破綻するのも無理からぬことだと、この科目を通して実感しました。この2科目は〇Aで単位取得できました。さてさて、3科目目が「統計学」なのですが・・・私、理系を名乗るのがお恥ずかしいのですが、統計学は本当に苦手だということが今期を通じてよく分かりました。高校時代から確率統計は大嫌いだったのですが、今もぜんぜん変わらない。いやもう、教科書に取り組むことすらおっくうで・・・結局、今期も落としました。そう、今期も。その前の学期にも一回取ったのですが、それも落としたのです。データサイエンスの分野はダメだという悟りを開きました。そして10月からの2023年度後期。神様からの啓示がありました。全国通訳案内士に挑戦してみたら・・・?なんでそうなるのか、自分でもよく分からないんですが。というわけで、エキスパートに「日本文化を伝える国際ボランティア・ガイド(基礎力)養成プラン」というのがあって、 本プランの認証取得後、次のステップとして 「全国通訳案内士」 を目指すことについて、全国通訳案内士の団体より推薦をいただいております。だそうなので、手始めにこの認証の取得を目指そうかと思っています。あと、統計学。嫌いだ嫌いだといいながら、こっちを振り向いてほしい恋心とでもいいましょうか・・・死ぬまでに統計検定2級に、せめて挑戦したい・・・ああ、遠いけど。前期同様、後期も母の健康状態に振り回されそうな予感がするので、やりたいことは極力控える予定なのですが、とりあえず、英語自体の勉強と英語を生かせそうな分野につながる勉強をコツコツ続けていこうかと思っています。
August 29, 2023
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岸田首相の「総合経済対策」の中にも盛り込まれてよく耳にするようになった言葉「リスキリング(学び直し)」。何で突然こんなわけのわからないカタカナ言葉が突然に!?と思う人も多いと思いますが(っていうか全く関心がない人の方が多いかも)、これはベストセラーになったリンダ・グラットン著『ライフシフトー100年時代の人生戦略』に由来しているようです。LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略 [ リンダ・グラットン ](描かれている人生モデルがあまりにも理想的すぎて、そんなにうまくいくわけないだろっ!とツッコミまくりながら読みました・・。これをモデルとして日本政府が政策を作っているのかと思うと、なんかこう暗澹たるものを感じなくもありません・・・)本の内容はともかく。人間の寿命はとんでもなく長くなったし、退職後の人生も長くなったから、退職金と年金とわずかな貯金だけで余生をゆっくり過ごせる時代ではなくなった、昔の人と比べて人間自体も若返っているし、さぁ年を取っても働こう!でもそのためには年を取っても技術革新について行かないと仕事なんてできないから、現役中から節目節目で学び直しをしましょう!というこの本の主旨に従って、政府も”リスキリング”に本腰を入れるようです。・・・という理由で放送大学で勉強を始めたわけではないのですが、私も”リスキリング”なるものの真っただ中にいることに気がつきました。放送大学に在籍し始めて、早5年となりました。卒業する気は全くなくて、当初は仕事に必要な知識の充実(と学割)を目的として入学しました。その後紆余曲折ありながら、勉強したことを証明する何かがほしいなぁと思って、科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」というものを利用しているところです。科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」https://www.ouj.ac.jp/reasons-to-choose-us/expert/認証を取ったからどうだというものではなく、あくまでも自己満足のためのものです。ただ、自分が全然関心がなかった分野の科目も受ける必要がありいろいろ手を広げているうちに、面白いことに気づきました。放送大学で採用されている科目は、現代の日本が抱えている問題や解決するためのスキルを得るための道しるべ的な内容を扱っているのだ、ということ。私が意図せずして受講して大変興味深かった科目が、日本の農畜産業の産業構造と超高齢社会が生み出す問題を扱ったもの。これ、必修教育で教えないとダメじゃん!と思うような話ばかりでした。最近知ったのが、心理学の資格(臨床心理士、認定心理士、公認心理師)を取るために学んでいる方々がたくさんいるということ。心理学関連の科目はとても充実していて、私も入門編くらいの科目をいくつか受けたのですが、心理学って今やどこに行っても必要な知識なのだなと実感しました。それから、これから取ってみようかなと思うのが、データサイエンス系の科目。統計学から始まって、これまた、国民の必修科目じゃん!と思わずにはいられません。私たちの生活がAIやらビッグデータやらで知らないうちにどのように操作されているかを知っておくことは、これからの社会のリテラシーとして必須な気がします。さらに侮っていたのが外国語科目の英語。大人気ですし、英語を生業としている私が見ても中身がかなり充実しています。まだそこまで手を広げられないのですが、いずれは受けてみたいと思っています。本当は美術史とか音楽史とかも受けたいし、ほかにもいろいろ面白そうな科目がたくさんあって、いくら時間が合っても足りないです。放送大学は、他の大学に入学するよりもお安くマイペースで学べますし、がんばれば学士、修士も取れます。でも、その他に、視野を広げて自分の興味が意外なところにあるということを発見できるというのも、放送大学ならではの特典だと思います。他の大学では興味の的を絞って入学するので、なかなか視野を広げられませんから。最近、SNSに広い「放送大学ワールド」があり、コースに関係なく放大生がゆるくつながって励まし合いながら学んでいることを知りました。これも他の大学にはないメリットかも。放送大学の回し者のような記事になってしまいましたが、リスキリングの入り口としての放送大学、働きながら学べるのでお勧めです(ただし、講義の内容が結構ハイレベルだったりするので、軽く見てると面食らいます・・・(^^;))放送大学 https://www.ouj.ac.jp/
November 2, 2022
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以前書いた放送大学でございますが。放送大学で学ぶ July 10,2020成績が出てました。今期受講の生物学関連2科目、どちらも○Aで合格していました!・・・まぁ、新型コロナのせいで在宅試験となり、1週間、何を見て解いても良い、という試験形式だったので、受ければ受かる状態ではありましたが。よくできました、と、自分で自分を褒めたい・・・(だって、自分しか褒めてくれない)諸事情あって、後期は3科目+面接授業1科目を申し込みました。一学期間にそんなにたくさんの科目を受講したことがないので、どうなることか冷や冷やものですが、どうにかなるでしょう・・・というか、なるようにしかならない(汗)ここのところ、翻訳でいただくお仕事が多岐にわたり、多岐にわたりすぎて何を勉強していいかわからないというか、何を勉強しても役に立つというか。頑張ります。
August 30, 2020
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ひょんなことから、「大学で化学勉強してたんだったらバイオもわかるよね~」という無茶ぶりから、産業翻訳者として働くことになったのですが。物理化学を専攻していた私にとって、バイオとか、全然無縁の世界でした。でも、20年ほど前に、そんな無茶ぶりでバイオ特許の仕事を振られて、泣きながら突貫工事で分子生物学やら遺伝子学やら免疫学やら、必要に応じて必死に勉強して仕事をこなしていたのですが。ちゃんと系統立てて勉強したことがないので、膨大な知識の断片が蓄積されるばかりで、そのつながりの基本的なところがよくわかっておらず・・・。パートで働いていた頃は時間の余裕がなくて、なぁなぁで仕事をこなしていただけだったのですが、ここは一つ、ちゃんと系統立てて生命科学を勉強してみよう、と思い立って、放送大学の学生になりました。今年度からは、全科履修生、として。放送大学で学ぶ6つの魅力https://www.ouj.ac.jp/hp/gaiyo/point_gakubu.html 全科履修生は、入学料24000円で10年間大学に在籍することができます。1教科、11000円(半年間)。放送大学の学生になると、学割が使える場合が結構あって、お得です。国立美術館キャンパスメンバーズ制度https://www.ouj.ac.jp/hp/gaiyo/members.htmlMicrosoft Officeの学割についてhttps://www.ouj.ac.jp/hp/gaiyo/office_gakuwari.html(Adobeも学割があるそうです。)他にも、大学生料金が設定されているところは、聞いてみると使えたりします。(ちなみに、うちの地元の県立美術館は、全科履修生なら大学生料金を適用してくれるようです)好きな分野だけ勉強したい、という人のために、頑張る目安として設けられているのが科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」https://www.ouj.ac.jp/hp/gakubu/expert/条件をクリアすると認定証がもらえるそうです。「放送大学って、あのテレビでやってる授業を聞くだけでしょ~」と甘く見ていたのですが、とんでもない。講師の先生方はその分野の超エキスパート。授業内容もよく練られていて、結構難易度が高くてハードです。私も、若干背景知識がある授業を取っているからなんとかついて行っていますが、”初めまして”な分野だったら、ついて行くのがかなり大変。テストも、テキスト・参考書などは一切見てはいけない形式の教科もあって、まさかの、試験前に必死で暗記、ということをこの年になってしました。で、今私が受講しているのは生物学関連の2教科。実はこれまでにも選科履修生とか科目履修生とかで数年間学んできました。医学関連の4教科の単位を取得しています。でも、学割が適用されなかったり、手続き忘れて申し込みが間に合わなかったり、いろいろあったので、えいやっと全科履修生になりました。とりあえずこれで、10年間、学割が使える。。。で、ですよ。来週から期末試験期間が始まります。新型コロナの影響で、在宅受験となりました。何を見て解いてもかまわないのですが、逆に勉強への熱が入らなくなって・・・。試験って大事ですね。今、あわてて、講義ノートを作成しているところです。これまで漠然と頭の中に入れていた知識の断片が、つながって、系統立てて整理されて頭の中に入っていくのは、なかなか快感です。勉強ってこんなに楽しかったんだな、と、自分の学生時代の不勉強を後悔する日々・・・。でも、学び直しはいつスタートしても遅くないと思います。
July 10, 2020
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